ラトさんには好きな言葉がある。(だいぶ長い)
だいぶ昔の映画で、「キングダム・オブ・ヘブン」ディレクターズ・カットのチャプター23の
ボードゥアン4世と主人公のバリアンが対談するシーン。
対談と言うよりは、ボードゥアン4世が主人に語り掛けるシーン。
----ここから----
この世界はチェスのようなもの。
一つ間違えれば命取り。
駒をその場に留める事は出来ず、
どんな最期を迎えるのかは誰にも分らない。
16の時に大勝利を収めた時は
自分が100まで生きられる気がした
今は30までも無理だ。
行く末は誰にも分らない。
何がそこへ導くのかも
王に命令される事もあれば、
父に呼ばれる事もある。
自らの意志で動く事もある。
その時はじめて人は自分の人生を生きる。
例え誰かの駒であっても、
魂はそなたのものだ。
そなたに命令するものが、王や権力者に操られる駒でも
神の御前では言い訳は通用せぬ。
誰かに命令されたからやりましたとか
時代のせいで正しい行いが出来ませんでしたとは言えない。
覚えておけ(´゚д゚`)
よし
イベリンにあるゴッドフリーの城を継ぐがいい
お前のものだ。
そこで巡礼者の道を守るのだ。
ユダヤ教徒もイスラム教徒も等しくエルサレムに迎えたい
エルサレムは誰でも受け入れる。
それが得策であるし、正しい行いだ。
力なき者を助け、
そしていつか私が力を失ったときは助けに来てほしい。
----ここまで----
私はイスラエル軍が正しい判断が出来るように願う。
アメリカの7人のNGOの方々の事と、ガザ地区の民衆の苦しみ、既に飢餓状態であるという事を想うと
イスラエル軍とネタニヤフ首相には怒りの感情が湧いてくる。
NGOの7名に関しては60万の軍に包囲されたガザ地区の民衆200万を救うために突入され命を落とされた。
お世辞にもガザ地区の民衆はアメリカの人に好感は持っていないだろう。
むしろ、憎しみもあるだろう。そんな中、7名のNGOの方々は支援物資を届けるために突入した。
尊敬の念以外に何を思うだろう。
事前に交渉していたとは言え…、そして実際に危険はあった。
善意100%と尊い信念を持った方々をなぜ攻撃したのだろう。
イスラエル軍はNGOの職員の方々が3度に渡り、車を乗り換えて攻撃を避ける所を狙い撃ちし、執拗に攻撃した。
故意以外とはとても思えない。人の所業とは思えない。
ガザ地区では半年近く包囲が続き、民衆は飢餓に喘いでいる。
ある時は教会やモスクに逃げ込んだ人々を追い詰めて攻撃をし、さつ害。
病院に籠る病人や証拠不十分な状況での攻撃も強行した。
イスラエル軍は世界中を敵にするつもりなのだろうか。
小賢しい人は200万の民衆を全滅させろと言う。
それは50億人を全滅させると言っているのと同意だ。
もしも、200万人がそうなったら、次は我々がそうならない保証があるとは思えない。
民主主義の理念にも反する。受け入れられない。
アメリカやイギリスの高官の方々は我慢も耐え難いと言われているけど、
私はもうイスラエル軍に対しての我慢は限界を超えている。
アメリカ政府はイスラエルに武器の供与を約束されたが、渡す期限は約束されたのだろうか?
ガザでの恒久停戦までは一切の武器の供与は停止すべきでしょう。
その上で、連合軍で停戦とガザへの物資の搬入を行うべきだと思う。
連合軍を組織出来るかどうかは疑問ではるけど、統率するのが、かなり難しいから実際は近くにいる軍をまとめて組織する事になるかもしれないけど。
もしも、イスラエル軍がその軍に攻撃をかけるなら、その時はどうなるかわからない。
私はパレスチナとイスラエルに欧州と中東の懸け橋になってもらいたい。
だけど、現実は1000年争い。またこれから1000年争おうとしている。
国際情勢複雑で、国々の力関係は一定ではないし、興亡、盛衰は世の常。
それなら、力があるうちに和平を考えるのが賢明なのではなと思う。
争いは不毛で、理不尽でただ虚しい。