創作陣からのメッセージ|脚本/作詞/演出 チョ・グァンファ【2024ベンジャミン・バトン】 | ラビブログ

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2024 韓国ミュージカル「ベンジャミン・バトン」

(뮤지컬 벤자민 버튼/Musical Benjamin Button)

𝙱𝙰𝚂𝙴𝙳 𝙾𝙽 𝚃𝙷𝙴 𝙽𝙾𝚅𝙴𝙻 '𝚃𝙷𝙴 𝙲𝚄𝚁𝙸𝙾𝚄𝚂 𝙲𝙰𝚂𝙴 𝙾𝙵 𝙱𝙴𝙽𝙹𝙰𝙼𝙸𝙽 𝙱𝚄𝚃𝚃𝙾𝙽' 𝙱𝚈 𝙵.𝚂𝙲𝙾𝚃𝚃 𝙵𝙸𝚃𝚉𝙶𝙴𝚁𝙰𝙻𝙳

原作:F・スコット・フィッツジェラルド『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

 

2024年5月11日 GRAND OPEN!

2024.5.11~6.30

at 韓国ソウル・世宗Mシアター


「ベンジャミン・バトン」創作陣が伝える
舞台の上で繰り広げられる幻想的なベンジャミン・バトン世界の物語📖

 

💌CREATIVE TEAM LETTER💌

脚本/作詞/演出ㅣチョ・グァンファ

Q1. ミュージカル「ベンジャミン・バトン」を創作するきっかけと、創作過程で一番苦労した点は?

老いた外見で生まれ、次第に若返るという原作の設定がとても魅力的でした。


世界と距離を置いて、違う視点で見るということは孤独なことかもしれませんが、見知らぬ世界を発見する探検の旅のようなものかもしれませんね。


ありきたりで繰り返される日常も新鮮に感じられるのではないでしょうか。


一人の人間の全生涯を扱うというのは、宇宙を圧縮して見られるのと同じくらい興味津々です。


しかし、何に注目すべきかを探すのに迷いました。


人生への気づき? ブルーとの愛? 逆転する外見へのファンタジー? 


パペットのコンセプトが観客にどう受け止められるのか? などなど、決めかねる質問が山積みになりました。


そんな時、ふと、今の自分の段階で見えるものを見ました。


人生全体や宇宙全体は、私の一瞬の積み重ねで成り立っているのですから。


そうすると、テーマも形式も方向性が見えてきました。

 

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Q2. 前回のショーケース以降、本公演のために特にこだわった部分は?

ショーケースの反応は音楽が大きかったです。

音楽の力だけで物語ができ、キャラクターの心が伝わってきたし、派手な見せ場は必要ありませんでした。

しかし、年齢層の変化によるものが完全に区別できないので、混乱してしまうところがありました。

どこまで説明するかというのが悩みどころでした。

しかし、やはり音楽がありました。

それ以降は想像力を積極的に発揮させる必要があります。

パペットで遊んでいると童心に帰り、そうすると想像力が自由に遊べるようになります。

役者たちが子供のように無邪気に遊んでほしいと思いました。

稽古場にいつも笑いが溢れてほしいです。

稽古場の幸せが溢れて、観客にも伝わりますように。
 
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Q3. 3人のベンジャミン俳優が描くベンジャミンに期待することは?

【キム・ジェボム】
機知に富んでいます。
 
微妙な状況と心理的な関係を、センスある小さな表現一つだけでも明快でユーモラスに表現します。

この作品の楽観的な態度が、ジェボムベンジャミンに表れています。

長年の演技経験による安定感と無邪気な遊び心が同時にあります。

ベンジャミンの年齢的な経験と、世間との距離感からくる純粋な無邪気さによく似合います。
 
【シム・チャンミン(東方神起)】
これほどまでに透明感があるとは?!
 
その年齢、その経歴にありがちな、ある種の定型的な固執がありません。

純粋な子供のように何でも受け入れて、澄んだ鏡のように反射して、音楽とセリフが彼の体を完全に通って伝わることができます。

時々、俳優の個性が作品の人物を邪魔することがありますが、チャンミンはじっとしていても(作品の)人物が彼と一緒にいます。
 
ベンジャミンの楽観的な好奇心とよく合います。
 
【キム・ソンシク】
明るい青年のようでした、意外に深い響きがあります。

まだその響きがどこから来るのかはまだ分かりません。

一途にその場を守りながら待っていてくれる頼もしさを感じます。

心に深く残るベンジャミンです。
 
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Q4. 作品を準備する中で、一番思い入れのある場面やナンバー

【#場面】
この作品の基本的な進行形式は、認知症になったブルーのために劇中劇をすることです。

ブルーのためにカンパニーが心からの配慮をし、息づかいまで一緒に共有する場面があります。

私はその場面が本当に好きです。

誰かに細やかな心を使う瞬間、私たちは生きがいを感じます。

【#ナンバー】
「불안에의 초대(不安への招待)」
この作品のテーマが一つにまとまった時点で書いた歌詞です。
 
安定せずいつも不安だった日々、望んでいたものが来ず、満たされないことが残念で仕方なかった日々…
 
不安が私を揺さぶり、幸せを感じられなかった日々…

ほとんど一生がそのような瞬間でした。 
 
しかし、今ではその不安が私を生かし、私の本質であり、私が愛するものでした。
 
この歌詞は私の全生涯を振り返るように書き下ろしました。
 
生きるということは不安に揺れ動いたあの多くの日々があるから
もうすべて許してくれ
「불안에의 초대(不安への招待)」より
 
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Q5. 作品全体に登場する「スウィートスポット(SWEET SPOT)」というワードについて

作品開発の初期に捉えたワーディングです。

全生涯を圧縮して見せるという発想から出発したので、自然と自分の人生も振り返ってみたし、その時、簡単に浮かんだ世俗的な関心は、一番良かった時はいつだったのかという問いでした。

そんな質問に答えのように出てきたワーディングが「スウィートスポット」です。

さて、その良い時は人生に何回あるのか?

彼を除く他の数多くの日々は不幸なものだったのだろうか?

そんな疑問があとに続きました。

今になってやっとわかりました。

スウィートスポットを待っていたほとんどの時間も、スウィートスポットが過ぎ去ってしまった後も、そのほかの時間もすべて大切な時間でした。
 
※スウィートスポット(SWEET SPOT):テニスや野球など、ラケットやバットを使うスポーツで、ボールを打つのに最適な地点を指す言葉で、作品では最も華やかで輝く瞬間を指す。

 

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Q6. 作品を通して観客の皆さんに伝えたいメッセージ

スウィートスポットの瞬間を掴むために、去ってしまったスウィートスポットを惜しみ、自分を不幸だと思わないでください。

ハラハラと不安なすべての瞬間がスイートスポットです。
 
 

 

永遠のものはなく、時間だけが過ぎ去る一方だ
それでも彼らの間には愛がある

2024 韓国ミュージカル

「ベンジャミン・バトン」

📅2024年5月11日~6月30日

📍韓国ソウル・世宗Mシアター

日本公式販売

 

 

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