クラシック専門家の目線でみる「ベートーヴェン」②【2023ベートーヴェン】 | ラビブログ

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-𝐒𝐏𝐄𝐂𝐈𝐀𝐋 𝐈𝐍𝐓𝐄𝐑𝐕𝐈𝐄𝐖-

クラシック専門家の目線でみる

「ベートーヴェン; Beethoven Secret」

 

■新しく出会うベートーヴェンの音楽
■洗礼された演出
■人間ベートーヴェンの姿

■記念碑的な作品

 

【𝐒𝐏𝐄𝐂𝐈𝐀𝐋𝐈𝐒𝐓】

#アン・ウソン|声楽家
#チャン・イルボム|音楽評論家
#ファン・ジャンウォン|音楽評論家

 

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KEYWORD 1|新しく出会うベートーヴェン音楽 

 

    

ベートーヴェンの有名なクラシック演奏曲が前奏後に歌で次々と流れてくるのですが、口が閉じられないほどよく作られていました。

ベートーヴェンの器楽旋律がこんなに素敵な歌に生まれ変われるんだ、という驚きを感じることができました。

 

この作品は32曲のピアノソナタを中心に5曲のピアノ協奏曲、9曲のベートーヴェンの交響曲の中から選別し、舞台上にベートーヴェンの音楽が絶えず繰り広げられるように作られました。

音楽学者たちは、器楽中心のベートーヴェンの音楽には「メロディーがない」という解釈をします。

それほど和声的で歌唱的でないということですね。

このようなベートーヴェンの音楽の特徴を変えるためにシルベスター・リーヴァイはベートーヴェンのすべての音楽を聴いて歌化できるようできるだけ慎重に選曲したそうですが、本当にすごい努力の賜物だと思います。

チャン・イルボム|音楽評論家

 

    

ベートーヴェンは生涯、たった一つのオペラ (フィデリオ) しか残しませんでした。

そのため、今回のミュージカル「ベートーヴェン; Beethoven Secret」で彼のマスターピースに再解釈されたオーケストラが加わった楽曲は、まるでベートーヴェンのオペラを鑑賞するような錯視を呼び覚まし、大きな喜びとともに一風変わった魅力を感じました。

 

楽曲の原曲が器楽のために作曲された曲であるにもかかわらず、歌に生まれ変わった時、音楽の「バランスと調和」からなんの違和感も感じられませんでした。

むしろ、原曲では感じられなかったインスピレーションと複雑で何とも言えない感情を呼び起こし、レベルの高い芸術性を感じることができました。

アン・ウソン|声楽家

 

    

ベートーヴェンの名曲をロックミュージカルスタイルで自由に活用した音楽が記憶に残ります。

「運命 (交響曲)」に含まれた旋律を全く違う脈絡で自由に活用した点が特に印象的で、ハイライトナンバーともいえる「月光 (ソナタ)」の旋律を活用したトニーの「MAGIC MOON」と、「悲愴 (ソナタ)」の旋律を活用したベートーヴェンの「LOVE IS CRUEL」の2曲の完成度とインパクトも相当でした。

ファン・ジャンウォン|音楽評論家

 

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KEYWORD 2:洗礼された演出 

 

    

ステージは洗練され、華やかで、照明も効果的でした。
特に、2年後にプラハで偶然ベートーヴェンとトニーが出会う場面で繰り広げられるブルタバ川の上のカレル橋など、美しい舞台ミザンセーヌ (演出) が引き立ちました。

チャン・イルボム|音楽評論家

 

    

ベートーヴェンの芸術魂を視覚化したフォルテ、アンダンテ、アレグロなど6つの魂霊たちは、まさに圧巻でした。

音楽を通じて明らかになったベートーヴェンの精神と表現の意志は一言で説明できません。

彼の感情だけに起因するものでも、単に彼が到達しようとする歓喜の世界だけを夢見たわけでもないからです。

照明芸術によってより立体的に浮き彫りになるそれぞれの魂霊たちは「芸術は断面ではなく、その裏面を見ること)」という事実を直観的に周知させ、音楽への没入感と視覚的満足感を倍増させました。

アン・ウソン|声楽家

 

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KEYWORD 3:人間ベートーヴェンの姿 

 

    

「乱れたくせ毛に狂気のまなざし」肖像画に描かれたベートーヴェンのイメージは、犯人たちは到底近づけないような「厳格な天才」や「ユーバーメンシュ (超人)」のような異世界の人のように見えますよね。

しかし、この作品では導入部から彼が低い身分によって体験した劣等感を露出させ、また、禁じられた愛の前に迷い苦しむ姿を表現し、これまで持っていた彼の神聖で高貴かのような、「音楽と生涯」に対する先入観を一気に崩します。

結局、私たちとあまり変わらない「一人の人間」としてのベートーヴェンを再評価し、絶えず流れるベートーヴェンの音楽 (楽曲) は劇と音楽への没入と想像力を倍増させ立体的な感想を持ちました。

アン・ウソン| 声楽家

 

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KEYWORD 4:記念碑的な作品 

 

    

今や韓国が国際的なミュージカル公演のテストベッド (Testbed) になれるということに自負心を感じます。

映画界に続き、韓国のミュージカル市場も今や国際的に非常に重要な市場になったことを感じさせる記念碑的な上演に違いありません!

チャン・イルボム|音楽評論家

 

    

苦痛で試練を受けるすべての人々と、特に「より高い理想に向かって」孤軍奮闘しているMZ世代 (1981~2010年の間に生まれた人たち) に、感動とともに大きな勇気とインスピレーションを与えてくれる作品です。

アン・ウソン|声楽家

 

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OFFICIAL SPOT 30s 

 

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 全世界を戦慄させる不滅の音楽 

 あなたが待ち望んでいた 

 たった一つのマスターピース! 

2023 韓国ミュージカル

『ベートーヴェン; Beethoven Secret』

2023.01.12~03.26

韓国ソウル・芸術の殿堂 オペラ劇場

 

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