菜乃葉side
「ん・・・・・・」
目を覚ましたときには見知らぬベッドだった。
“あ、起きた。大丈夫だった?”
日本語なんて解読は簡単。なんていってる暇なんてない。
さっきのお兄さんが様子を伺っていた。
私は爆転からの爆宙で、窓際に寄って、愛銃のオートマチックピストルを構えた。
“動かないで下さい。動いたら撃ちますよ。”
日本語でそういう。
“ちょ、ちょっと待って!うーん・・・じゃあ、ジャック、言ってきてくれないかな?”
ジャック?聞いたことがあるような・・・・・
“よっ!俺ジャック!!”
間違えない、KJの妖精だ。
!!?
それに驚いて、驚愕してる。
『昔、ジャックとメイというKJの妖精がいてな。けれど、はぐれてしまったのじゃ、どこにいるのかのう・・・・』
ふいに思い出す。
私は銃を下ろした。
「貴方がなぜここに?」
「嗚呼、色々、コイツには世話になったんだ。で、コイツが俺を使っていいか、聞きたいんだと。で、向かってる途中に、お前が襲われてるのを見つけた。だから助けたんだよ。」
へ、へぇー・・・・・
私はお兄さんに近づいて
「先ほどはご無礼をお許し下さい。」
「いやいや、大丈夫だよ。そういえば、名前、まだ、言ってなかったね。カイだよ((ニコ」
「えっと・・・・菜乃葉、綾峰菜乃葉です。」
「じゃあ、行きましょうか?」
NO31へ続く
カイくん使ってすんません(´・ω・`)
菜乃葉side
砂香姉はずるい。
あんなに、仲間に囲まれて。
私があんなに求めた友達と一緒に
嫉妬・・・・なんだろうな。
こんなことクアに話したら怒られるんだろうな。
一回、頭を冷やしてこよう
私は皆の目を盗んで外へでた。
バチャバチャと響く雨音
生憎の嵐だ。
“最悪”と呟くとかさも差さないで走った。
目指すは河川敷。別に自殺するわけではない。
ただ、そこが一番落ち着くから、ただそれだけ。
一人でいたかったから、通信機の電源は切っておいた。
気づいたら大変なことになるんだろうな。
たまには迷惑かけてもいいかな
((ドン!
「きゃ!!」
誰かにぶつかってしまった。やばい。すぐに立ち上がって、謝らないと
「あー・・・・・・服が濡れちまったどうしてくれるんだよぉーw」
しまった。チンピラだ。
「兄貴にぶつかって、謝りもしないとか礼儀知らずの小娘っすねー。兄貴!」
「あぁ、こんな小娘、俺がフルボッコにしてやるよ。」
!!!やばい、コイツにフルボッコにされる。銃はとれるけど・・・・・もう人を殺したくない!!
じゃあ、もう仕方ないか・・・・・と思った途端
((バン!!
!?
私の右腕を抑えていた人(下っ端ともいう)が倒れた。
「な、なんだ!」
その人は透き通るような日本語で話している。
“女の子一人に対して、男3人で暴力なんて大人気ないね、今なら許してあげるから、さっさと離れな”
銃を構えていた。
「ッチ・・・・・行くぞ!!」
「い、イエッサー!!」
さっていくのを見届けると、なぜかめまいがして・・・・・・・
ここから先、どうなったのかは分からない
NO30へ続く
倉間side
あれから30分の時が流れた。
シンとなる部屋の中に複数のバッチをつけた人々がある人物を待っていた。
この5分くらい前だろうか?
砂香のおじいさんが来て、俺らは帰ったことになってるらしい
あと、“アンジュ”というKJの妖精が様子を見にいている。
どうやら、他のKJとはバァージョンが違うらしい((
「うん、うん、もう大丈夫だから・・・・・気にしないでじいや、うん、分かった、けど今は少し疲れてるから部屋で少し休んでから、また出るから・・・・・」
パタンとドアを閉じて防音のスィッチを入れた。あの待っていた人物。砂香だった。
「ッ~!!」
扉を閉めるなり、砂香は腕を目にあてて
「あーあ・・・・・・・やっちゃったなー・・・・・・あははははー・・・・・ッ」
砂香の目からはキラリと光るものがあった。
「・・・・・そうだよ、最初からあそこで辛い思いしてれば、雷門中なんて、転校してこなかったのに・・・・・!みんななんか嫌いだよぉ・・・・・」
あそこ・・・・・・・・?
今回ばかりは皆、真剣に聞いていた。ただ、あの妖精を除いてだが
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「!!!」
砂香が机にあるプリントというか参考書を飛ばす。花瓶を机から落とす。割れる。中に入っていた水が参考書に飛び散る
そして、文字が滲む。それを砂香が踏む。
血が出る。
「もうやめて!!」
海菜が言うが届かない。
そして、バタッとベッドに倒れた。
「はー・・・・こんな人が、私のパートナーですか?まず、この人、本当にお父様の血が流れているのかしら?とてもじゃないけどそうには思えませんね。・・・・・・ただの弱虫娘じゃないですか」
ボソッとつぶやいた。
と言って、驚くべきことをした。
砂香が急に4階の窓から飛び降りた。
「!!!」
これには皆、驚愕したんだろう。
「砂香!!」
俺と妖精以外は皆、バッチを外し下においていった。
「行かないんですか?皆さんと一緒に」
妖精が黒い笑いを浮かべ、俺に話してきた。
「アイツは垢の他人だ。恋人でも友達でもない」
と俺は冷たく言い放った。
「へぇー・・・・そうなんですか。貴方の本心じゃないような気がしますけどね。このままだと間違えなくあの人、死にますよ。」
「!!!!」
驚愕だった。俺は、自分を裏切って窓から飛び降りた。
そして、(元)干草をクッション代わりにして砂香に駆け寄った。
「砂香・・・・・・・!」
砂香の返事はない。
ただ、雨音がバチャバチャというだけだった。
「・・・・・・・・・・・アンジュ」
そう、聞こえたような気がした。
「砂香!!」
すると、海菜達が、来て、砂香をとり囲んだ。
すぐ、砂香には反応があった。
ムクッと起き上がり、涙目で
「ごめんね。皆、全部、演技だったんだ。」
と震えながら言った。
「・・・・・・・・・・・・・」
相変わらず、嵐は止まない。
((ゴロロロロ
雷もなってきた。
沈黙が何秒も何秒も続く。
「あはははっ、わらわはなにをお主等相手に謝っておるのじゃ、馬鹿馬鹿しい。そらそら、わらわは疲れておるのじゃ、とっとと帰れ」
((パチン!
