プレゼント | オーバー環の音楽人生

オーバー環の音楽人生

役職定年になった途端にコロナ禍、料理人も続けつつ音楽活動にハマっています。

1月2日、FMで「東京jazz2012」をオンエアしてました。
私はTVを見る習慣もほとんどないせいか、TVでの
オンエアも見逃してしまってましたが、なんといっても
「バート・バカラック」!もうそうそうライブも見られる
チャンスも限られ、なるべく触れていたい音楽家。

1時間強のコンサート、もう最初から最後まで聞き惚れました。
私が思う広義での現代ポップス界の三大作曲家は、
「ポール・マッカートニー」「エンニオ・モリコーネ」そして
「バート・バカラック」と思ってます。
「アルフィー」等でご自分でもヴォーカル取ってましたけど、
かすれ声の説得力もハンパない。

編曲も変幻自在で、独特なホーンセクションとか、絶対声を
張り上げないコーラスとか、やっぱり50年も変わらぬバカラック
ワールド。
のちにアメリカではガーシュインの後継と位置づけられる、
と妄想してもあまり文句は言われますまい。


私ももう飛び飛び40年もドラムなんかやってきたけど、
リズムのはっきりしない音楽はイヤ。
でも、今のヒップホップとか、ハウスだかクラブだか、
リズム主体の呪文みたいのはもっとイヤ。

知覚には訴えても、感性には何の影響もおよぼさない。

まあ、年寄りの遠吠えでけっこうなんだが、それを論破
してくれる若い聞き手が現れてくれればいいんだけどね。

こっちからお願いする。
今流行ってる音楽ってのは過去の積み重ねでしかないんだ。
もっと探求したいと思うんなら、過去に遡るしかない。

音感もリズム感もダメになっちまうぞ。