巨人の先発が左の井上だった事から2番には桑原をセンターで起用。梶原は定位置の1番でライトに入り、ショートは左に.320の大和が入るラインナップ。

 

1    右    梶原 昂希
2    中    桑原 将志
3    左    佐野 恵太
4    二    牧 秀悟
5    三    宮﨑 敏郎
6    捕    山本 祐大
7    一    フォード
8    遊    大和
9    投    山﨑 康晃

 

今日先発予定の平良が腰の違和感で先発を回避し、山﨑がプロ入り10年目、531試合目の登板で初先発をする事になった。そして2軍から森唯斗登録されて、井上が抹消される緊急体制を取った。


プロ初先発の山﨑は最低限の役割を果たしたが、森が先発ではダメだったのか

山﨑の立ち上がり、先頭の丸に変化球から入る配球で、5球目150キロ超えのストレートでショートゴロに打ち取り、二死からヘルナンデスにスプリットが抜けて死球を与えたが、岡本には全力で投げるストレートでセンターフライに打ち取るピッチング。

 

抑えのプレッシャーが無いので少し気楽に投げれたかもしれない。ストレートはキレと威力を感じた。

 

初回を15球で抑えた山﨑は2回表もマウンドに上がり、一死からモンテスにインローのスプリットを3塁線を抜けるツーベースにされた後、岸田のセカンドゴロで二死3塁となり、昨日決勝打を打った泉口にスプリットが真ん中に入り、タイムリーを打たれて先制を許した。

 

20球を超えてから打者に合わせられるようになった。そもそもオープナー(今日の継投はブルペンデーかもしれないが)とは立ち上がりに不安のある先発投手の負担を減らすために、1.2回の上位~中軸打線を相手に投げる本来リリーフの投手の事。


下位打線から始まるイニングから本来先発の投手が投げるのが基本だが、3回の巨人が1番から始まる打順になったのは結果論だが、森唯斗は立ち上がりに不安のあるピッチャーではない。

 

森唯斗は7月16日(火)に2軍で5回93球を投げてから登板をしていないので休養は十分だった。山﨑をオープナーとして登板させて2番手に森をロングで起用する苦肉の策だったが、頭から森じゃダメだったのか。


昨日敗れて今日は落とせない試合だったにも関わらず、わざわざ山﨑が戸惑う10年目の初先発で起用したのは、森が緊急登板で初回から投げる準備が出来ないという事だったのか。たかが30分程度の違いだと思うが。

 

森唯斗は気迫のピッチングも追加点を許す

3回からマウンドに上がった森唯斗は丸に不運なヒットを許したが、吉川の打席でランエンドヒットを仕掛けられるもセカンドライナーで併殺に取り、その後ヘルナンデスにヒットを許したが、岡本をツーシームでファースト邪飛に打ち取る森の立ち上がり。

 

森唯斗の3イニング目となる5回表、先頭の丸を落差のあるナックルカーブで三球三振に取ったが、吉川を打ち取ったかに見えたフライを森唯斗が自ら捕りに行きスライディングキャッチが決まらず出塁を許すと、ヘルナンデスをナックルカーブで空振り三振に取るも、吉川に盗塁を決められて二死2塁。

 

そして、岡本を打席に迎えると、ツーシームからフォークを続けて投げたが、落ちが甘くタイムリーツーベースを打たれて追加点を許す展開。この場面で丸とヘルナンデスを三振に取ったナックルカーブを投げないのは疑問。

 

暑さの影響もあるのか、この日山本の後逸が目立った。山本のエラーでは無いが、ボールを握り損ねて盗塁を決められるプレイもあった。フィジカルで厳しい状態かもしれないが、なんとか乗り越えてほしいし、乗り越えることで横浜が優勝に近付けるはずだ。

 

フォードの初ホームランで追い上げムードになったが

5回裏、先頭のフォードがインハイのスライダーを完璧に捉えてライトスタンド中段に飛び込むホームランを決めて1対2と1点差にした。フォードはオープンスタンスで構えるのでサウスポーを苦にしないタイプかもしれない。7回にもサウスポーの高梨からライト線を抜けるヒットを決めている。

 

8回表、京山がマウンドに上がり、ワイルドピッチなどでランナーを3塁に進めたが、岸田を渾身の152キロストレートで見送り三振に取り、流れを呼び込みたかったが、8回裏二死から牧がケラーのストレートを左中間に打球を放つも、守備固めでレフトに入っている若林にジャンピングキャッチを決められて三者凡退に終わるイニングになった。

 

最後は大勢に抑えられて1点差負けでオールスター前から4連敗となった。

 

明日のスタメン予想

明日の先発はケイー菅野と発表された。菅野とは2週間前に対戦をして初回に4点を取って6対0で勝利をしている。その試合にケイが先発をして8回を無失点に抑えるピッチングをした。

 

その時の菅野との対戦成績は以下の通り

 

2週間前の試合では初回に4点を取ったが2回から5回まで無安打に抑えられている。菅野相手に奇跡的に先制攻撃を決めたこの試合は、オースティンを1か月以上ぶりに2番に入れて超攻撃型打順を組んだ試合だった。そのオースティンが練習を再開している情報も見当たらないので明日の登録(脳震盪の特例なので登録可能)も難しいだろう。

 

1    中    梶原 昂希

2    右    度会 隆輝
3    左    佐野 恵太
4    二    牧 秀悟
5    三    宮﨑 敏郎
6    一  フォード
7    捕    山本 祐大
8    遊    京田 陽太
9    投    ケイ

 

明後日は休みなので、主力を休ませることなくベストメンバーで行くはずだ。今日ホームランを打ったフォードと攻守に精彩を欠いた山本の打順を入れ替える可能性はある。ショートは京田で行ってほしいし、ベストメンバーで行くなら京田だろ。

 

連敗をして苦しい状況。しかし仮に明日負けても絶望ではない。赤星と井上相手に連敗したのは想定外だが、ソフトバンクを相手に見せつけられた圧倒的な差があるわけではない。オースティンと筒香が不在でも紙一重の差なので、残り対戦試合数などを考えればそれほど悲観する事はないと個人的に思っている。

 

 

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