川越・坂戸日記❶ 手打ちうどん ふじ@坂戸 肉汁せいろうどん880円
11年前に東京都練馬区の大泉学園から埼玉県狭山市新狭山に移転。
2011年3月11日の東日本大震災があり地盤が硬い新狭山に移転。
知り合いがいるわけでもなく食べ歩きで行ったことがあるわけでもなく、
まったく知らない町に移転した。
インターネットでもっとも安全で揺れない場所を探したらそれが新狭山だった。
賃貸マンションに暮らしているのだけれどもこのマンションは母が近くの不動産屋に
行ききめてきた。
ここは地震があってもほとんど揺れない。
気象庁で震度が発表されるけれども狭山市もいろいろだしここは揺れ方が小さく、
発表の震度より小さい揺れとなっている。
立川断層や深谷断層による地震があったとしてもここは揺れないという予想だ。
東海地震やおそらくは南海トラフ地震にしても揺れ方はきわめて小さいだろう。
というわけで地盤が硬いということだけで移転したので川越、狭山、鶴ヶ島、坂戸
、そのあたりで食べ歩きをしたりということはまったくなかった。
ところがコロナ感染で県堺をこえての移動をつつしめということで自分は地元に
とどまざるをえなくなった。
そして地元での買い出しがはじまり、やがては地元での食べ歩き(B級グルメドライブ)もはじまったのである。
そのうち地元愛が深まり、今ではこのあたりがほんとうに好きになった。
今日は川越のサッポロめんフーズの直売会に行った。
坂戸へと標識が出ているので麺を買ったあとは反対方向となるけれども、
坂戸方面を行った。
あらかじめ食べログなどを見て食べに行くというのはB級グルメドライブの
楽しみが半減してしまう。
だからただ車を走らせ見つけた店で食べようと知らない道を進んだ。
ところがその道はつけ麺誉や福元福元@鶴ヶ島 ラーメンセット680円 | 船橋に憩う ~食の歳時記~ (ameblo.jp)
がある道路だった。
つけ麺誉に行く手前に武蔵野うどんの店があったのでとりあえず駐車場に
停めた。
そして考えた・・・・
うどんが絶対食べたいという気分ではない。
それとうどんはだいたい自宅で食べている・・・・・
じゃあつけ麺誉でつけ麺を食べるのか。
もうラーメン100杯完食達成ということにはこだわらないことにしたではないか。
午後2時ちかいというのに駐車場にはたくさんの車が停まっている。
ここは人気店であることは確かだ。
それでともかくも入ってみることにした。
引き戸をひき入ると厨房から明るく大きな声で迎えられた。
こういった店はうまいはずだ。
入口から見て左側が座敷で真ん前が厨房。右側へとテーブル席があり右奥にも
テーブル席があった。
自分は厨房近くの4人掛けのテーブル席に案内された。
案内してくれたのは若い女性のサービス係だ。
女子大生くらいの年齢で美人だ。
厨房にはがしっとスポーツマンタイプの大将がいて女性スタッフ数名が調理分担をしている。
14時まであと10分というのにまだまだ来店客があり、14時近くになって
暖簾をおろすように大将が言った。
はじめてだしなにがいいのかわからない。
まあはじめてなので肉汁せいろうどんにすることにした。
決め手は「当店いち押し」と書いてあることと小ライスが付くこと。
そして具沢山ということ。
でも待てども待てどもうどんが来ない(笑)
手打ちうどんということで注文を受けてから茹でているのだろう・・・・
ワオ!! ビューティフル!!
うわあ~~
自分、うどんは詳しくなく笑われてしまいそうだけどエッジが立っているということだけではなく、中国の刀削面のようなすーっとまっすぐではない切れ目というか、
そんな感じにゆで上がっている。
おそらくうどん通の方は基本的なことがわかっていないのだなあとこのくだりを
お読みになっていることと思います。
でもまあしったかぶりするよりわからないことはわからないで恥ずかしいけど
そのまま書いておくのです。
平べったいのに腰がつよく噛んで味わってうまいうどん。
ほんとうまいうどんだ。
でも食べていてこれでは足りないと思った。
笠幡のうどん屋は普通盛りが特盛りって感じですごかった。
「帰って来た埼玉野郎!! 一発目 大助うどん@笠幡 肉もり830円」 | 船橋に憩う ~食の歳時記~ (ameblo.jp)
あそこまでいかずとももう少し盛りがよければなあと思ったのだ。
でもさあ、小ライスがあるじゃん(笑)
ところがこの小ライスもほんと小なので一口でいけちゃうほどの量。
食べている間に野菜天うどんがどんどんと運ばれていった。
おお!! 野菜天うどんの大盛りもあった!!
いい盛りだなあ~~
大盛りにすべきだった。
会計の時にも野菜天うどんが出来上がりすぐ近くで見ることができた。
いろいろな種類の野菜天があった。
こっちのほうがよかったかもって思ったのだけれども肉汁せいろうどんは
とてもおいしかった。
結局、うどんの量も僕には足りなかったしごはんももう少しほしかったので、
つけ汁がたくさんあまってしまった。
もちろんもったいないし残さずいただいた。
臭みなんか全然ないうまみたっぷりの豚肉薄切りやごろっとカットされたナスが
たくさん入っていた。
甘みが強いつけ汁でこちらもよかった。
母はうどんはほとんど食べない。
おそばは好きで食べている。
母がうどん好きだったら連れていってあげたいと思った。
ここに来ているお客さんは地元の人たちばかりだろう。
そんな風に感じた。
僕にとっても坂戸は車で30分かからないし地元と言っていい。
時間を見つけたらどんどんラーメンばかりじゃなく坂戸も美味しい店で楽しみ
たいものだ。
川越・坂戸日記❶はこれで終りだけど、あえて僕はこの店の情報は検索しない。
僕にとって未知の土地である坂戸を僕のアンテナを使い探検していきたいからね。
ではではまた明日。
よい日曜日を。