昨日・一昨日にかけての理事会及び臨時総会において、
SS11への除名処分は回避され、一連の騒動に一区切りがついた。
制裁に関しては、来月下旬の綱紀審議委員会にて協議されるとのこと。
まだ終着したわけではないが、
除名→出走不可?→川崎F1参加中メンバーの当日欠場?、現段階で出ている斡旋を欠場?
といった、お客様(現場)を混乱させる最悪の事態は避けることが出来た。
さて、これからどうなるか・どうするか。
総会の話を端的に聞いても、お客様並びに施行者を第一にしてというのに一安心した。
除名処分回避となり、ひとまず大量の欠場者を出し、開催運営に支障を来す心配は無くなった。
レースが出来なくなり、お客様に車券を買っていただけなくなることは絶対に避けなければならない。
次に、選手会・SS11双方共にお客様への謝罪及び情報公開を早急にすべきである。
特に、SS11側はいまだに公式なコメントが出ていない。
GP前という一年で最も競輪が注目される時期の騒動であり、
車券を購入するお客様、施行者等の関係者、選手会所属選手等、広範囲に多大な影響を及ぼした。
一連の経過、そしてこれからの経緯を継続的に公表する必要がある。
そして、一方的にSS11を追及するばかりでなく、選手会の問題点を全て出し、改革していく。
良くも悪くも選手会の問題点がピックアップされたわけなので、それらに真摯に向き合う。
今まで棚上げにされていたことも、メスを入れるべきである。
(数年前から心配の種になっているのは、退職金・選手年金、及び共済制度。)
過去、食品会社や電機メーカーなど、様々な業種での企業の不祥事があった。
一度失墜した信頼を回復させるのは難しく、そのまま倒産に追い込まれた企業も少なくない。
だが、『白い恋人』のように、不祥事後に大きく売上をあげた事例もある。
何が違ったのか、、それは不祥事発覚後の対応の差である。
選手会、SS11双方の責任者の処分も必要だと感じる。
だがそれは、後からでも出来ることであり、
早急に求められているのは、徹底的な情報公開だと思う。
選手会(執行部)は、今回、
除名処分回避→欠場者を出さない→混乱を可能な限り避けた
という大英断を下したわけなので、
過去の事例を教訓に、お客様の視線に立っての対応をお願いしたい。
そして、今回の騒動が起こった原因を解決し、
その場その場の対応ではなく、10年20年先を見据えて、
自分達、これから選手になる方々も安心して競輪競走に臨める環境作りにも尽力して頂きたい。