夜中のうちにもうひとつUPしたいとがんばっている、しもだ玲(志茂田玲)です。

今日(といっても22日の話ですが…)、東洋大学時代の恩師で、元学長の菅沼晃先生にひさびさにお目にかかりました。菅沼先生はボクが東洋大学で学ぶことになったきっかけをいただいた先生であり、かつ入試の面接も先生でした(いまでもちょっと緊張します…泣)。

しもだ玲-しもだ玲 志茂田玲 菅沼晃


今日は遅ればせながら、昨年からの活動の際に東洋大学校友会(同窓会)にたいへんお世話になったことの御礼(菅沼先生は校友会の前会長でもあります)を申し上げ、かつ今後についてのアドバイスをいただこうと思ったからです。

ボクが入学するころ、菅沼先生はブータンの僧院を描いた映画「ザ・カップ 夢のアンテナ」の話をよくなさっていました(詳細は下記のサイト)。

http://www.furai.co.jp/movie/saki/02_04_26.html

この映画は実話にもとづくものであり、ほとんどの出演者が実際の修行僧たちというリアリティのある作品です。

菅沼先生は、この映画における指導者(教師の立場)と修行僧(学生の立場)の関係性がいまの教育の現場で再認識すべきものであるとおっしゃっていました。

修行僧の子どもたちはサッカー(ワールドカップ)をみたい…という煩悩にとらわれていて、伝統的な修行生活を窮屈に感じていて、伝統と時勢のはざまで葛藤する指導者たちの困惑が映画のテーマです。

思い出を語ると長くなりますので先を急ぎますが、先輩方の話では相当厳しかったらしい菅沼先生は、ボクが在学したころはやさしい、あたたかいまなざしで指導してくださいました。その内面の変化のきっかけが上記の映画だったということでした(おかげで難しいサンスクリット語の単位も取ることができました…泣)

菅沼先生は18歳で東洋大学に入学され、70歳で定年を迎えるまで東洋大学一筋でした。ボクも中学校のころ東洋大学のインド哲学科(当時は印度哲学科)をめざし、ここ1校でかつこの学科しか受験していません。先生もそうだったとのことでした。長さはまったく違いますが、愛校心には共通する思いがあるととなどをお話しました。

先生からは校友会に協力するようお話がありました。また政治の道を歩むにあたって哲学を学んだ意味を忘れないようアドバイスを受けました。

新宿でのご講義のあと、長時間ありがとうございました。

来年の正月はいっしょに箱根駅伝での母校の活躍を応援しよう、とという話で今日の話は終わりました。


・・・今日の一言・・・

来年の箱根駅伝は、山の王者・柏原竜二君の最後の走りです。たのむよ!


http://www.geocities.jp/toyogogo_tu/