今シーズンも時間が許す限り、先発予想や試合について感じた事を書いていきたいと思うのでよろしくお願いいたします。

 

渡会が多くの記事で取り上げられているが、この日開幕1軍入りを狙うメンバーで最大のアピールをしたのは西巻賢二。

9番サードスタメンで出場した西巻は、3回裏に高めのカットボールをレフトへ引っ張るヒットで出塁。その後の渡会と関根が初球を打ったので盗塁の機会は無かったが、関根の打席ではスタートを切っており全力でアピールしている。

その後も5回にドラ1ルーキーの古謝のストレートを力強く打ち返す犠飛で打点も挙げ、6回には右方向へヒットを決めて2打数2安打1打点と結果を残した。

西巻は2018年に高卒ルーキーながらも、内野で数試合スタメン出場して結果を出した選手。ユーティリティ選手でバントも上手く、横浜に必要不可欠な選手なので物凄く期待している。

高卒ルーキーで初打席初ヒットを放ち華やかな1軍デビューを飾りながら、支配化で2度の契約解雇を通達された苦労人でもある。2軍とはいえ、大先輩の藤田一也コーチがいるのも心強いはずだ。頑張ってほしい。

 

平良拳太郎は順調な仕上がり

先発した平良の立ち上がり、先頭の小深田にカットボールをインハイに投げ込みバットを折る内野フライに打ち取り、山田には強風の影響で外野の深いところまでまで飛ばされたが、辰巳をキレのあるカットで空振り三振に抑えて三者凡退に抑える内容を見せた。

 

3回表には黒川に不運な二塁打を打たれた後、山田にタイムリーを許したが、最後は浅村をシンカーで見逃し三振に切って取った。

 

平良はオープン戦で打たれながらもシーズン初登板では完璧な投球を見せる投手。2021年も昨年もそうだったように今シーズンもきっちり仕上げてくるだろう。

 

TJ手術以前から言っていた”年間でローテーションを守る”目標を今シーズンは達成してほしいし、そうしてくれないと困る投手。東のように術前以上のパフォーマンスを期待したい。

 

佐野が順調な仕上がり

4回裏、先頭の佐野が初打席と同様に左方向へこの日2本目のヒット。昨年10月に右有鉤骨摘出術を行った後、打撃フォームをクローズドスタンスからスクエアスタンスに変更をして今シーズンに挑む。佐野シフトへの対策を見せるなど順調に仕上がっていると思う。

 

4回表から高卒3年目の深沢が登板。カットボールとストレートをテンポ良く投げ込んでいた。しかし3回を投げる予定だったが、右肘の張りで2回を投げて降板した。強風でコンディションが悪かっただけに大事を取ったのだと思う。殆どの打者に対して3球以内で追い込んでおり、これで対外試合は7回無失点となった。次の登板にも注視したい。

 

5回裏は柴田が代走から盗塁を決めると戸柱のヒットで1.3塁のチャンスとなったが、京田のピッチャーゴロで柴田がスタートを切ったため3本間に挟まれてアウトになった。ゴロゴーのサインだったと思うが、だったらスクイズとか小技が見たかった。それでもその間に戸柱は三塁を盗んで西巻の犠飛に繋げたのは良かったと思う。

 

6回表は徳山がマウンドに上がった。スピードガン以上の球速に見えたが島内に粘られていた。それでも最後は阿部を146キロのストレートで打ち取り無安打の結果を残した。中継ぎの層は厚いが、今年は勝負の年になるのでストレートをさらに磨いてほしい。

 

6回裏に四球とヒットで1.3塁の場面となり、代打で松尾、代走に石上が出場しワクワクする場面となったが、松尾はチェンジアップの前に空振り三振に倒れた。それでもゾーンに入ってくる球は全てスイングしていて良かったと思う。これからもチャンスはもらえるので、戸柱、伊藤、山本を焦らすパフォーマンスを期待。

 

その後、戸柱の内野安打と林のタイムリーで2点を挙げる攻撃をみせた。戸柱の内野安打は石上の走塁に助けられ、林のタイムリーは石上のスタートが良く、凄いスピードでホームインしたのが目を見張った。

 

小園の回転数はどうなっているのか

7回表から登板した小園は鈴木大地にストレートを引っ張られてライト線のツーベースを許し、続く石原にもストレートを引っ張られて1点を許した。その後もピリッとせず満塁のピンチとなったが、後続を断ち最小失点で切り抜けた。

 

7回裏は先頭の勝又が則本からセンター方向へフェンス直撃のスリーベースを決めた。走塁も良かった。対外試合で4試合連続結果を出してアピールが出来ている。引き続き出番をもらえるはずなので良い状態ををキープして開幕1軍を掴みたい。

 

小園は8.9回は無失点に抑えて3回、被安打5、与四死球0、奪三振1、失点1

昨年の良い頃と比べると物足りなさを感じる。小園といえば昨年までは回転数を取り上げられていたが、最近はそんな記事を見ないし回転数の多いストレートには見えなかった。

 

ローテーションを目指していると思うし、首脳陣も同じ気持ちだと思う。17日の練習試合に続いて3イニング投げさせいる事からその事が伺える。次の登板にも注視したい。

 

走塁改革は例年通りで終わらせてはいけない

試合は4対2で横浜の勝利。柴田の盗塁やその他にも積極的な走塁でチャンスを広げて得点に繋げていたので期待は膨らむが、毎年オープン戦までは積極的な盗塁や走塁を見せている。しかしシーズンが始まるとご存じの通りの結果になる。ここを改革しないと優勝は見えない。

 

今の時期はグリーンライトになっていると思うので、走って走って走りまくり自信と何かを掴んでほしい。

 

 

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