今回は簡潔にいきます。
新型コロナウィルス感染流行も第8波に入ったと云われるようになりました。
国民の多くが去年がら待ち望んていたのが経口治療薬です。
国産の治療薬開発は2020年から始められていて、少なくとも塩野義製薬が開発していた経口治療薬は今年9月には認可される予定だったはずです。
それが厚労省の審査会を通らなかったために11月(今月)の再審査を待つことになったと報道されました。
第8波到来が叫ばれる一方で、塩野義の治療薬承認の話は一向に出てこない。
いったいどうなっているのでしょう?
9月の審査の際にも、医療の現場では認可されることが強く望まれていました。
軽症段階で服用することでウィルスの増殖を抑制する効果があることはすでに確認されているのですから、重症化を防ぎ、医療現場の負担を軽減する可能性は充分にあったのです。
しかし、マニュアル通りの認可基準では個々の症状についての改善効果、例えば頭痛が治まるとか、咽喉の炎症がひくとか、明らかな解熱効果があるとか、が確認できなかった、という理由で認可されなかったのだ、と云われています。
しかし、新型コロナウィルスのパンデミックに特化して考えれれば、感染が確認された時点でウィルスの増殖を抑え、インフルエンザ程度の症状までで重症化を防ぎ、回復に導く、と云うことで充分に有効であると思うのです。
流行の拡大時にも医療現場の負担、患者の負担ともインフルエンザ程度に抑えられれば、with coronaでの経済活動も維持できることになります。
第7波が終息しているうちに承認を進めて使えるようにしておけば、今頃大騒ぎをしなくても済んだはずです。
なのになぜ国産の治療薬が認可されないのか?
何事にも果断さを欠く今の政権のやる気のなさなのか?
前例に固執する厚生官僚の因循姑息な官僚体質のせいなのか?
あるいはすでに認可されているアメリカ製治療薬の利権が絡んでのことなのでしょうか?
日本における新薬承認は先進国の中で最も時間がかかると云われています。
その実態は国民に広くオープンになっておらず、伏魔殿のようです。
慎重、と云えば聞こえはいいですが、欧米で認可されるものが日本では認可されなかったりする。日本だけが欧米人に比べて繊細な肉体を持っている、とでも云いたいのでしょうか? だとしたらあからさまな人種差別でしょう。
日本国民はいつまで待たされるのでしょうか?