しもだ玲

国政の行方から目が離せない、しもだ玲(志茂田玲)です。

さて今日の朝日新聞夕刊に写真のような記事がでていました。もう開業1ヶ月経つんですね。

おそらくここに書いてあるような問題点は、マスコミも開業以前からわかっていたはずです。が、書かなかったのは、おそらく開業という「ハレ」のタイミングに水をささないように、という配慮だったからだと思います。

マスコミは紙面も報道の時間も制限があります。当然、あらゆるニュースの中から読者の目を引く可能性が高いものを選んで紹介することになるわけです。

新聞でいえば、朝刊約40ページのなかに何を載せるか、というのが編集サイドの判断ということになります。世の中の出来事が毎日40ページ分しか起きているわけではありません。

よくマスコミ亡国論的な話を耳にします。「報じない新聞が悪い・・・云々」というような話です。

しかしボクは、読み手も成長すべきであると考えます。理由は上に書いた「ニュースは紙面分しか起きていないわけがない」からです。

紙面に書いてあることを理解する、その意図するところを読み解く、書いてないのはなぜ書いてないのかを推理する、なぜ書かないのかを推理する、こういったプロセスが読者に求められるものではないでしょうか?

いわゆるメディアリテラシーということですね。

・・・今日の一言・・・

そういえば先日、NHKの朝の番組で「練馬区の防災井戸」についての話が放送されました。某所で朝ごはんを食べながらだったので、前後がわかっていませんが、限られた放送時間のなかで練馬区の話題が取り上げられたのはありがたいことです。