坂戸の台湾料理福賀が好きになったことがきっかけなのだけれども疑問と謎が生じた。
自分の記憶では埼玉県と神奈川県なのだけれども本場の台湾料理とは無関係と言える福賀のような
店が確認できて、すべての店に共通点があることに気が付いた。
以下、共通点。
❶、台湾ラーメンがメニューにある。
台湾ラーメンは本場の台湾料理にはない。
本場の台湾料理にヒントを得ただけで台湾ラーメンは名古屋発祥の創作麺料理である。
台湾ラーメンは台湾にはない麺料理なのに福賀のような台湾料理店ではかならずメニューに入っている。
疑問の段階だけれども名古屋の台湾ラーメンがメニューにあるということで「台湾料理」という店名なのかもしれない。
❷、中国人が経営しておりスタッフも中国人であることが多い。
❸ランチメニューのラーメンは、
「台湾ラーメン」、「醤油ラーメン」、「塩ラーメン」、「味噌ラーメン」、
「とんこつラーメン」、「つけ麺」など。
醤油ラーメンはどこの店でも日本人が食べている「東京醤油ラーメン」をイメージして作られたという感想を持つ。
しかし調理法は日本の醤油ラーメンとは異なる。中国料理のベースとなるスープに醤油を加えた調理法と思われる。
日本の醤油ラーメンは、一概には言えないが、げんこつ、鶏ガラ、昆布、煮干し、野菜、削り節などを使ったスープで
あり、返し(タレ)とあわせてできあがる。
また日本の場合はとんこつラーメンは豚ガラを強火で長時間煮だし白濁したスープで仕立てる。
しかし福賀のような台湾料理店は確認はできておらず、想像の域にとどまるが業務用とんこつスープを使っていて
お店で炊いているわけではないように思える。
つまりランチメニューのすべてのラーメンは日本人が好むラーメンをイメージして作られたように感じられる。
❹、どの店でもセットメニューが売り。
ラーメンといろいろな種類のチャーハンのセットは組み合わせが自由。
ラーメンと一品料理の定食とのセットも組み合わせが自由。
❺、ラーメンセットも定食もご飯のおかわりができる。
これも不思議なのだけれどもどの店もご飯のおかわりができる。
❻、安さをアピールしている。
お店は大きな看板だったり大きくセットメニューの写真を見せているとか、大きな字でセットメニューの値段を
提示していることが多い。
どの店も値段は低めに設定している。
❼、定食も僅かな金額をプラスするとスープをラーメンに変更できる。
❽、ランチタイム以外では多くの中華料理を食べることができる。
ランチメニューには中華料理以外の豚の生姜焼き、唐揚げ、焼肉などがあるが、ランチ以外のグランドメニューには
本格的な中華料理が並ぶ。また担仔麺や魯肉飯といった台湾料理は見当たらない。あくまで前菜からはじまる
中華料理である。
いったい福賀のような台湾料理店をなんと呼んだらいいのだろうか??
本場の台湾料理は中国料理のように伝統があるわけではなさそうで時代とともに変化しているようである。
しかし日本人が「本場」としてとらえている担仔麺、魯肉飯、ビーフン、朝のおかゆなどを出す「台湾料理店」
と上記した名古屋の台湾ラーメンがメニューにある「台湾料理店」との共通点はなく、どう呼んで区別したら
よいのだろうか??
大きな謎があり、それはどうしてどの店も共通点があるのかということなのである。
資本系のチェーン店でもないのだし独立オーナー店であろう。
でもいろいろ食べ歩きをしていると経営は違うのにどの店も共通点があるという中華料理屋がある。
それもどう呼んでいいのかわからないのである。
中国人にせよ、日本人にせよ、本場の中国料理を出す「中華料理店」「中国料理店」。
それとは別にやはりランチセットを売りにしていて中国人が経営している駅近くにある「中華料理店」
共通点は担々麺と半チャーハンセットなどセットメニューが豊富で格安。
そして麺とのセットメニューでは麺と半チャーハン、麻婆丼、のご飯ものにミニサラダと杏仁豆腐がつく
ことも多い。
大衆的な店でスタッフもラフな格好での接客。
こうやって書けばふむふむとそういった中華料理屋を思い浮かべることができると思う。
たしかに安いのだけれどもこだわりのない料理であり短時間での提供である。
どの店もやはり共通点があるということは不思議である。
自分は担々麺が好きなのでそういった駅近くのなんと呼んでいいのか「中華料理屋」でランチをするのだけれども、
こだわりのない担々麺であり、なぜかしらもやしなどさっと炒めた野菜がかならず入っていて、ライスではなく
半チャーハンなのである。
日本の担担麺は半チャーハンではなく小ライスでいただくというのがこだわりのある店では定番である。
食べ方は自由だけれどもあまったスープを担々おじやにして食べるという食べ方があるからである。
スープにこだわりがあるのが担々麺なのでスープを残さずにいただくにもってこいなのが白いご飯なのである。
中国人には中国人のコミュニティーというものがあるのだろう。
自分たちが作る中国料理を食べに日本のお客さんが来て満足してくれるために上記した「台湾料理」とか「中華料理」
という日本人を意識した趣向をこらし、それで成功するのでコミュニティーでの経営上の情報となっているのかも
しれない。
でもそういったお店の元祖はどこなのかとか、いろいろ気になる。
中国語ができないかぎり、そして中国人の友人や知り合いがいない限り謎は謎のままとどまるだろう。