恐れていた事が現実となり、牧が抹消された。右膝裏の張りと発表されているが、ただの張りではないと思うし「右膝裏の張り」で抹消とは聞き覚えが無い。
牧が不在になるのはチームにとって大きいが、幸いにしてチームを引っ張る選手はいるので、チームの成績を落ち込む事が無く、牧の復帰を待ちたい。
変わって登録されたのは石上ではなく、今シーズン初めて知野が1軍に昇格された。
スタメンは1番～5番までは19日の試合から変更はないが、山本が6番に入り、森がショートで7番、セカンドには林が8番で入り、引き続き攻撃型オーダーで試合に挑む事になった。
タイムリーとホームラン攻勢で主導権を握る展開
ケイの立ち上がり、先頭の濵田に初球をジャストミートされたような鋭い打球を打たれたが、レフトほぼ正面のフライに打ち取り、二死からオスナに高めのストレートをヒットにされたが、村上をセカンドゴロに打ち取る内容。高めに浮く球が多く感じる初回。
2回表、先頭の宮﨑がセンター返しのヒットで出塁。続く山本が甘く入るチェンジアップを引っ張ると、サードの村上がバウンドに合わせられずレフト線のツーベースとなり2.3塁とチャンスを広げ、森がフォークに空振り三振の後、林が初球のフォークを引っ張り一塁線を破るタイムリースリーベースで2点先制。
3回表は、一死から佐野がカットボールをジャストミートすると打球はバックスクリーンに飛び込むホームランとなり1点追加。
その後二死から、宮﨑が初球アウトコースのストレートを右方向へ流すと、ライトスタンドギリギリに入るホームランで更に1点追加して4対0。タイムリーで先制した次の回にホームランを2発を放ち、完全に主導権を握った。
オースティン、佐野、筒香の3連打の後、山本のタイムリー等で3点追加
初回は少し不安な立ち上がりにも見えたケイは、2回表以降はストレートにカットやスライダーを混ぜる配球でヤクルト打線を寄せ付けなかった。
4回裏にはキレるカットから渾身のストレートで長岡を空振り三振に取ると、オスナをチェンジでバットを折る内野ゴロに打ち取り、村上をインサイドの球で見逃し三振に取るピッチングを見せた。
6回には1番から始まるヤクルト打線に、濵田を高めのコーナーいっぱいに入るカットで見逃し三振、二死からオスナには低めのチェンジからカットをインローに投げ込み空振り三振に切って取った。
7回表、先頭のオースティンが初球を引っ張るバッティングでレフトの左を破るツーベースで出塁すると、佐野が四球で1.2塁となり、野手で唯一ノーヒットの筒香が打席に入り、カウント1－2からのチェンジアップをセンターに打ち返すヒットで満塁。その後宮﨑の内野ゴロと山本のタイムリーでこの回3点追加して7対0。
ケイは100球投げた後8回のマウンドにも立った
ガッツポーズで7回を100球で投げ終えたケイは8回もマウンドに上がった。ケイは5月4日の広島戦で6回を無四球94で投げ切ると7回もマウンドに上がり、森下や秋山にヒットを打たれて満塁で降板すると後続が打たれて負け投手になっている。
なので100球投げたケイをマウンドに上がるのは三浦監督らしからぬ采配。明日抹消される事は無いと思うが、そうも思ってしまう続投だった。
ケイは一死から竹岡にヒットを許し、濵田に初回と同じよう良い当たりを打たれたが、レフト深いところのフライに打ち取ると、長岡にストレートを投げ込み、サードゴロに打ち取り8回を無失点に抑えるピッチング。
「8回120球、被安打4、奪三振8、与四球1、失点0」でHQS以上のピッチングを見せた。
9回は坂本が三者凡退に締めて試合終了。
明日のスタメン予想
明日の先発は石田では無く、2軍戦の登板から中4日のジャクソンとヤクルトは小澤。小澤とは昨シーズンに6試合対戦して1勝1敗 防御率7.2８で対戦打率は.325と打込んでいる。
以下が2023年の対戦成績。
センターに桑原か関根を起用したくなる対戦成績だが、今の蝦名を外す事はしないだろう。
森と林はしっかりと結果を残したので明日もスタメンの可能性が高い。そしてキャッチャーはジャクソンが1軍戦で最後の登板となった5月6日にバッテリーを組んだ伊藤が、小澤と昨シーズンは4打数3安打と好相性なので、伊藤がスタメンの可能性が高い。
１番 蝦名 センター
２番 TA ファースト
３番 佐野 レフト
４番 筒香 ライト
５番 宮﨑 サード
６番 伊藤 キャッチャー
７番 森 セカンド
８番 林 ショート
９番 ジャクソン ピッチャー
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