入院生活は突然に ① 脳出血 |         rayとmariの週末は山歩き partⅡ

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脳出血

 

まさかrayがこの病気になるとは思ってもみませんでした

 

でもよく考えると1年ほど前までは高血圧(下がかなり高かった)

 

食べるものも注意はしているもののカップラーメンや生ハムなど塩気の多いものが好き

 

お酒は周りの人が思ってるほど飲んではないと思うけど

 

お天気の悪い休みの日は朝から飲むことが多くこれも要因か・・・

 

高血圧に関しては最近は痩せたせいか優等生で高くても標準値を少し超えるくらいでした

 

 

お医者さんにもかからず元気な57才だと自負してました

 

 

 

2019年2月12日(火)

 

倒れる前日

 

月に一度は行く近所の焼鳥屋で生ビールと焼酎

 

 

 

これが最後のビールかなと思ったら、帰ってきたまた飲んだんだった

 

 

 

 

魔が差してヒレカツサンドも食べた

 

 

 

2019年2月13日(水) 脳出血で倒れる

 

 

毎週水曜日は東京までハイエースで納品の日

 

 

 

水曜の朝はお弁当を作らないので今まではよくラーメンを食べてました

 

それも最近は体に良くないとご飯とおかず

 

ご飯は白米と玄米を半分ずつ

 

 

配達を終えいつもは吉野屋で済ますお昼が一件回るところがあってトンカツを食べました

 

 

 

 

最後のランチがトンカツでよかったと冗談を言ってたけど・・・

 

病院の血液検査では今まで高いことがなかったコレステロールの値が高かったのはこのせいか?

 

 

午後3時仕事場に戻りrayは書類作業、mariは機械を回す

 

午後5時すぎ、仕事が終わり掃除して帰宅するときにrayは近くへ納品へ

 

この時は病魔に襲われる予兆もなく

 

見積りで遅くなるからと出かけて行きました

 

 

私は家に帰りお風呂に入り、週末の為の作り置き準備に台所に食材を所狭しと並べて料理中でした

 

帰ってくるのが遅いと聞いていたので時間は夜の8時を回っていたけど台所で1人戦争中でした

 

 

時間ははっきり覚えてないけど20時20分頃だったか、仕事場の固定器からスマホに電話が入りました

 

なんでスマホでかけてこないんだろう?

 

電話を取ったら切れたのでこっちからかけ直したらrayが出た

 

何してるの?

 

え?料理してるけど・・・

 

なんか調子が悪いんだよね、力が入らなくて・・・

 

 

いつもと違う弱弱しい声にこれはただ事ではないと感じ

 

広げた台所をきよりんに頼んで

 

家着の上にダウンを羽織ってすぐに家を出ました

 

 

家から仕事場まではゆっくり歩いたら10分ほど

 

走りながら救急車を呼びました

 

 

でもパニクってて何番にかけていいかわからない

 

siriに救急車呼んでと言ったら番号がいくつか出てきたような気がする

 

その中で119を選んでかけた

 

救急の方に仕事場の住所を言おうとしたら番地がわからない・・・

 

セブンの隣ですというと向こうで調べてくれた

 

 

仕事場に着くと鍵がかかってる!!!

 

ぼけっとを探ると鍵が入ってた、よかった

 

開けて中に入るとrayが倒れていた

 

 

話はできる

 

見積もりのファックスがきて取ろうとしたらそのまま床に倒れてしまったとのこと

 

力が入らなくて立ち上がれなかったこと

 

なんどか立ち上がりかけたけどまた倒れたこと

 

椅子に戻ろうとしたけどそれもできなかったこと

 

スマホは遠い所にあって手が届かなかったけど

 

固定器が近くにあったので手を伸ばして私に電話をかけたこと

 

 

救急車呼んだからねというと

 

そんな大げさなと・・・

 

 

rayは私に引きずってても家に連れて帰ってもらおうと思ったらしい

 

頭の中では脳腫瘍かなと思ったらしい

 

脳出血なら頭が痛いはずだし(少し痛い程度だったみたい)

 

脳梗塞なら手足がしびれるはずだし(実際は左側がしびれて動かなかった)

 

 

 

近くに消防署があるのに救急車が出払っていたのか、来るまでに20分ほどかかったような気がする

 

私一人で行ったのを心配したきよりんが近くに住む従弟に連絡してくれて救急車が来た時にちょうど来てくれた

 

 

従弟のM君と一緒に救急車に乗った

 

いろいろ聞かれて受け応えしたけど、rayも意識ははっきりしていて救急隊員の質問に答えてた

 

ブログが書けるね

 

そんな冗談も言った

 

あとで救急車に乗った時に写真撮ったの?と聞かれたけど、そんなことできるわけないやん滝汗

 

近くの病院がよかったけれど脳神経の先生が不在ということで船橋医療センターへ

 

 

検査で待ってる間に先生には脳出血と脳梗塞の可能性を言われ

 

脳梗塞だった場合の薬や手術の承諾書を書かされた

 

間もなく検査が終わり脳出血とのこと

 

脳梗塞の承諾書はその時点で破棄

 

 

MRI?CT?の映像を見ながら先生の話を聞いた

 

右の被殻出血

 

幸い手術は必要なく血圧を安定させることで入院治療するらしい

 

左手足が動かないので重症です

 

先生の言葉がうまくのみ込めない

 

 

入院期間は2週間から1カ月

 

そのあとリハビリテーション病院に転院し1カ月から5カ月

 

突然のことで目の前が真っ暗になりながら先生の話を聞いた

 

そのあと家に退院できるか、施設に移るか・・・

 

そんなことも言われたような

 

 

rayの心配もさながら仕事はどうするの

 

同じ仕事はしていても、私はほぼ機械のオペレーターだけ

 

機械の切り替えやインク洗い(印刷関係なので)事務関係、そして週に一度の東京への運転

 

私の頭が破裂しそうだった

 

 

ICUに入った

 

イメージしていたICUとは違ってて大きなナースステーションの中にカーテンで仕切られた個室がある感じ

 

面会は午後3時から5時まで

 

 

見積りの途中だったのはどうするの?と聞くと

 

明日持ってきて、見積もりするからと言われた

 

頭ははっきりしてる、それが救いだった

 

 

明日持ってくる物を看護師さんから聞いて病室を後にした

 

帰りは甥っ子が迎えに来てくれて家まで送ってくれた

 

 

家に帰るときよりんは台所の片づけが大変だったみたいで何度もそのことを言われた

 

息子のことを心配してないわけではないみたいだけど。。。

 

いつもは私が言うセリフをきよりんに言われた

 

食べないとだめだよ

 

M君が買ってくれたセブンのサンドイッチを無理やり口に押し込んでから布団に入った

 

眠れない夜

 

眠りについたのは明け方でした