今回,ナポリで驚いたこと!それは物乞いがほとんどいない。
ミラノもローマもボローニャもそのほかの街も必ず物乞いを1日何人もみる。
施しを与えることがキリスト教的なのかなと思っていた。
しかし、ナポリでは
教会にはいる。これこそ施しを与えることだから。
でも,街にはいなかった。かろうじて2人だけあったけど、ほかの街とは少し色合いが違う。

勝手に想像してみた。
みんなが仕事を分け合うこと。
例えば路上にゴミが日本とは比べようのないくらい散乱している。タバコの吸い殻も道に捨てる。これ!ダメじゃん!でも、早朝、道をきれいにする車が走る。
仕事を作って仕事をする。

日本だったら数年で終わる仕事もダラダラと終わらない。終わらせない。でも、これで給料は入るよね。


ナポリ空港から市街地まで、アリバスというものがあるのだけど、「アリバスはこちらですよ!」って@
あたかもアリバスのように言い寄ってきて、結果的には白タクだったけど、私たちも白タクも誰も損をしない、白タクは大儲け(空港から市街地まで定額料金で€26.5。白タクは1人€5で9人乗せた)
私たちもぎゅーぎゅー詰めのアリバスより、ゆったり座れて良かった。
このように、狡猾な手段でうまく乗り切るのがナポリ式。そしてこれを、日本人は良しとしないが、ナポリ人は褒め称える。

毎回、色々な都市を訪れるのだけれど,考えさせられます。