ヤクルトの先発は昨日の高橋と同じサウスポーの山野なので、捕手以外は同じスタメンと思っていたが、センターに蝦名を入れて、ショートには林を入れるラインナップ。

 

1    右    梶原 昂希
2    中    蝦名 達夫
3    左    佐野 恵太  
4    一    オースティン
5    二    牧 秀悟  
6    三    宮﨑 敏郎  
7    捕    山本 祐大 
8    遊    林 琢真
9    投    ケイ

 

佐野のツーランで先制するもケイは不安定なピッチング

横浜の初回、一死から蝦名がストレートを引っ張ってレフト線を抜けるツーベースで出塁すると、佐野が真ん中高めに入るスライダーを完璧に捉えてライトにツーランホームランを放ち2点を先制。

 

ケイの立ち上がり、先頭の西川にストレートを左中間深いところまで飛ばされたが、蝦名の守備範囲でセンターフライに打ち取った後、長岡とサンタナに連続でヒットを打たれ、村上にはカットボールをバットの先で捉えられたかに見えたが、センターウォーニングゾーンで蝦名がキャッチ。

 

続くオスナにフルカウントから三遊間に打たれた打球を林が好捕すると、セカンドランナー長岡が三塁を蹴ったので、林から三塁に送球して三本間の挟殺プレイに持ち込みアウトに取った。

 

三本のヒットを打たれて無失点に抑えるイニングとなったが、いい打球を打たれるケイのピッチングが心配されると、2回裏に先頭の山田に初球のストレートを完璧に捉えられて、レフトにホームランを打たれて1点を返される展開。

 

絶好調の宮﨑は2年連続で首位打者を狙える

3回表、蝦名、佐野が連続三振で二死を取られた後、オースティンの痛烈な打球を山田が捕球出来ずエラーで出塁すると、牧がヒットで1.2塁の場面となり宮﨑が打席に入った。

 

宮﨑は21日にスタメン復帰後、15打数7安打と好調を示すの通りのバッティングで、インローに落ちるフォークを捉えてレフトスタンドにスリーランを決めた。宮﨑は今日4打数3安打で復帰後19打数10安打、打率.298まで伸ばした。サンタナ次第になってくるが2年連続首位打者の可能が出てきた。

 

ケイは5対1になった直後のイニングを三者凡退に抑えてリズムに乗っていけるとかと思わせたが、4回は2本のヒットで1点返されると、雄叫びを上がるなどいつもの苛立ちを見せ始めた。

 

5回表、一死から牧の内野安打、宮﨑のヒット、山本のタイムリーツーベースで1点追加すると、林の四球、ケイが三振で二死満塁の場面で梶原を迎えるところでヤクルトは石山から長谷川にスイッチ。

 

梶原は16試合連続安打で長岡と月間MVP争いは熾烈

対戦成績もあるが、梶原の打席で左投手を出してくれるのはありがたい。梶原はインサイドのスライダーを引っ張るとライト線を破り、走者一掃のタイムリースリーベースを16試合連続安打を決めた。14試合連続安打の長岡と熾烈な月間MVP争いをしているが、ここで1本打てたのは良かった。

 

ケイは勝ち投手の権利寸前で降板したが当然の処置だった

しかしケイは安定しない。5回裏は不運なヒットもあったが、1つの四球と2本のヒットで2点を返されて9対4にした後、村上の大飛球になるセンターフライで二死まで取ったが、オスナにヒットを打たれると、勝ち投手の権利寸前で中川颯にスイッチ。

 

20日に同じシチュエーションで交代させられた大貫は、2失点で迎えた5回に満塁にしながら、三球三振で二死を取ったところで交代させられた。一死球無安打の細川を迎える場面だった。

 

今日は5点差ある場面でも2点を返されて4失点となり、2安打1本塁打の山田を迎える場面。絶対に負けられないチーム事情なら当然の処置だったと思う。ケイは不安を露わにしていたが、大貫が感情的な仕草を見せずにベンチに下がった姿を見てほしい。解説の高木豊氏が、大貫の交代は分かるがケイの交代は分からないような事を言っていたが、個人的には逆の意見になる。

 

中川楓は山田をセカンドフライに打ち取りピンチを凌いだ。

 

6回表、横浜は宮﨑の猛打賞となるヒットで1点追加して10対4にすると、その直後のイニングに中川颯が強襲の打球を右足のくるぶし辺りに受けて降板。伊勢が急遽マウンドに上がり、二死2.3塁の場面で長岡迎えたが、フルカウントから9球目のストレートをアウトローに決めて見逃し三振に切って取った。

 

2カード連続で勝ち越し来週は3位阪神との直接対決

その後両チーム無得点のまま最後は坂本が締めて試合終了。横浜は2カード連続で勝ち越しを決めた。

 

今日3位の阪神は勝ち、首位の広島は敗れて、2位巨人は勝利している。上位3チームのと対戦成績と残り対戦試合数とゲーム差は以下の通り。8月20日から6試合連続で3位の阪神と勝ち負けが同じ結果だったので6日間ゲーム差は変わらず残り試合数が減っただけ。

 

対広島:6勝13敗(残り6試合)7.5差
対巨人:6勝12敗(残り7試合)6.5差
対阪神:6勝9敗1分(残り9試合)3.5差

 

来週火曜から阪神と3連戦がハマスタで予定されているが、台風の影響を受けそうな雲行きになっている。しかも東の先発が予想される水曜は中止になる可能性が高い。木曜に試合が行われる場合、東をスライドさせるのか。初戦の火曜日は大貫と才木のマッチアップが予想されるが、具体的な先発とスタメンの予想は明日のブログでアップする。

 

いよいよ大詰めになってきた。少しゲーム差がある4位と厳しい位置にいるが、残り試合どれだけ熱くさせてくれるのか楽しみにさせてもらう。

 

 

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