7月の参議院議員選挙の際、ネット上でまとめられていた現代の論点その④です。ボク自身の勉強のため、UPしておきます。出典は「MSN産経ニュース」です。

http://sankei.jp.msn.com/opinion/news/130620/plt13062016220004-n1.htm

「原発・エネルギー政策」

概要

 昨年12月の衆院選に続いて争点になるのが、原発の是非を含むエネルギー政策だ。その重要なポイントとして経済・社会システムの安定と、全原発の即時停止のどちらを優先するかという課題がある。

 自民党は、原発全停止による急激な電気料金の上昇は町工場から大企業まで影響が及び、雇用悪化や電力関連の連鎖倒産を招くなどとして、原子力規制委員会の安全確認を前提に安全が確保された原発は再稼働を進める方針だ。今後の電源構成は慎重に検討し原発を低減していく考えだ。

 民主党も安全を確認した上で原発を再稼働させる方針。具体的な電源構成計画はないが2030年代に原発稼働をゼロにさせるとしている。社民党や生活の党は原発の再稼働や新増設は一切、容認しない考えだ。

 また、各党とも再生可能エネルギーや新エネの導入促進を進める方針は一致している。このため、原発のリスク管理を強化しながら経済・社会システムの安定を確保する選択肢か、経済不安のリスクを取ることで原発リスクを排除するかを選ぶことになる。