2005年11月、僕は「GT300km」を撮影する為、鈴鹿に来ていた。

写真を撮る事においてまだまだ未熟だったが当時はそれでも写真を撮る事にある種の幸せを感じ、
またレースにおいても初めて見る車や初めて行くコーナーに興奮を覚えた。

そして、レースを撮るにはどうしたらいいか、が何とか分かりかけてきた時期であっただろう。

どのような被写体を撮るにしても当然だけど撮りたい気持ちになったから撮る、という流れがある。
どんなにヘタクソな写真でも自分が満足できたならそれは大変いいことである。人の評価なんて二の次だ。

僕は過去に撮った画像は必ずどんな写真であれ残している(といっても当時、画像チョイスをしてる時に失敗だなって思った写真は無論容赦なく捨ててるが。しかしそれ以降は手を出さないし画像の加工もしない。
多分、今過去の画像を再び選別するなら間違いなく05年の画像は僅かしか残らない)
当時の僕が撮影し、編集した写真には当時の僕なりの意図が存在している。それを大事にしたいから。

どんなにヘタクソな写真であっても、今みたいに昔の画像を気まぐれで掘り出して
「あの時はこんな車が走ってたんだな」「あの時はまだ未熟だったな」「あの時は写真を撮ることに夢中だったな」
と当時を振り返り感傷に浸ることが僕にとって一番の幸せなのだ。

そして「今は、どうなんだろうな」と考える、これも重要なこと。


ハイパーアシスタントの憂鬱


ハイパーアシスタントの憂鬱


ハイパーアシスタントの憂鬱


ハイパーアシスタントの憂鬱


ハイパーアシスタントの憂鬱
11月6日、日曜日。

この週は祝日の木曜日しか休めず日曜日も出勤となった。
9時に鮫洲って駅に行き、クライアント様と合流し撮影が始まった。
どうやらこの駅に電車のグッズを扱ったお店がオープンするということでそのお店の外観や内部を撮影するとのこと。

撮影中、やだ、誰かに見られてる...的感覚にあった。
お店がオープンすることを聞きつけてか鉄っちゃん達が集まり熱い眼差しで店を眺めていた。
できればひたすらアシスタントに徹する僕に熱いエールも送ってほしかった(´Д`;)

9:30

撮影終了
ちょえええええええええ!?
も、もう!?

ちょっと嬉しかったけどこの日の為にいつもより早く寝ていつもより早く起きたのに...。
多少の無念を抱きながら僕は現場を後にした。

予定という予定は入れていなかったが、営業に持って行く用のアルバムと写真用紙を見にいきたかったので秋葉原のヨドバシカメラに向かった。
写真の持ち込み営業の一応基本とされているのがB4(大四つ切り)サイズでアルバムはそれがピッタリ入るアルバム(11x14サイズ)らしい。

ヨドバシカメラに行き、B4サイズの用紙が無い。あるんだけどオフィス用紙みたいなのしかなく、しっかりとしたB4用紙というものがない。
無駄に「嘘だろー??」って思い店内をくまなく探したがない。
関西に住んでた僕からしたらヨドバシカメラは絶対的存在。唯一無二。もう一度言う、絶対的存在なのだ。
ヨドバシに無かったら地球上どこ探してもない、と言っても過言ではない。と思う。
僕にとって、ヨドバシカメラとは全世界なのだ。
そんなわけで店員さんの言葉を受け入れれず、無駄に探しまわったのだった。

帰ってネットで調べたら営業行ってる人はA3サイズの用紙を買って、B4サイズに裁断してるみたいだった。
で、裁断機見てたらこれがまたお高い...。
どうするかな....。


この日の秋葉原は「CR地獄少女」のイベントをやっていた。
僕がアニメを見るきっかけになったのがこの「地獄少女」である。
このネーミングにときめきを覚えて以来、僕の夜更かしアニメ鑑賞会が幕を開けた...。

ハイパーアシスタントの憂鬱


ハイパーアシスタントの憂鬱


ハイパーアシスタントの憂鬱
今回撮ったミニカーがこれ

$ハイパーアシスタントの憂鬱


「Arabian Oasis TEAM IMPUL」(本山)

2007 鈴鹿 2&4 WINNER(予選:3位/決勝:優勝)


このマシンのカラーリングは見栄えがよくて結構気に入ってた。
このマシンを見てると常にかき氷のブルーハワイを食べたくなる。無性に。
夏が来ると高確率でかき氷のブルーハワイを食べるんだけどあれそもそも何なの?
ブルーハワイ味って何なの?いや美味しいから食べちゃうんだけど。
気になって眠れない。


このミニカーを撮るにあたり、マシンカラーが夏っぽい、それどころかスポンサーがアラビアンオアシスっていう清涼飲料水のメーカーで南国、いやトロピカル、むしろブルーハワイ的に撮影したかった。

撮影する時はなるべく夏の光をイメージして撮ってはみたもののこれが意外に難しい。
というのも基本的にブツ撮りとは直射光では光が強いので拡散光を作る。簡単に言えば曇り空を人工的に作ると考えて頂ければいいかな。
こうすることで全体に柔らかい光が周り、影が薄い写真ができあがる。(悪く言えばメリハリが少ない)
モデル撮影では曇り空がいいとはよく聞く話だけどブツ撮りでも同じような事が言える。

これで君もカメアシになれる!!!!たぶん


今回試した直射光(いわば太陽光)で夏の光を作るライティングはセット自体はストロボを一発直当てだからすごい楽だったんだけどその分奥が深かった。
結局タイムアウトで中途半端なまま撮影中止になってしまい悔いの残る一枚になっちゃいました。


ハイパーアシスタントの憂鬱


ハイパーアシスタントの憂鬱


ハイパーアシスタントの憂鬱