蒲田での一日 終  環2家  他

「蒲田での一日」今日で終わりです。

日記をつけるまえに僕の近況を少しだけ書かせてください。

どうもパンクしたみたいです(笑)

あまりにも多くの仕事を受けてしまい疲労が積み重なり集中力も落ちて小さな爆発ですがおこってしまっています。

一か月間、週に何本も撮影があり、その撮影が同じ日にかさなったり、そこにもってきて別の撮影現場から舞台監督が

下見にきてほしいと何度も何度も連絡があったりストレスを受けていました(笑)

朝から夜遅くまで劇場に缶詰になっているのに下見なんか行けるわけないでしょ。

普段おつきあいがないところだったからどんな業者が撮影に来るのかその舞台監督は不安だったのでしょう。

いい加減な業者が来てなにか事故でもおこすとたいへんですからね。

睡眠時間も3時間とか4時間とか・・・・

ひどい一か月でした。

 

そして先週の金曜日にすべての撮影が終わったのです。

 

だから今は山積みになった現像や編集をやっていてともかく順番にと思っていたらはやく見たいのでと催促の電話があったり(笑)

 

そこでやはりたいへんお世話になってきた方なので順番を無視してそちらを先に編集。

 

でもすでにできあがっている編集もあるからそちらは今日郵送しようとさきほどプロジェクトを開くと完了前のプロジェクトでした。

 

完了したプロジェクトがなくなっていました(笑)

 

で完了手前からまた編集をしています。

 

つい数分前のことです。

 

それでもう自分は許容範囲をこえて機能停止に近い、パンクしたんだと思いました。

 

ここ数日、厭世的な気分にもなっていたしこのまま仕事を続けるのは非効率と判断しました。

 

それでこのブログを書き終えたら鶴ヶ島のたちより温泉に行ってきます。

 

そこで2時間くらい脳と身体を休ませてから夜遅くまで現像や編集をすることにしました。

 

実はこの業界はパンクできないほど忙しいということがめずらしくないんです。

 

身体が悲鳴をあげているのにそれにさからって仕事をしないとならないという。

 

実際、具体的なことは書けないですがそういった身体が危険信号を発しているのを無視して働いた仲間は

脳梗塞をおこしました。

一人ではないですね。何人もいます。

ダメだよ、そんな働き方をしたらと思っていたら案の定ぶっ倒れたのです。

 

なぜ???

 

答えは簡単です。

 

興行じゃないし舞台芸術なのでものすごく長い稽古の時間があるのです。

 

演出家もきびしいです。

 

テレビで売れているアイドルだったら別に演技なんてどーでもいいかもしれないですね。

 

ただ舞台にたてばどっとお客さんが入るのだから。

 

でも僕がやっている「新劇」という世界は興行じゃなくて・・・・まあお金じゃないんですね。

 

芸術なので金儲けじゃないんです。

 

だからひとつの舞台を作るのはものすごくたいへんで役者だって他とすぐにかわるということもできないわけです。

 

だからいろいろしんどいのに舞台に立たなくてはならず結局限界ということになると舞台で倒れてしまったりするんですね。

 

他の人に代われないから親が危篤でも演じなくてはならないんです。

 

裏方も同じ。

 

照明だって音響だってちょっと具合がわるいからかわってってできないほど複雑でものすごい技術がいる仕事なんです。

 

だからぶったおれて救急車で運ばれないかぎり公演が終わるまではやらざるをえないんです。

 

自分もそうです。

 

収録についてはまあかわってと言えますが、舞台写真撮影についてはかわってもらっては僕のプライドが許さないんです。

 

僕もお金のために働いているのではないし無名の舞台写真撮影者・・・舞台写真家なんてだいそれたことは言わんですが・・・

一舞台芸術専門スタッフとしての意地がありますから(笑)

 

他の写真家にかわってもらうということは写真撮影者として死んだも同然です。

 

ちょっと長いですね(笑)

 

ここらでやめて「蒲田での一日」です。

 

 

西口にはいくつもの商店街があるんですがここはその昔の電子工学院に向かう商店街です。

 

ドンキホーテがありそのすぐ先の商店街。

 

電子工学院はすごく立派な大学になっています。

 

このインスタ映えしない商店街の右側には家系が3軒並んでます。

 

すごいですよね~~~

 

ラーメン店が3軒並んでいるというのならわかるけど全部家系なんです。

 

手前の閉まっている家系はラーメン吟太!!!

