怜side
「―――――!!」
「――――――――――!?」
「んんっ・・・・・・?」
「大体!お前のせいであいつは・・・・・・!」
「はぁ!?先に言い出したのはお前だろっ!?馬鹿なの!?タヒぬの!?」
「タヒなねぇよ!!お前こそ馬鹿だろっ!ちゃんと教育受けてきたか?この変体が!!」
「はぁ!?てめぇ、いい加減にしろy「やめてください!!」」
俺は、二人の間に割って入った。
少々あきれ気味だが、よく飽きずに喧嘩を続けられるものだ。
「いいですか!喧嘩なんてしてないで・・・・・!って、あれ?俺、元に戻ってるっ!」
「「あれ?気づかなかったの?」」
この人達に言われるとイラッとくるな。
「そうだよ。この空間では、一時的に性別などはもとしてあるんだ。」
((バッ
蝙蝠(こうもり)が喋り、それは人・・・・羽の生えた人に変わる。悪魔。この問題の元凶だと思われる悪魔。リストラがそこにはいた。
「あ、大丈夫、後もう少しで、砂香たちが来て、全員揃う。そうじゃないと、アタシの相手にはならない。ゆういつ、アタシと互角の桜は、いないもんね。」
・・・・・・・・・!?
姉さんが・・・・・いない?
「あれれ?気づかなかったの?あの、ガラス玉。あれ、桜が入ってるんだよ。」
「う、うそだっ・・・・・」
「うそだっていうなら、そうでも思ってろ。3・・・・2・・・・・・1・・・・・」
((バタンっ
「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!まだついてくるっっっ!!くんなぁぁぁぁぁぁ!!」
大声で、砂香が入ってきたと思えば、次に入ってきたのは、下半身のない女の子っ!?
ズルズルと歩いている(?)こえぇぇぇぇぇ!
((バキュンッ
今度は銃声。
「砂香姉。怖がりなのは分かりますけど、冷静に対処してください・・・・ってあれ?」
「あ、戻ってる・・・・・?」
次々ときては同じ反応をする。正直つまらない。
「さて、全員揃ったことで・・・・アタシを倒せたら、すべて・・・・・・・元に戻るから」
ヒラッヒラッとレイラ達が来る。
「せいぜいがんばって、アタシを倒してごらん?」
NO17へ続く。
菜乃夜side
―ところ変わって外―
「うわぁっっ!!」
「ねぇ・・・・なんで?なんでなの?教えてよ。なんで僕には振り向かないであんな男に振り向くの?ねぇ?ねぇ!?」
「やめっ・・・・やめろっ・・・・春哉ぁっ・・・・・・」
痛い・・・・痛いから・・・・・
ー話は数十分前へさかのぼる。ー
「うーん・・・・ここ、どこだろ?どっかの学校の・・・・校庭?」
遊具があって・・・・校舎みたいな建物があって・・・・・・
「やあ。菜乃葉。」
「!!」
振り返ると紫髪の少年が立っていた。
「・・・・・・春哉。どうしてこんなところに。」
「え?今日はね。菜乃葉のために素敵なプレゼントを持ってきたんだ。ほらっ!」
春哉の視線の先には見慣れた俺の先輩がいた。
「先輩っ!!」
「このプレゼント、欲しい?」
ニヤニヤしながら春哉は問いかける。
「人をもののように扱うなっ!それに先輩は春哉のものじゃないだろっ!?」
「うるさいなぁ・・・・・」
「なっ・・・・・!!」
「もういいや。コイツを痛い目にあわせるから」
「やめろっ!!」
言っても遅かった。
30mぐらい離れていても、分かるくらいに、顔が赤くなっていた。
「ふふ、菜乃葉ぁ・・・・・お前のせいで、先輩、タヒんじゃうかもねぇ?」
「くっ・・・・・」
「ねぇ、菜乃葉。勝負しない?菜乃葉が勝ったら、先輩も返してあげるし、元に戻るアイテムあげる。でも僕が勝ったら、先輩はコロすし、菜乃葉も僕のものになってもらう。これでどう?」
「・・・・・・・嗚呼、構わない。」
「僕だって、悪魔なんだよ?容姿が人間っぽいからって甘くみられちゃったのかなぁ?」
「春哉は・・・そんな・・・・奴じゃない・・・・・」
「!!」
「春哉はそんな・・・・酷いことしないっ!!」
「ふふ、ふふっふふふふっふふっ」
「な、何が可笑しい・・・・・・・・」
「僕だって、姉さんには忠実なんだよ?姉さんの命令なんだ。」
といい、春哉の容姿が明らかに違っていくことに気づく。
黒い羽は生え、青瞳の目は赤瞳に変わっていった。
「ひっ・・・・・・」
コイツは人なんかじゃない。化け物だっ・・・・・・
「菜乃葉・・・剣は握らないの・・・・?」
「来るなっ・・・・・来るなぁぁぁっっ!!」
剣を握り振り上げた。
「ッ・・・・・」
「!!」
それが春哉の腕に直撃して、腕が裂かれる。
「う゛お゛え゛ぇ・・・・・・」
一気に気持ち悪くなる。正直グロい。
「勝負・・・・ついたみたいだな。」
気持ちがる俺を見ながら平然として答える。
そしてブチィッと音が聞こえた
「アンジュヒーリュ」
と唱えると、悪魔の羽の形をしたストラップになった。
「はい。これから先、がんばってね。」
というところで俺の意識は途切れた。
NO16へ続く
iPhoneからの投稿
はい。やっとPCが触れるので、ちゃんとやっていきたいと思います。((キリィッ
雷兎side
どこだろ・・・・・ここ、すごく暗い・・・・
「あっれー?気づいた?雷兎君っ!」
!?誰だっ!?
