対外試合で15試合連続安打中の度会は7回裏に桑原の代打で打席に入り、ショートライナーに打ち取られ、その後打席は回ってこなかったので連続試合安打はストップした。

 

1打席しか無かった試合で連続試合ストップと多くの記事で書かれても迷惑な話だと思うが、度会本人は「状態的には良かったですし、よく粘れたので、1打席の中では内容も良かった。(発表された応援歌は)新人の3月に自分の応援歌ができると思っていなかったので、うれしいです」。とコメントを残しており連続試合安打については何とも思っていないだろう。

 

この打席、11球粘った結果ショートライナーに打ち取られたが、決して打ち損じでは無い素晴らしい粘りだった。11球目を打った打球はショートの頭を超えると思う当たりだったが、長身紅林のジャンピングキャッチに阻まれた。連続試合安打がストップしたのは個人的には良かった思うし、これからどのように調整して開幕を迎えるか。1番でスタメンに名を連ねるのか楽しみにさせてもらう。

 

小園は今シーズン1軍マウンドに必ず立つ
先発小園の立ち上がり、先頭の太田にストレートを打ち返されたが、風の影響もあり桑原がウォーニングゾーン手前で捕球。紅林には低めいっぱいにストレートを決めて見逃し三振に取り、西川に粘られるもスライダーでファウルフライに打ち取るピッチング。ストレートは140キロ中盤でキレがありコントロールもされていた。

 

2回表は変化球から緩急をつけるストレートで、頓宮、森友哉、中川を三者凡退に締める内容。球速以上に感じるストレートを決め球に投じるナイスピッチング。

 

しかし2点リードした後の3回表、一死1.2塁から太田にスプリットを打ち返されて1点を失うと、続く紅林にはセンターへの犠牲フライを打たれて同点に追いつかれた。犠牲フライのタイミングはアウトだったが、中継プレイで牧からホームへの送球が1塁側に逸れた。1点差の場面で緊張感が足りないプレイに見えた。それでも続く西川には徹底的にインサイドに投げ込み空振り三振に取るピッチング。

 

3回裏に1点勝ち越した後、4回表のピッチングは、頓宮、森友哉、中川に対してストレートを決め球に使って押し込んで差し込ませるピッチングで2回表に続いて三者凡退に抑えるピッチング。

 

5回表一死から宗のセンター前ヒットと桑原のファンブルでセカンドにランナーを置くピッチングになったが、杉本にはカーブでツーストライクにするとインハイのストレートで空振り三振に切って取り、太田への5球目に何度も首を振った結果、カーブを投じて打ち取るピッチングを見せた。

 

5回80球、被安打3、奪三振4、与四球1、失点2

 

良かったと思う。カーブに自信を持っている配球で2回に森友哉に6球続けてカーブを投げており、5回に杉本を追い込んだカーブは腕の振りとギャプがあるナイスボールだった。

 

以下の記事に書かれている通り、同級生深沢がTJ手術を決断した事も大きな影響を与えた。

ローテーションボーダーラインの森唯斗、ケイ、中川颯に続いて合格点のピッチングを披露した小園。開幕ローテーションは厳しいかもしれないが今シーズン1軍のマウンドに上がる可能性はかなり高い投球だった。

 

桑原が加わり外野手争いは更に熾烈になった

1回裏一死からオースティンが四球で塁に出ると、佐野のセンター前ヒットでオースティンは2塁を蹴って3塁へ好走塁。緩い打球だったがまさか3塁へ行くとは驚いた。TAナイスラン。続く牧の内野ゴロで太田と紅林が交錯し併殺崩れの間に先取点を挙げた。

 

2回裏、先頭の大和がライト線に落とすツーベースで出塁すると、一死から山本のヒットで1.3塁とチャンスを広げ、京田のセカンドゴロで追加点を挙げた。初回と同じくタイムリー無しでの得点。

 

3回裏一死から宮﨑がファウルで粘り10球目のフォークを上手くバットに乗せてレフト前ヒットで出塁すると、二死から関根と山本の連続ヒットで1点勝ち越し。

 

桑原が加わりさらに熾烈になった外野争いの中で関根がサウスポーキラーを発揮してアピール。山本はインローのカットを上手くセンター前に持っていくナイスバッティング。松尾に刺激されていると思う。競争から活性化が生まれる。

 

4回裏、スタメン出場の桑原がストレートを捉えてリボンビジョン上段に直撃するツーベースを決めた。梶原がここ2試合でヒットが出ていないので開幕戦のセンターが分からなくなってきた。その後二死となったが牧が初球の甘いストレートを完璧に捉えてレフトスタンドに2試合連発のホームランを決めた。

 

6回裏、先頭の松尾がスライダーをバットの先に当てて二遊間を抜けるヒットで出塁。3月15日の2打席目から5打席連続ヒットになった。その後佐野と牧の連続2塁打で2点を追加。

 

昨日に続いてリリーフ陣は4イニングを無失点に抑えた

6回表、7回表は上茶谷と三嶋が登板して狙い通りに打ち取るピッチングを見せたがスピードが今一つにも感じた。

 

8回表、ウィックはヒットと四球でランナーを出したがT岡田にはストレートとカットのコンビネーションで空振り三振に取り無失点に抑えると、9回表は伊勢がマウンドに上がり140キロ中盤のストレートだったが危なげなく三者凡退に抑えた。トーマスを三球三振に取ったストレートはホップしているように見えたので伊勢の良い時のストレートに見えた。

 

開幕投手は東で問題ないのか、大貫は何故投げないのか

今日の先発は1軍で小園、2軍は石田となった。19日に先発すると思っていた大貫は19日も20日も投げなかったので、東が負傷で開幕に間に合わず、大貫が開幕戦の先発に抜擢される可能性があると思った。

 

しかし、22日からの日ハム戦に挑むメンバーが以下の通り発表されたが、東と大貫がメンバーに入っている。東に不安があるので、22日に東が先発をして内容次第では大貫が開幕戦に先発する事を考えているのかもしれない。大貫は23日の先発が予想され、前日の東の内容次第で、3月29日(金)の開幕広島戦か4月2日(火)の京セラ阪神戦のどちらに先発するかを決める可能性がある。

 

3月30日(土)に先発が予想されるジャクソンがメンバーに入っていないので、横須賀で2軍戦に登板するのか、もしくは大貫が3月30日(土)の先発になる可能性もある。

 

投手:東、伊勢、徳山、大貫、三嶋、山﨑、上茶谷、松本凌、森原、石川、ウェンデルケン、平良、ウィック 

捕手:松尾、伊藤、山本 

内野手:林、牧、大和、西浦、石上、宮﨑、西巻、京田

 外野手:桑原、オースティン、度会、佐野、楠本、梶原、蝦名、関根

 

 

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