 

ものすごく長期に及んで大改装中でまだ閉まっています。

 

 

そしてその先が横浜家系ラーメン武。

 

 

なんかどこにでもありそうな感じ。

 

お店には悪いけどただのリスペクト系、もしかしたら資本系、・・・ひいては工場系。

 

値段も普通(笑)

 

でもいつもお客さんが入っているのだからいずれは食べてみないとと思っているのです。

 

 

で、後ろを振り向て写真を撮るとこんな感じ。

 

ぼろぼろだった暖簾を新しくしたうどん038があってそのお隣が武でその隣の隣が吟太。

 

 

そしてうどん038の隣が直系のラーメン環2家!!!

 

川崎にもお店がオープンしたみたいですが、お店に入ってみると家系皆伝があったので直系に間違いなしということだと思います。

 

直系っていろいろあるみたいで複雑だということは知っています。

 

直系でありつつ直系をやめて勢力争いをしているような家系があったりでともかくいろいろ複雑なんですね。

 

自分は詳しくないのでそこらへん知りたい方はラーメンに詳しい方のブログにアクセスしてみてくださいね。

 

 

 

 

総本山も直系もともかくいろいろ調味料や薬味があってすべて無料です。

 

総本山も当然ながらいろいろあるのですがお店もそういった調味料や薬味を使うようにすすめています。

 

 

なので僕はその昔から総本山でこんな風にして食べるようになったのです。

 

これはきもいということを友人から言われてしまいましたが、こういった食べ方をする人が総本山にいたからどんどんこういった

食べ方が広がっていったそうですよ。

 

やはりラーメンスープにたとえばはじめから豆板醤をいれてしまうとずっとスープの味が豆板醤に影響されてしまいます。

 

だから口中調味という日本人にしかない食べ方で僕は「味変」しているのです。

 

いまではもうこれをやる人が増えたのでめずらしくはないです。

 

 

 

環2家は東京都に出店!!!

 

オープンしたときは衝撃といってもよいほど驚きました。

 

家系というのは神奈川県にあるラーメンですからね。

 

そんな神奈川県のラーメンがとうとう東京にオープンということで注目を浴びました。

 

 

オープンした頃に一度だけ行ったのですがともかくとんこつ臭くてしょっぱすぎで自分が好きな味ではなかったです。

 

でもたしかもう一度行ったと思うのですが、少しマイルドにかわっていました。

 

今回はとんこつ臭さはあまり感じずパンチがあるのにマイルドな仕立てでしょっぱさもオープンの頃よりかなり薄くなったと

いうか・・・・

 

それでも僕にはしょっぱいと感じられるスープでした。

 

塩味が弱まるとスープがねぼけたような味になるとは思うのですが、総本山のように塩分控えめのほうが僕にはあいます。

 

見ただけでびしっときまったビジュアルだしこれぞ直系という印象であります。

 

総本山はあれだけ忙しいのにチャーシューはスモークしています。

 

ここもスモークする手間をはぶいてはいなかったです。

 

鳥万で飲み家系で〆てなんとか新宿まで行くことができました。

 

もしも鳥万でホッピーセットを2回飲んでいたら帰宅は無理だったと思います。

 

だからこれから友人と飲むということがあるときはテーブルの上に飲む量を書いた大きな紙をおいて飲むとか気をつけようと

思いました。

 

友人と飲めばいや今日は特別だからとガンガンいってしまうでしょう。

 

今まではそれでもなんとかなったかもしれないですがもう僕も60代なので強い意志で飲む量をまもらないと大きな事故に

もつながります。

 

それは僕だけではなく友人も同じです。

 

 

西武新宿駅でシュークリームを買いました。

 

母へのお土産です。

 

僕も食べました。

 

20代の頃にテレビ番組の仕事をしていて大阪までロケに行ってこの店も取材しました。

 

当時は大阪にしかなかったと思います。

 

は、は、は(笑)

 

こんな歳になってはじめてここの店のシュークリームを食べました。

 

これで「蒲田での一日」は終わります。