ヒーローインタビューに後に、6月2~4日の西武との交流戦で「GET THE FLAG!SERIES 2023」が開催されるが、この時に1998年に着用していた復刻ユニホームで戦う事が発表された。西武は監督は松井稼頭央なので、最高のタイミングだと思う。企画チャンピオンのDeNAらしい発表だった。

そしてこの発表がされる事を図ったかのか、1998年のマシンガン打線を彷彿させる初回の攻撃だった。

佐野が昨日に続いて、初回にファーストストライク狙いを決めてセカンドへの内野安打で出塁。林が送りバントを初球で決めると、宮﨑がスライダーを右方向に打ち返して先制のタイムリーツーベースを放ち先取点を上げた。

ここから横浜打線に火がついた。昨日右方向にヒットを打った牧は、チームバッティングを考えてなのか、この打席でも右方向へヒットで続くと、今日5番に入った桑原も右打ちでタイムリーヒットを決めた。関根が倒れ、二死2.3塁の場面で7番に入ったソトも右方向に右中間を破る2点タイムリーツーベースを決めると、とどめの戸柱がフルカウントから、スライダーをジャストミートしてライトスタンドへツーランホームランを放ちこの回6点を先制した。

調子が上がらない牧とソトが打つと、打線がこのように繋がる事を非常に分かり易く見せつけた。投手力で連勝をしていたが、打線も負けていられないと言わんばかりの攻撃で4連勝を飾り勝率を5割に戻した。

 

【スコアー】

 

石田の立ち上がり、先頭の大島をストレートからカーブのコンビネーションで打ち取ったが、岡林を詰まらせながらもセンター前にヒットを打たれ、その後四球などで二死1.3塁のピンチとなったが、アキーノをストレートで一邪飛に打ち取り無失点抑えた。

 

そして冒頭に書いた初回の攻撃で6点を先取。

 

石田は大量得点をもらい、得意の横浜スタジアム(昨年5勝1敗 防御率1.97)で気持ち良く投げ込んだ。3回表、カリステとビシエドをチェンジアップでタイミングを外し空振り三振に取り、次の回のアキーノまで3者連続チェンジアップで空振り三振に取った。腕が振れている証拠だ。

4回から6回まで三者凡退に抑えた石田は、粘られるシーンがいくつかあり球数を要したが開幕投手として、流れを持って行かれないピッチングを見せた。

6回裏、古巣中日相手に京田が代打でセンター前ヒットで出塁。続く佐野の右打ちで京田は一気に3塁へ進塁。そして林がレフトへ犠牲フライを放ち1点追加した。
教科書通りの攻めで、林はプロ初打点となった。京田の足に助けられた打点にも見えるが、結果としてプロ初打点を上げたのだから自信に繋げてほしい。



9回は今日登録されたウェンデルケンが初登板をした。細川とアキーノに全球ストレートを投じて二者連続空振り三振に取った。見た目以上に伸びているのかバットに触れさせなかった。最後は福永をサードゴロに打ち取り試合終了。

 

【打撃成績】

 

佐野は初回と6回は繋ぎのバッティングでチャンスをメイクし、8回の打席では砂田の初球を狙いすましたように振り切りホームランを放ち猛打賞となった。凄い。

 

宮﨑は初回の先制のタイムリーツーベースの後、3回の打席でも右打ちを決めてこの日もマルチを達成。開幕8試合連続ヒット、その内6試合で長打を決めた。ここまで好調の宮﨑を見るのは久しぶりだ。

 

桑原は、初回のタイムリーに続いて3回も右打ちを決めてアキーノのグラブを弾くツーベースを放ちマルチを決めた。アキーノの守備に助けれた感もあるが、バットが振れているからこそ打球が伸びた。今日みたいに右方向へのバッティングを随所に見せてくれれば、不動のセンターで誰も文句が言えなくなる。

好調の関根は4打席目に山本のストレートを捉えてリボンビジョン直撃のスリーベースを放った。来週も引き続きスタメンでの起用を決定づけた。

ソトは初回に右中間を破る2点タイムリーツーベースの他にも、5回には詰まりながらセンター前にヒットを打って今シーズン初のマルチを決めた。未だソトらしい打球が見れていないが、今日のマルチがきっかけになってほしい。

【投手成績】

 

石田は大量得点をもらい、得意の横浜スタジアム(昨年5勝1敗 防御率1.97)で気持ち良く投げ込み「6回105球、被安打3、奪三振4、四球1、失点0」で締めた。粘られるシーンがいくつかあり球数を要したが開幕投手として、流れを持って行かれないピッチングを見せた。ガゼルマンと同じく1週間後の阪神戦で開幕カードの悔しい敗戦を取り返して欲しい。

 

三嶋が、国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受けた後、公式戦で約1年振りに横浜スタジアムのマウンドの上がった。試合後のヒーロインタビューで三嶋の目は潤んでいた。これからも投げ続けて、難病の人達に勇気を与えてほしい。

 

【コメント】

4月6日に東が復活のピッチングをした後に【明日が中止になった場合、ガゼルマンはそのまま2戦目に投げそうだが、3戦目に石田が投げるような気がする。ガゼルマンと石田がQSを達成するくらいの内容であれば、そのまま笠原が抹消になってしまうのか。】とブログに書いたが、ガゼルマンと石田は出来過ぎたQSを達成し、笠原は石田の結果を待たずに抹消された。

 

別にほぼ的中したのを自慢したいわけではない。来週の先発は明日に改めて予想するが、どうなるのか悩ましい。現在1軍に登録されている先発投手は、濱口・東・ガゼルマン・石田の4人だ。

抹消された平良が投げた水曜日は誰が先発をするのか。ファームでは4月5日(水)に今永が5回67球を投げた。4月6日(木)は大貫が6.2回99球を投げた。順番で考えれば今永が4月12日(水)に投げる事になるが、球数と順調度を考えると大貫が4月12日(水)に投げるかもしれない。しかし大貫は怪我明けのコンディションなので、この時期に中5日で投げるのは考え難い。

 

そしてバウアーの動向は注視し続けるとして、復帰勝利を飾った平良は4月16日から登録が可能になる。笠原だって黙っていない。先発ローテーションの争いは凄い事になっている。

 

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