画像はボストン美術館で出会った絵画です。
今の私の気持ちにピッタリの絵だったので写真を撮りました。(撮影できる美術館なんですよ)
さてさて静かな雨の朝
最近の私の気持ちについて書いてみます。
今までの56年間の人生の中で心に刻まれている言葉がいくつかあります。
その中でもハっとして突き刺さり、今も新鮮に噛みしめる言葉がタイトルにした
『出会いもまた自発』という言葉です。
これを私に言ってくれたのは亡き整体の師であり私の心の目を次々に開くきっかけをくれた
高野亨先生でした。当時の私は30歳で子供を産んだばかりで子育てにも自分の仕事にも迷いだらけでした。ただ1日1日を無事に過ごすことに一生懸命だったし、それが精一杯だったと思いだします。
その頃毎月通っていた活元会(整体協会の先生が開催する勉強会)で高野先生は初心者ママの私に『ええ?そうだったの』と初めて知ることを沢山教えてくれました。
子育てもよくわからない私には、なによりも子供の自発性を育てていくことの大切さを教えてくれて、本当にそうだなと思いあまり迷いがなくなりました。
先生方は私にとっては本当に助かる、ありがたいことを教えていただけたので、思い切って問いかけたことがあるのです。
この勉強会のことを知っている人は知っているけど、全然知らない人の方が多いです。もっと大勢の人に聞かせてあげたいので先生そんな場所を作ったら来ていただけますか?
その時の先生の答えがこれでした。
笑・・・出会いもまた自発なんですよ。
は!としたことを覚えています。だから今でも心に刺さっている言葉です。
出会いもまた自発。叩けよされば開かれん。なんですよね。
本当にそうだ。
扉を叩いていない人に向かって、どんなにこれはいいことですよ!
と叫んでも耳には入るかもしれないけど心には届かない。
その人の心が開くことは、そんなに沢山はない。
だからいつも私は自分の心に戒めるのです。
誰かの役にたてることをしたい。
でも声高に聞きたくないかもしれない人にこっちを向いてと叫んでもその人自身が
知りたい、と思っていない限り、本当には伝わらないんだ、ってこと。
とはいえただじっと思いを秘めて佇んていても、伝わる時はこないですものね。
だからひたすらコツコツと発信を続けることに私のやるべきことがあるんだな、って思います。
今、食べるもののことを軸にして、体を元気に整えることをお伝えしています。
ローフードはお料理好きで、美味しく健康になりたいなって思う人にとっては
とっても楽しい新しい知識が満載です。
そして、私は働くお母さんだったので、時間がかかることも面倒臭いことも好きじゃないから
いかに簡単でおいしくなるか、を基準に考えているので時短・おいしいことも重視しています。
ただ簡単なだけでは面白くないので、ストックしておくこと、無駄にしないこと、などにもとっても興味があります。
でも一番大切なことは、愛する人への思いをこめた、愛のあるものをこの手で作ることとその喜び。
それをローフードやロースイーツやローチョコレート作り、発酵食作りを通してお伝えした行きたいのです。
なのでこれからも私のペースでコツコツとお伝えしていきたい、、、と思います。
食べるものから健康になる。
できればちょっとオシャレで明るくて楽しくて、作る喜びに満ちた生活を紡いて行きたい。
もし共感していただけるところがあれば、いつかどこかで出会ってくださいね。
短い人生の時間の中で心が伝わる出会いをいくつできるのでしょう?
そんなことを静かに思う朝でした。