で、昨日(3月10日)の資料には、TPP交渉協定は24の作業部会が設けられているとあります。これをわが国では「我が国関係省庁がTPP協定交渉国との協議等を通じて収集した情報をもとに、協力・調整して作成したもの」として、以下の21の分野にまとめているとのことです。

1.物品市場アクセス
2.原産地規則
3.貿易円滑化
4.SPS(衛生植物検疫)
5.TBT(貿易の技術的障害)
6.貿易救済(セーフガード等)
7.政府調達
8.知的財産
9.競争政策
10.越境サービス貿易
11.商用関係者の移動
12.金融サービス
13.電気通信サービス
14.電子商取引
15.投資
16.環境
17.労働
18.制度的事項
19.紛争解決
20.協力
21.分野横断的事項

これだけ広い分野だと、当然メリットのある分野とデメリットのある分野がでてきます。これが昨年の民主党の迷走の原因のひとつとなったわけですね。