ある程度、自己否定が減ってきて
ラクになってきたなぁと
思うと、今度は何かしようと
自然に思うようになってきます。
私もそうでした。
でも、行動しようとするときや
望みを叶えようと動き出す時
つまり
未来へ向かって動き出そうとする時にも
別の形でこの自己否定が出てくるな
と私は体験して気づきました。
動きたくても動けない
動いたけど、続かない
という人に今日はお話しようと思います。
まず、そのような人に
一番聞きたいのは
行動しようと焦ってませんか?
ということです。
例えば、
周りの行動に移してる人達と
比較してしまい
私も早く何かしなきゃ
お金を稼ぐために
早く何かしなきゃ
早く人生を変えて
上手くいきたい
など
「何か成し遂げなければ
行動しなければ
今の自分ではダメだ」
と思ってませんか?
ということです。
人の心理は面白いもので
失敗してはいけない
と思えば思うほど
失敗してしまうし
逃げてはいけない
と思えば思うほど
逃げてしまいます。
「失敗」や「逃げ」を
考えれば考えるほど
脳はそれだけを見つけるように
方向づけされていき
潜在意識はそれを現実にするように
働きます。
それと同じで
「行動しなければ」と
「何かを達成しなければ」と
思えば思うほど
「~したい」ではなく
「~しなければならない」
に脳を方向付けしてしまい
自分自身を窮地に追い込んで
空回りしてしまいます。
たとえ行動に移していても
楽しくないですよね。
むしろ、やり始めたけど
苦しいってことがあるのではないでしょうか。
その結果、
・頑張っても上手くいかない
・楽しいと思えなくてキツイ
・続かない
・本当にこれでいいのか疑問が湧く
という気持ちになってきます。
その状態の時、一旦立ち止まって
落ち着く必要があると思ってます。
・焦って動こうとしていないか?
・何かを達成しなければダメだと思い込んでないか?
・行動できない自分はダメだと思い込んでないか?
・何を焦って得ようとしてるのか?
これらを自分自身に問いかけてみてください。
逆説的でもありますが、
例えば
「達成しなければならない事なんて何一つない」
と思うことで、
体の力も心の力も
不要な力が抜けていきます。
力みが抜けると
焦らずに、誰かと比較せずに
「~ねばならない」で動く事なく
「~したい」で動き出せます。
もちろん
ドーパミンが出てIQが上がり
行動に関する新しいアイディアも
出てきます。
チャンスが目の前にきた時
それがチャンスだと
分かるようになります。
********
私は行動をし始めたけど
すごく苦しいな、と感じた時
周りの人達に
「行動しろ」と急き立てられ
焦っていた事に気づきました。
さらに、社会の風潮で
「行動する人」=「素晴らしい良い人」
「行動しない人」=「ダメな奴」
という概念が自分の中に
あることにも気づきました。
それに加えて、私自身が
「何かを達成しなければならない」
とも思い込んでいました。
人生をより良く変えていくには
行動することが必須です。
けれども、
「行動しなければならない」で
動くのと
「行動したいからする」で
動くのには
雲泥の差がありますよね。
私の場合
一旦、その行動を止めて
自分の中にある思い込みを見つけて
「行動していない自分」を
まず認める作業をしました。
そして
・本当は何を望んでいるのか?
・何を手に入れて、どんな未来を創りたいのか?
を明確にしていったんです。
行動したいけど、動けない
動いてはみたけど
楽しくなくてなかなか続かない
という人は
・焦って何かを得ようとしていないか
・「達成していない自分」を否定していないか
・誰かと自分を比較して「行動しなければならない」になっていないか
自分に聞いてみましょう。
それも思い込みです。
「焦り」や「比較」は
「行動していない自分ではダメだ」
「何も成し遂げてない自分ではダメだ」
という自己否定です。
何かを形にしようと未来へ進む時にも
このような形で自己否定は現れてきます。
紙に書き出してみましょう。
行動する事に対しての
否定的な思い込みを客観的に
知ることができます。
そして
・本当に手に入れたいモノは何なのか?
・手に入れた時に味わいたい感情は、どういうものなのか?
も明確にしてみましょう。
すると
人によっては
今行動しているまま進んでいいんだ
という許可が降りるかもしれませんし
今の行動を止めて
別の行動を取ることに
決めるかもしれません。
自分自身を大切にしながら
「~したい」で選んで、
その行動をコツコツ続けて
その行動の過程を楽しんで
自分で人生の選択をしていきましょう