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lit for the Second Sunday of Advent(top)
Corona Adventus/la couronne de l'Avent/Adventskranz/Advent Wreath(bottom)

Veneさんコメントありがとう。クリスマスのこともありがとう。キリストの誕生日と冬至祭の関係、St.Nicolaus Weihnachtsmann Santa Clausを廻るお話も面白かったです。時間が許せば、もっと書いてください。読者の皆さんも期待していると思います。後ほど、クリスマスシーズンまでには、まとめて、この書庫に移します。

さて、12月6日は待降節第2主日でした。2本目のキャンドルにも光が灯りました。カトリックの典礼には、祝祭ごとに定められた典礼色というものがあります。待降節の典礼色はパープルなので、キャンドルや司祭の祭服などはすべてパープルになります。

バラ色のキャンドルは、特に、ガウデーテ(喜び)の主日と呼ばれる待降節第3主日用のものです。この日の典礼色は喜びを表すローズなので、キャンドルや司祭の祭服などがローズになります。

もっともこれは、伝統を踏襲したの場合で、最近ではそうとばかりは言えないようです。家庭では自由に、下のクリップにあるように、様々なカラー、フォームのキャンドルが使われます。

アドヴェントリース/キャンドルは19世紀初めにドイツで始まったようで、かの地ではAdventskranzと呼ばれていまして、伝統的には4本のキャンドルが立つように作られていました(写真下)。真中に白いキャンドルが加えられたものが、見かけられるようになったのは最近のことだと思います。白はクリスマスの典礼色ですので、真中の白いキャンドルはクリスマスの朝灯されます。

もちろん色にも意味があります。ローマ時代のパープルは紫貝で染めました。一枚の服を染めるのに数万の貝が必要だったようで、そのための乱獲で、地中海の紫貝は絶滅したそうです。もちろん非常に高価で、王侯貴族でもないと着られなかったようです。こうしたことから、歴史的に、パープルは高貴な色、高潔さを表す色とされるようになりました。"城門よ、頭を上げよ とこしえの門よ、身を起こせ。栄光に輝く王が来られる"【詩篇 24:7】と予言されるキリストの降誕と再臨を告げる色だということなのでしょう。

しかしもう一方で、パープルはキリストが最後に着せられ、侮辱されて剥ぎ取られた服の色です(マルコ 15:15~20)。すなわち、キリストが最も賤しい罪人として、十字架上で受難された象徴とも言える色なのです。それは、私たちの罪を贖うための大いなる犠牲と、それによって開かれた永遠の命への救いの道をも告知する色だと思います。

私のAdventusは、こうしたキリストの降誕に纏わる様々なことを考えて過ぎてゆきます。キリストの降誕は、私たちの罪の贖いとしての愛の神からの光の贈り物ですから、その愛に応え、その愛を分ち合うために、何をすべきなのか考える日々だと思います。

アドヴェントカレンダーはアドヴェントカードとも呼ばれ、やはり、オリジンはドイツのようです。Vene さんが仰るように、一日ごとに窓を開けて行って、最後はクリスマスの窓が開く、おまけ付カレンダーで、子供たちのお楽しみです。今では、親や子ども自身が作って楽しんでいるようです。クリップにも出てきますので、参考にして作ってみたらいかがでしょうか。

ドイツやオランダのアドヴェントシーズンで、忘れられないのは、Stollen(ドイ:シュトレン)とかKerststol(オラ:ケルストストル)とか呼ばれているフルーツケーキです。たくさんのドライフルーツとブランデーやリキュールの香りに満ちたとてもおいしいパンですね。それから、Glühwein(グリューワイン/グリューヴァイン)/温めたワインもおいしかった。どこのマルクトでも売っていましたね。Veneさんもいろいろご存知だと思いますので、思い出やエピソードがありましたら、書いていただければうれしいです。


ねこレスさん 

お久しぶりです。コメントありがとう。心が癒されて安らかになり、心を開いて話してみたくなったら、、いつでも、コメントくださね。いただければとてもうれしいです。

愛に満ちたねこレスさんですから、大家族の皆さんで、愛に満ちたシーズンをお過ごしください。

労りに満ちた聖マリアの眼差しの下、神の祝福がありますように。


チャイ母さん

コメントありがとう。ちーの君すっかり元気に成長してとてもうれしいです。ありがとうございました。

クリスマスに纏わる思い出やエピソードがありましたらお願いします。

ご家族の皆さんと、暖かく楽しいアドヴェントシーズンをお過ごしください。


おむにさん

忙しいのに、コメントありがとう。命の危険も厭わない片腕の牧師さんでしたよね。そういう方は、年齢に関係なく魅力がありますよね。ご自分の信仰について確信をお持ちなのでしょうね。尊敬いたします。時間があれば、対話をなさるのも楽しいかと思います。

