日曜日!区議会も一休みの一日で朝からひさびさにまったりできてます(議会は今月15日まで続きますが)。

さて、昨日の猪瀬直樹東京都知事の記者会見ですが、オリンピック招致についての話が大半でしたが、練馬区にも関係する内容がありましたので、以下抜粋して転載いたします(注・見出しはボクがつけました)。


都営地下鉄・東京メトロの合同訓練
 
 「次に、都営地下鉄・東京メトロの合同訓練について。4月から民間事業者に備蓄の確保や駅での利用者保護を求める『東京都帰宅困難者条例』が施行される。それに先駆けて、東日本大震災からちょうど2年になる3月11日に、都営地下鉄と東京メトロが初めて合同訓練を実施することになったのでお知らせする」

 「今回の訓練は、首都直下型地震が発生した際、大勢の帰宅困難者を駅構内で一時的に保護することになる、都営とメトロの職員同士が協力して取り組むものである。当日は駅係員の災害時対応のスキルアップを図るため、東京地方で震度6強の地震が発生し、都営とメトロが全線で運転を見合わせるという想定で、日比谷線・三田線・千代田線の日比谷駅と有楽町線の有楽町駅において避難誘導および備蓄品配布の訓練を行う」
 
「現在、乗換駅の追加指定など都営とメトロのサービス一体化を進めているが、こうした訓練を両事業者が引き続き実施することで、帰宅困難者対策や乗客の安全確保についても連携を進めていく。これも一元化の流れの1つの大きな経過というか、一元化を加速する流れだと受け止めていただきたい」


待機児童問題~杉並区の事例

 --先ほど杉並区長が待機児童の解消問題について話し合いに来たが、話し合った内容を

 「4月から東京都の予算でスマート保育所(スマ保)を一気に増やすということで、そこに開所費用1500万円を出して、さらに毎月のソフト面での補助もするということなので、そのスマ保第1号を杉並区がやったらどうかと。(区長は)わかりましたと。ということが1つ。まずは待機児童解消のために急げということ」

 「それと、杉並区役所がもうちょっと情報を保護者たちに分かるようにする工夫が足りなかったのではないかと。たとえば世田谷区では、認可、認証、区独自の保育所も含めて、空室情報を毎週更新している。杉並区は12月に更新したまま。まずは、情報の偏在もあるので、常に空室情報を見せながら、どこで何がどう足りないか、と」

 「認可だけでやることは、東京の場合は不可能。認可に対して認証、スマ保、保育ママ、あるいは独自のやり方。こういうものを組み合わせていくことによって待機児童を減らしていくということ。情報の更新を常にやって、保護者がいつでも、ここだったら空いているなとか、ここだったら可能性があるなと、分かるようにすることが大事。認可がどれくらいあり、どのくらいの定員か、じゃあ応募してください、みたいなことをやっていると、保護者が不安になるだけで、他にもありますよねという、きめ細かな情報発信が弱かったと僕は思う」

引用ここまで

上記の記者会見のなかで、猪瀬さんが「現在、乗換駅の追加指定など都営とメトロのサービス一体化を進めている…」と発言されたことに、経営の一体化への意欲が垣間見えます。ぜひ推進してほしいと思います。

待機児童問題は杉並区に隣接する練馬区にとっても課題のひとつです。これは区議会にて。