海菜が砂香の頬を叩く
「何をする!この無礼者!」
反抗的な砂香に対し
「心配したんだからね!」
と言って抱きしめた。
「もう、嘘つくなよ」
と言って霧野が抱きしめる。
「ったく・・・・・・・お前は世話が妬けるな」
神童がそういい
「本当ですよ。これからは迷惑掛けないようにしてくださいよ。先輩」
「剣城君の言うとおりだよー!もう、一人で抱え込まないでよねー?」
剣城と雷波がそういい、抱きしめる
俺は、デコピンをして
ただ一言
「バーカ」
NO29へ続く
砂利夜side
「ったく・・・・なんで兄貴の部屋に行かないといけねぇんだよ・・・・休みたい・・・・・」
「まぁまぁww」
ふらふらとした足取りで現在5階にある兄貴の部屋に進行中、あのあと、怜が倒れて、保健室(?)に運ばれ
そのあと、俺と菜乃葉、桜とルミで別れ、とりあえず、実の姉、兄に会いに行くというのか?
それで、今行ってるけど、絶対抱きつかれるに決まってる。
恐る恐るドアをノックした・・・・・・・・が
返事がない。部屋にいるとじいやから聞いたのだが
「入るぞー?」
まさか人生終わってるということはないとは思うが、心配なので入ってみよう。
菜乃葉と一緒に入ってみる。兄貴の部屋は・・・・簡単に言うと、書斎((
それで、嵐の外を眺めているのか、椅子は机の反対側を向いていた。
「あーにーきー?」
ヒョコッと見てみると
「・・・・・・・・・気持ちよさそうに寝てますね」
本当だった。兄貴は現在熟睡中。どうりで返事もしないわけだ。
「んー・・・・眠い((」
「んじゃあー寝るか?」
「えー、でも寝てていいんですかねー?」
「いいよ、仮眠ってことでw」
俺と菜乃葉は仮眠をとるためにソファにすわり寝た
ルミside
「桜ー・・・・遅いよー・・・・へたりすぎだよー」
「う、うるさいなぁー・・・・・私だって疲れてるんだから、少しぐらい休ませてよう・・・・・・」
((カチッ
「『う、うるさいなぁー・・・・・私だって疲れてるんだから、少しぐらい((ry』これ、夏喜君に送信しよーw」
「あぁ!駄目ー!っていうか、なんで私の携帯を勝手に録音しないでー!」
ふふ、可愛いw流石我が妹((
「あぁ、そうなんだ。ここを、こうしてくれないと困るんだ。あぁ、嵐から防げるようにな」
「ルーアー!!」
私は飛びついた。大好きなお姉ちゃんの背中に
「る、ルミ?か、帰ってきてたのか」
「私も・・・・いるけどね」
声的にムスッとしているであろう桜がそういってくる。
「ふふ、そら、桜もこっちきなよ」
「むー・・・・・・」
((ギュッ
「よく頑張ったな」
ただ一言だけ、この一言が私にとって嬉しかった。
NO28へ続く
砂利夜side
「ったく・・・・・なんだよ。この火の海は!!」
本当にそれしか表現方法が見つからなかった。
しかも、炎の踊りがものすごく、不自然だった。
だって、中央部を守るようにして、燃え上がっている。
まぁ、なんとか、中央部までたどり着くと、見慣れた奴が倒れていた。
「怜!!」
そう、俺にとっては義理の兄の怜が倒れていた。
俺はこれにはビックリした。怜が苦しそうに倒れてるとかめったに(?)ないからだ。
「さり・・・・・・・・や?」
「大丈夫か?」
「あぁ・・・・・・なん・・・・とか」
その声を確認したと同時に、嵐のような雨がいきなり降ってきた。
この嵐で、一気に火事は収まった。
「全く、お前等という奴らは・・・・・・」
呆れながらも入ってくる人間・・・・・いや妖精がいる。
「クア・・・・・・」
「ほら、今はいいから美術館(ここ)元通りにお片づけしますよー怜君、砂利夜君、ほら立って立って~!」
「はいはい・・・・・」
といい、起き上がる。
「それじゃあ、行きますよー」
クアの調子が可笑しいような気が・・・・・・・
「「「風の神よ。風をやめたまえ。闇の神よ。我に力を、光の神よ。我に仲間を守る力を。天に彷徨えし、神たちよ。我にこのものを直す力を!!!」」」
((ピキィーッ
元通りになった。・・・・・・・・が
「ッ!」
急に痛みを感じ、崩れこんだ。
魔力が・・・・・・・・・・少ない・・・・・
その後、クアの残っている魔力で合流しましたー・・・・・・・・
NO27へ続く