今回の大震災で、飲料水や生活用水が大きな問題になっています。

実は歴史の古い練馬区には各所に昔からの井戸があって、「飲料水に適さない」という注意書きがあるものの、万一のときの備えということになっています。

防災井戸・学校防災井戸・ミニ防災井戸
http://www.gensai.com/bousai/jisin/zukan/10.html


上記サイトから、文字部分を転載しておきます。

●防災井戸
深さ100m前後の深井戸は、普段は飲料水として使われておりますが、災害時でも使えるように非常用発電機を置いてポンプを作動させるよう施したものです。蛇口や消火栓を設けておりますので飲料用・消火活動用として使用できます。

土支田3丁目防災井戸
桜台6丁目防災井戸
 

●学校防災井戸

各学校にある学校防災井戸は、深さ約25mの浅井戸で、飲料水としては使えません。トイレ用水や洗い物などの生活用水として使います。
電動ポンプ付で蛇口をひねるだけで使えます。
発電機はついていませんが、100V電源ですので、停電時は備蓄してある発電機で使用できます。


●ミニ防災井戸

区内に約500ヶ所ある深さ約9mの手動ポンプ付きの浅井戸です。
こちらも飲み水としての使用はできません。
所有者の方と協定を結び、災害時に生活用水の提供や火災発生時に防災会の所持するD級ポンプを接続して消火活動に使用できるようにしています。


練馬区防災地図(下記PDF)には、こういった防災井戸の場所も記されています。
http://www.gensai.com/bousai/jisin/_images/200904nerimaku_bousaimap.pdf


みなさんのお宅の近くにはどこにあるのか、普段から確認しておくことをお勧めします。