何か、クリスマスに纏わるエピソードがあったらお願いします。時間の許すときに。クリスマスは1月6日のエピファニーまでですから。

ご家族とともに、安らかで暖かなアドヴェントシーズンをお過ごしください。
寒い国にいらっしゃると思われるお母上様のご健康を祈ります。


Novos vero caelos et terram novam secundum promissum ipsius exspectamus, in quibus iustitia habitat.【Epistula II Petri 3:13】
しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです。【2ペテロ 3:13】

Ego baptizavi vos aqua; ille vero baptizabit vos in Spiritu Sancto” 【Evangelium secundum Marcum 1:18】.
わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。」【マルコ 1:8】


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Corona Adventus/la couronne de l'Avent/Advent Wreath

今年もadventus/advent/待降節がやって来ました。11月29日は待降節第1主日です。adventusとはcomingという意味ですが、クリスマス(12月25日)の四つ前の日曜日から、救い主イエス キリストを迎える準備の日々、即ちadventus=待降節と呼ぶ期間に入ります。その4つの日曜日は、順番に待降節第1~第4主日と呼ばれます。教会暦の1年はこの待降節第1主日(今年は11月29日)をもって始ります。

カトリック教会や家庭では、Corona Adventus/Advent Wreathのキャンドルの最初の一本に火を灯します。そして、主日毎に、一本づつ灯されて行きます。救い主キリストの降誕と、神の愛への感謝の祈りとともに。

私の言葉に耳を傾けてくださった素晴らしい友と、再び、この美しい季節を過ごせることに感謝いたします。愛の神の出現にふさわしく、愛にあふれたクリスマスシーズンでありますように、そして、すべての人と、すべての生命に、神の祝福と導きあらんことを祈ります。

In hoc apparuit caritas Dei in nobis, quoniam Filium suum unigenitum misit Deus in mundum, ut vivamus per eum.【Nova Vulgata EpistulaⅠIoannis 4:9】
神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。【1ヨハネ 4:9】

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Forum Romanum(Latina) /Foro Romano(Italiano)/ローマのフォルム


James Joyce the Deportee Ⅲの対話の続きです。ここでは、forumとBonny Bonny のlyricsについて補足します。
リューベンスのキリストとマリアの絵についてのコメントは、後日、掲載させていただきます。


1、Forumは、古代ローマの都市の中心部に、必ず造られた大広場です。そこは、都市と住民の最も重要な社会的スペースと考えられ、種々の宗教的、政治的建造物や施設を擁し、宗教儀式、政治討論、経済交流、文化的パフォーマンス等様々な分野の活動が行われました。すなわち、市民全員の生活の場、憩いの場であると同時に、市民の社会参加や、政治参加の場でもあったわけです。

他方Marktは、もっと狭い地域社会の生活と憩いの場所ですね。英語のmarketと同源で市場の意味です。ラテン語のmercatusが語源です。Marktは市場が開かれる場所market squareの意味でしょうね。これに対応する語として、ドイツ語にはMarktplatzという言葉がありますが、オランダ語ではMarktpleinと言うでしょうか? 

こういう広場はヨーロッパ中のどの都市にもたくさんあって、place (フランス)、piazza (イタリア), plaza (スペイン), platz (ドイツ), などと呼ばれ、広場ごとの、独特の光景と匂いで、思わず魅了されてしまいます。何日かそこに滞在すると、再び訪れた時に懐かしさでいっぱいになります。


2、Bonny Bonnyに歌われているthe nightingaleはA ‘ministering angel’The Lady with the Lampと称えられた偉大なるFlorence Nightingaleではなく、メタファーとしての表現だと思います。Bonny Bonny のlyricsの最初の2つのスタンザを挙げておきます。

Bonny, bonny was my seat in the red rosy yard
And bonny was my ship in the town of Ballynagard
Shade and shelter was for me till I began to fail
You all may guess now my distress lies near the Nightingale

Grief and woe that I must go to fight for England's King
I neither know his friend or foe, and war's a cruel thing
The nightingale is near at hand, my time at home is brief
And Carey's steams and mountain land I part with bitter grief

アイリシュアクセントはアメリカ人もきついと言っているほどなので、聞き取り難いと思います。the Nightingaleは死ないしは死の床の比喩表現のようです。この歌はケルト音楽の音楽的特徴とアイリシュアクセントを聞いていただくために載せましたので、由来については知らないのです。

鳥のnightingaleには墓場鳥の異称があるそうです。この歌のメタファーが、これに因むものなら、相当古いものの可能性があります。Florence Nightingaleに因むものなら、彼女が有名になったクリミア戦争(1854~56)以後の比較的新しいものということになります。しかし、いずれにしろ、Bonny Bonnyはセルティクバラドの伝統的な様式を豊かに保持しています。