「理想の自分」にならないかぎり、
親から認めてもらえないという恐怖心をもったとき、
「理想の自分」と「現実の自分」がかけ離れてしまうのです。

🌟正しくは「(親にとっての)理想の自分」ですが。
親がいっている理想は、もはや自分と別人になれという無茶苦茶な要求。
現実の自分を拒絶されたという悲しみは相当傷つきます。


しかしそれを叶えないと何か自分を守れないような恐怖。
自分が自分で生きていてはいけない恐怖。

そのときに、「親が言っていることがおかしいだけで、本当は私は私のままですばらしい」と思えないとき、
目標を間違えるのです。

親が言っているのは非現実的な要求なのです。
親自身の劣等感解消のために子どもを使おうとしているだけだったりします。

あまりに恐怖心に動かされてしまった人は、
「親が作った理想の自分」を叶えれば、
認められる、
そうすれば恐怖心から解放されると思ってしまうのです。

しかしそれは
🌟自分とは「別人」になることを意味しているので、
達成しても苦しい毎日が待っているだけなのです。
その理想の自分を達成しても、安心感は得られません。

達成しようとするのがそもそも無茶な話なんです。
「親にとっての理想の自分」と「現実の自分」は別人なのでかけ離れていて当然、
叶えなくてもよく、
そこに劣等感をもつ必要もまったくないのです。

親がもつ劣等感は自分自身で解消するべきであって、
親が自分で自分の理想になればいいだけの話なのです。
そこに子どもを使うな!

叶えたとしてもそこに安らぎはないのです。

🌟本当は子供に問題があったのではなく、
親がおかしかったのです。

🌟自分が感じている劣等感、不安、自分はだめなんじゃないかという感覚は、
やはり過去に親から実際に「お前はそれではだめなんだ」という意味のメッセージが発せられている

ラーテルでした☺