しもだ玲

参議院議員選挙がスタートしました。今回の選挙で話題になっているのは「ネット選挙解禁」であって、本来的な政策の争点があまり見えてきません。

昨年の衆議院議員選挙の場合、自民党が政権回復できるかどうかという大きな話題があり、そこには具体的な政策(民主党政権の政策に対する批判や修正など)がある程度は明示されました。

今回の候補者のなかに元衆議院議員という肩書きを多く見受けますが、こういう方たちは、参議院議員の任期6年というなかで、衆議院と違って何ができるのかをよくご存知のはずです。そういったアピールをするべきだと思うのですが、今日活動の合間にネットであちこち見てみましたが発見できませんでした。

ネット選挙解禁とは、ネット活用が候補者の理念、特に比例代表の候補者の主張がいままで見えづらかったことを改善するツールでもあるということだと思います。

今回一気にそういう形になるのはむずかしいでしょうが、ネットを活用して、争点の明示とそれに対する各候補者の主張がより閲覧しやすくなる仕組みをつくって行く必要があると感じました。