何か行動しようとするとき
怖さって湧く時ありますよね。
その時、湧く怖さをなんとかしようと
ネットサーフィンなどして
よく目につくのは
「恐れずに進もう!」という言葉
それを見て
「でも、やっぱり怖いです」
「恐れをなんとかしたいです」
「怖ささえなくなれば、動けるんです」
など、
思ってしまいませんか?
「恐れず進もう」と聞くと
進む前に感じる「怖さ」を
なんとかしなければ…
と思う人もいるのではないでしょうか。
そして、それを何とかしようと
している内に、時間は過ぎていく…。
私は「恐れたままで進めばいい」
と思ってます。
というのも、その怖さを
なんとかすることなんて
そもそも出来ないからです。
人間の脳の機能として
いつもの安心できる心の領域の
コンフォートゾーンをはみ出したり
自分が自分をどう思っているかの
セルフイメージをはみ出したり
するとき
怖さや不安を湧かせて
その範囲内にとどまらせようとする
ホメオスタシス(恒常性)が働くからです。
これまで経験した事ない事を
しようとすると
当たり前に怖さが湧きます。
そもそも機能として備わっているので
怖さをなんとかしてから動こう
として
何とか出来るものではないんです。
方法の一つとして有効なのは
ノートに事実(実際の現実)と
感情(想像していること)を
書きだしてみることです。
例えば、
嫌がらせをする上司に「嫌だ」という
事を伝えようと決めたけど
怖くて動けないとしましょう。
ノートに2つを書き出してみます。
事実(実際の現実)として
・上司の嫌がらせがある
・本当はそれを甘んじて受けたくない
本音を伝えたい
感情(想像してること)として
・嫌だという事を言うと、その場にいられなくなる。
・もっと嫌な状態になるかもしれない
・このまま我慢し続けるのだろうか
すると、怖さは、
自分の意志をハッキリ伝えたら
・どうなるのか分からない
・もっとひどくなるんじゃないか
という部分から湧いてる事が分かります。
これは想像上であって
そうなるのか
そうならないのかは
実際にはやってみなければ
分からない事なんです。
自分はどうしたいのか?
その部分が
怖さを緩和する重要な部分となりますので
そこも明確にするといいでしょう。
怖さや不安は、ほとんど
感情(想像してること)から生じてます。
もし、事実(実際の現実)から
恐怖や不安を感じるのであれば
事前に対策を取っておくと
軽減できます。
書き出すと
自分を客観視でます。
自分を客観視することで
思い込みだという事に気づき
恐れが軽減したり
行動に移すこともできます。
とはいえ、人間の脳の機能として
備わっているので
全くゼロになりはしないんです。
だからこそ
「恐れてもいいから
恐れたままで進もう」
なんです。
恐れる自分を許し
進みたいと思う自分も許す。
そのやろうとしている行動が
人目を気にして
人からの評価をもらうための行動
ではなく
あなたが本当にやりたい事ならば
恐れたままで進めばいいんです!
怖さを事前になんとかしようとするより
とりあえず、行動して動いてみる。
すると、
怖いことなんて本当はなかった
という事に気づきます。
一度この気づきを得たら
次の選択では
怖さが湧いても進もうと思えるんです。
やりたい事、叶えたい事
があるならば
恐れでもいい
恐れたままで進みましょう!
あなたのその行動が
新しい扉を開けて道を創っていきます。