4月14日の阪神戦で、青柳を攻略して8対3で勝利をしてから今日が5試合目となったが、横浜が挙げた得点は2点(4安打)・2点(7安打)・1点(4安打)・1点(4安打)・0点(7安打)と信じられないくらい点が取れていない。それでも3勝2敗と勝ち越しているのは奇跡に近い。

勝てているので、あまり弄りたく無かったと思うが、今日完封負けを喫し、明日やられると広島相手に昨年の嫌な思いが繰り返される。大瀬良が投げてこないカードで負け越しは厳禁だ。

ここ5試合で15打数1安打の京田は、高木豊さんが言っていた通り代打が合うのかもしれないし、今日代打で大田が大田らしいヒットを打ち、明日の先発は左の玉村だ。

「1番ファースト佐野、2番レフト関根、3番サード宮﨑、4番セカンド牧、5番ライト大田、6番センター桑原、7番ショート大和、8番キャッチャー山本」

これはど素人の自分が考えた打順だが、今日からガラッと変える訳では無く、打順を入れ替えつつ、ベターなオーダーで戦ってほしい。

 

【スコアー】

 

今シーズン初の登板となった大貫の立ち上がり、2021年6月以来の1番に入った田中広輔にストレートとスプリットを投げ込み、6球目のスライダーを打たせてセンターフライに打ち取り、3番の秋山へはバックドアになる素晴らしいスライダーで見送り三振に取り三者凡退に抑えた。
 

大貫は昨日の今永と同様に、ゾーンにキレのあるストレートと変化球を投げ込んだ。前半から持ち球をフルに投げ込んでいるようにも見えたが、リリーフは休養十分なので前半から飛ばすのも悪く無い。

4回裏に先頭の野間に甘く入ったカットボールをセンターに打ち返されてノーアウトのランナーを出すと、秋山に鋭い打球を打たれながらも、ファースト大和のナイスプレイでセカンドをフォースアウトにしたが、マクブルームに初球をセンターへ打ち返され、桑原がまさかの後逸で秋山が一気にホームに帰り先制点を許した。
大貫はさすがに動揺をしたのか、続く西川に甘く入ったスライダーをバットに乗せられ、ライトスタンドへツーランホームランを浴びて0対3にされてしまった。

大貫は下位打線から始まる5回のマウンドに上がり三者凡退に抑えたが、6回の打席で神里が代打に送られて降板となった。その神里が倒れた後、佐野と京田の代打大田が連続ヒットで1.2塁のチャンスを迎えたが、開幕から15試合連続ヒット中の宮﨑は、2-2から低めに落ちる球を引っ張りサードへの併殺に倒れて得点出来ず。宮﨑は右に打とうとしているようにも見えたが、咄嗟の判断で引っ張ったのか。

6回裏に広島出身の森原がマウンドに上がり、秋山にヒットを打たれたが、マクブルームをフルカウントからフォークで空振り三振に取り、スタートした秋山を山本が刺してゲッツーに仕留めた。これで横浜に流れが来て欲しかったが、7回表は牧と桑原が連続で空振り三振に倒れ、関根も初球を打ち上げてショートフライに倒れて流れを持って来れず。

最終回は栗林に抑えられて試合終了。
 

【打撃成績】

 

近5試合では最多タイの7安打を放ったが、チャンスを併殺で潰しまくった。

 

3回表先頭の山本がパームボールを引っ張り、レフトへヒットで出塁したが、大貫がバントを決められず、苦肉の策でスリーバントを試みるも、ピッチャ前に転がりゲッツーを取られてチャンスを潰した。
 

6回に1.2塁の場面で最も頼りになる宮﨑に回ったが、変化球をサードへ打たされて併殺に倒れた。そして8回には無死満塁のチャンスを作り佐野の打席となったが、初球インコースの際どい球をストライクに取られたため、2球目のインコースストレートを振りにいったが、マクブルームのほぼ正面の当たりとなり、3-2-3に併殺に倒れた。

 

宮﨑は開幕からの連続ヒットは15で止まったしまった。しかし、山本祐大がレフトへ引っ張るバッティングで2安打を放ち打率を5割に乗っけた。今日大貫を勝たす事が出来なかったので、次の登板時にマスクを被れるか分からないが、明日は東が先発なので、山本がスタメンでマスクを被るだろう。今日は秋山の盗塁を刺して強肩をアピールしたが、バッティングでも引き続きアピールし続けてほしい。

 

【投手成績】

 

大貫のピッチングは悪く無かった。初回から飛ばして、行けるところまで行こうとする気持ちが入った投球だった。桑原の後逸により点が入った事も影響して、ランナー2塁から西川に一発を浴びたが、2020年の大貫はスコアリングポジションにランナーを置いた時の被打率が半端なく低い数字だった。メンタル的な要素が高いと思うが、今一度メンタルコーチと見直してほしい。

横浜の先発陣は12球団でトツプクラスだ。3年続けて勝ち頭の大貫がローテーションに入ってくれないと寂しい。

 

【コメント】

今日平塚でバウアーが来日2試合目の登板をした。松尾とバッテリーを組み、変化球主体のピッチングで、長いイニングを意識して投げたのか、ストレートの球速は140キロ台が殆どだったが、変化球はスライダー・カッター・ナックルカーブを多用しており、グランドボーラーのようなピッチングだった。

 

バウアー自身は「もう1軍で投げられる」とコメントを残した。変化球主体で4回途中までパーフェクトのピッチングを見せていたが、ファン目線では、変化球でも空振りをバタバタと奪うようなピッチングを見せてほしかった。そして、クイックの秒数までは分からないが、盗塁は許さなかったので、少しの修正は出来ていたかもしれないが、死球でランナーを出すと内野安打ながらも完全なヒット制の当たりを許すなど、球の質は若干落ちているようにも見えた。もう1度2軍で登板する可能性が高いので、文句なしの状態で1軍デビューを迎えてほしい。

 

中5日の登板にも全く問題ないとコメントしており、このまま中5日ペースで投げると5月4日のハマスタで登板する可能性があるがどうなるか。

 

応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村