バカは夜明けによく笑う(仮) -14ページ目

覚悟のコイン

中身の見えない箱がある。
その中にはたくさんのコイン。

僕らは人生の参加料として毎日一枚づつ箱の中のコインを支払っていく。
箱の中のコインが無くなった時が、僕らの寿命。

自分の箱の中にどれだけのコインが入っているかは誰にも分からない。
だけど、日本の平均寿命は82歳ぐらいだから平均枚数なら分かるだろう。
82×365=29930
3万枚に満たないコインの数。

そしてもうひとつのルール。
箱の中には一枚だけ骸骨マークのコインが入っている。
運悪くそれを取り出せば僕らに死が訪れる。
そう、箱の中にまだ沢山のコインが残っていても。

$バカは夜明けによく笑う-覚悟のコイン


どこかぼんやりとしている死の存在。
時折、身近にそれが降りてくるとそんな話を思い出す。
何も特別でない、至極当然のお話。

でも生きるためには忘れちゃいけないんだろうな。