今年は野菜の病気が多発している。玉ねぎ・にんにくのベト病、トマトの黒斑病、そら豆のサビ病だ。まだ春夏野菜の栽培が始まったばかりなのに、これでは先が思いやられる。

野菜それぞれの病気予防策を講じるのは大変なので、YouTubeや雑誌で紹介されてた植物活力液の天恵緑汁(テンケイリョクジュウ)を作ってみた。

材料はヨモギの新芽、早朝を摘み取る。1時間ほどで収穫カゴいっぱいになった。


採取したヨモギの新芽を刻むと、汁が出やすいそうだ。


刻んだヨモギに重さで半分のサトウキビ糖を混ぜ込む。黒糖がいいそうだが安価なサトウキビ糖で代用した。

これでヨモギ1.5kg、サトウキビ糖750g、混ぜて揉み込むと嵩が激減した。ヨモギが丁度半分残っていたので、同じことを繰り返した。


10Lバケツで6割ほどの量になった。


漬け物用の重しとブロックを乗せてエキスを出させる。


1週間後、たっぷりとヨモギエキスが出ていた。


エキスだけをバケツに移して、


ゴミを漉せば植物活力液の天恵緑汁が完成、ヨモギ3kgサトウキビ糖1.5kgで天恵緑汁2L余りにもなった。


1日汲み置いた水で500倍に希釈して散布すると、天恵緑汁に入っているミネラルや善玉菌の効用で元気な野菜が育つらしいので、早速使ってみた。




一週間毎朝、500倍希釈の天恵緑汁を掛け続けた結果、ダイコン、ニンジン、ジャガイモが生き生きとして成長スピードが上がったような気がする。


今後も天恵緑汁の散布を続け、病気になりにくい元気な野菜にしたい。


<観石万歩 田舎暮らし>