昨日のスタメンからショートを大和から京田に変えたラインナップ。中日の先発は2020年のドラフトで育成3位の指名を受けて、7月8日に支配下登録された松木平が初登板初先発。横浜のエース東とのマッチアップなので横浜としては絶対に落とせない1戦。

 

1    中    桑原 将志
2    右    度会 隆輝
3    一    オースティン
4    二    牧 秀悟
5    三    宮﨑 敏郎
6    左    佐野 恵太
7    捕    山本 祐大
8    遊    京田 陽太
9    投    東 克樹

 

2回の宮﨑の守備が東を救い試合を左右した

東の立ち上がり、先頭の岡林にスライダーを左方向に打たれたが、佐野の正面でアウトに取り、続く山本にはストレートを4球続る配球でセンターフライ、福永をチェンジからのストレートをアウトローいっぱいに決めて見逃し三振に取るピッチング。

 

最後のストレートは打てる打者はいないと思う完璧なコースに決めた。ストレートにキレがあり、中11日空けた事が良い方向に向いたように見える立ち上がり。

 

2回は先頭の細川にストレートをインローに決めて見逃し三振に取った後、ヒットとツーベースで二死2.3塁のピンチを背負ったが、ロドリゲスをサードゴロで宮崎が逆シングルで捌く攻守で打ち取るピッチングを見せた。この宮崎のプレイが東の失点を防ぎ、試合を左右する大きなプレイだった。

 

祐大の5打席連続安打が先制タイムリー

その直後2回裏一死から、宮﨑がストレートで追い込まれた後のチェンジアップを引っ張っぱり、レフト線を破るツーベースで出塁すると、佐野がストレートを打ち返すヒットで1.3塁とチャンスを広げ、続く山本が1.2塁間を破るタイムリーヒットを昨日から5打席連続安打で決めて先制。

 

この後、東のヒットで満塁とにしてプロ入り初登板の松木平を追い込んだが、桑原が初球のカットボールを打たされて追加点を取れず。

 

桑原は初球を狙っていたのだろうが、東が必死に繋いだチャンスだっただけに勿体無い攻撃に感じた。それでも東は直後の3回表を2三振を含む三者凡退に抑えるところが日本を代表する左腕。

 

オースティンが連夜でセンター右に飛び込むホームラン

3回裏一死から、昨日サヨナラホームランを放ったオースティンが打席に入ると、続けて投げられるカットボールがゾーンに入ってくると、逃さず右方向に打球を放ち、右中間スタンドに飛び込むソロホームランで松木平にプロの洗礼を浴びせた。

 

京田は感動のアピールをし続けている

4回裏佐野と山本の連打で無死1.3塁のチャンスに打撃好調の京田が、カーブを引きつけてスイングするバッティングでセンター前にタイムリーを放ち、得点圏打率を3割に乗せるバッティングで3対0。

 

京田は6月28日以降5試合にスタメンで出場をしているが、スタメンに出場した試合は19打数8安打6打点で.421と驚異的な数字を残している。石上が開幕スタメンで起用されて、森の育成などで出番をもらえない事にもどかしい気持ちを抱いていたと思う。それでも笑顔でアピールをし続けて、今最高のアピールが出来ている事に少し感動をさせられる。

 

水を差すが東の完封には疑問

横浜は5回のオースティンの四球を最後に、6回から8回まで三者凡退に抑えられる中で東は奮闘した。雨と強風そして湿度80%の厳しいコンディションの中、8回を終えて108球でも9回のマウンドに上がった。

 

9連戦の2戦目で昨日は7人の投手を使った。そして明日は1週間前に113球で完封をした病み上がりの平良が先発する。100球前後で継投する予定だと思う。

 

東に長いイニングを投げてもらうのは助かるが、わざわざ124球も投げさせる必要があったのか。せっかく中11日空けても、これでは意味が無いどころか逆に疲労を溜める結果になりそうで怖い。水を差すようだが、9回は森原で良かったと思う。そして明日は中川虎大を臨時クローザーで使うのもオプションとして試してみるのに良いと思ったのが個人的な意見。

 

とは言っても最後は熱くなった。先頭の福永に初球をヒットにされたが、細川をストレートでショートフライに打ち取ると、カリステを柴田の攻守とファーストオースティンの身体をいっぱいに伸ばすプレイでアウトに取ると、板山にヒットを打たれるも、石橋に目一杯のストレートで追い込んだ後のスライダーをインローに落として空振り三振に切って取り3対0の完封勝ち。

 

明日のスタメン予想

明日の先発は平良-メヒアと発表された。今シーズンメヒアとは初対決になるが、昨年の対戦成績は以下の通り。

 

昨年は打率.146で防御率は2.57に抑えられた。しかし今年のメヒアは防御率4.42で昨年の2.23と比較して落ち込んでいる。調整を兼ねての抹消だと思うが、1軍のマウンドは6月22日以来の登板となるので付け入る隙はあるはずだ。

 

1    中    桑原 将志
2    右    梶原 昂希
3    一    オースティン
4    二    牧 秀悟
5    三    宮﨑 敏郎
6    左    佐野 恵太
7    捕    山本 祐大
8    遊    京田 陽太
9    投    平良 拳太郎

 

度会にとって悪夢となった7月7日の甲子園を最後にヒットが出ていない。7月9日以降は10打数0安打3三振。あのプレイがバッティングに影響しているかは不明だが、あれだけ打っていたのにここまで打てないともなると少なからず影響していると思う。

 

ここは打順を下げて気分転換するか、一旦スタメンを外したほうがいいのではないか。外す場合は関根が梶原が有力になるが最近は右投手相手にも結果を残していた梶原の可能性が高いと思う。

 

 

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