「こんばんわぁ~咲卑雷兎君っ!
僕が振り返って見ると、出てきたのはロープを深く被った少女と八重歯の長い少女だった。
「キミは元々女の子だけど、今は男の子だから私でも血、吸えるねっ!立派なヴァンパイアにしてあげる♪私のこと覚えてるよね?ほら!フランスの美術館で・・・・・!!」
「確か・・・・レイラ・ニンストだったな。」
「へぇー・・・覚えててくれてたんだ。これは光栄です♪じゃあ、こっちの子は覚えてて当然だよねっ!」
そういうなりレイラはロープを少女から奪い取った。パラッと銀色の髪が出てくる。
銀色の髪の少女はさらっとこういう。
「こんばんは・・・・・・・咲卑雷波です。」
NO14へ続く
?side
物語もいよいよフィナーレ。
フィナーレをきれいに飾るのは誰かしら?
人一倍元気な少年か
仲間想いな少年か
姉想いな少年か
天然な少年か
年上に忠実な少年か
兄想いの少女か
知性的な少女か
好きな人に一途な少女か
残るのはただ一人だけ。
それ以外の人間は残った一人の重荷となって消えていく。
一人以外、誰もいなかったように。
他の人間は過ごしていく。
彼等を覚えているのは残った一人だけ。
さぁ。もし、彼方がその一人になったら彼方はどうする?
他の人間に助けを求める?
本当はあの子達がいると。
それともずっとこのまま一生独りでいる?
ふふ、どうするかは、彼方次第。
次のページを開くのか。
このまま、引き戻るのか。
どうするかは彼方次第。
少年たちの戦いにも
もうそろそろ、終止符が打たれる。
そのためには・・・・・・
やるべきことがある。
____が____されないと、終止符を打つことは出来ないから―
怜華side
「なんで・・・・・こんなところに?」
ゆずの部屋で見たアイツは冷たい視線を放っていたが、今現在のアイツはそうでもなかった。
「お忍びだよ。お忍び」
「お忍び?」
「そ、お忍び。」
意味が分からない。((真顔
とかなんとか思っていると
「ん、」
なんか腕を広げてきた
「?」
「泣け。」
「は!?」
思わず聞き返した。
ますますなぞが深まる。
「泣きたいんだろ?」
ガチで、冗談を言って、たのしんでんのかもしれないんで。
パチンと指をならして
((ズドッ!
「!???」
天から降ってきたのは、巨大な岩。
間一髪でよけられたみたいだな。まったく、相変わらず、うざいやつ。
「ちぇ。相変わらず、怜ちゃんつれなーいぃ・・・・・」
すねながら、言うコイツはやはり、ボコしたほうがいいのだろうか。
「ま、もうそろそろ時間だから、今すぐ、お前は、部屋に戻って眼鏡かけて、奥にある、黒っぽい穴に飛び込め。」
「へ!?」
急な話だ。
「いいからいけば分かる。じゃあな。」
と言って、ヒラリと、飛び降りていった。
「あっ!ちょっと!!待て!このバカ砂利夜!!」
叫んだがもう遅い。
アイツは消えていなくなった。
「あぁ・・・・もう!!なんであんな泣けなんて言ったのよ!!」
砂利夜が降りていった場所に叫んでみたがやはり通じているような気もしない。
「・・・・・・・」
諦めた。もういい。今度あったら男の姿でアイツをゲームでボッコボコにしてやる。
ということで、アイツのいうとおり、部屋に戻ると
「あっ!」
視界が元に戻った。
と、いうことで、当然周りなんぞ見えないわけで、始まりました。
眼鏡探しっ!
しかも、深夜なわけで、真っ暗でございます。そして、みんな眠っていますわけで、起こさず
物音をたてずに眼鏡を探して、奥にある、穴というものに飛び込まなければならないのです!!
って、何実況しちゃってるんだよっ!!((
ま、まぁ、要するに、急いで眼鏡を探さなきゃっ!
と思い、1歩足を踏み出した、そのとき
((バキィッ
えぇぇぇぇ!?
滅茶苦茶嫌な音がした。
たぶん、眼鏡、眼鏡が割れた音だ。
さ、最悪・・・・・
仕方ない。仕方ない。仕方がないのだから許してくれ・・・・眼鏡!!
とか思いながら、穴の中に飛び込んだ。



