そこに噛みつく? | オーバー環の音楽人生

オーバー環の音楽人生

役職定年になった途端にコロナ禍、料理人も続けつつ音楽活動にハマっています。

どっかのコンビニが発売予定だったフォワグラ弁当が
「フォワグラは野蛮な食材」という投書多数で販売断念とか。
ま、しょうがないんじゃない?
それはそれで伝統的な食文化なんだけど、違う意味で私は賛成。

フォワグラなんて今どきそんな大した食材じゃないし、切って焼いて
コンビニ弁当に入れたってそんなに美味しいと思うもんじゃない。
逆にそれはフォワグラ文化への冒涜でしょう。

丁寧に血管や薄幕を取り除いてポルトと適量の塩とスパイスに
一晩漬けこんで型に詰め、絶妙の火加減で熱を通したテリーヌこそが
フォワグラの最高の味わい方だと今でも信じて疑いませんが、
それこそそんな厄介なものを出すお店が激減してしまった。

あ、今回私が言いたかったのはそこじゃない。
クジラだてイルカだって、日本は乱獲なんかしていない。
「美味しんぼ」で描かれてたようにアメリカが脂を取るためだけに
クジラを乱獲して骨も身も捨てまくってある種を絶滅まで追い込んだ。

知能の優れたクジラ、イルカを食用のために捕獲するのは野蛮
て言う。
でもね、黒毛の和牛がトラックに載せられる瞬間に立ち会った事がある。
飼い主様も食用に育てたんだって理解している。
牛はあの可愛い目に涙貯めるし飼い主様の孫なんてもうパニックだよ。

一頭に一つの大切な命、それだったら日本にイチャモン附けまくってる
アメリカ様が断トツ殺戮の限りを尽くしてるじゃありませんか。

そんな食の恩恵にも預かれなくて国民の80%以上が肥満傾向の国に
日本の食文化に口出して欲しくないね。