今日9月16日は、井上円了が1887年 東京市本郷区竜岡町の麟祥院(なんと春日局の菩提寺)に哲学館創設した日です。この哲学館がのちに東洋大学となりました。


Wikipediaによれは、

1887年に井上円了により私立哲学館が創設され、その後専門学校令による私立哲学館大学、旧制大学であった東洋大学を経て1949年に新制大学へ移行した。

1887年の設立当時、哲学に関する学校は、キリスト教か仏教の各宗派によって設立されたものが多く、帝国大学を除くと日本で唯一となる非宗教系の学校として学生が集まった。

第二次世界大戦後は哲学の思想を母体にした大学として拡張を続け、現在は5キャンパスに10学部11研究科を設置している。

とありますが、特に下記の部分にご注目!!


哲学に関する私塾を母体に哲学専門の旧制専門学校を設立し、その後に哲学を中心とする旧制大学へと発展してきたことから哲学に関する学科が多く設置されており、特にインド哲学科と中国哲学文学科は日本の大学では唯一の学科である。

さらにサステイナビリティ学連携研究機構において共生哲学分野の研究を担うなど、哲学研究においては日本有数の実績を持っている。

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昨年暮に在学中お世話になった菅沼晃先生(元学長)にお目にかかりましたが、「哲学を学んだことを活かすように」と激励していただきました。ボクは受験の時、東洋大学インド哲学科だけしか受けていません。まよわずこの大学のこの専攻科を選びましたが、いまもっていい選択だったと思っています。

ちなみに円了先生は中野区の哲学堂もつくっています!