先日、京成大久保の中華料理屋桂香からの帰路、高田馬場の麺達うま家でラーメンを食べた。

資本系らしき店に見えたし期待はしていなかったのだけれども美味しかった。

 

 

 

麺達うま家 吟 @高田馬場 濃厚ラーメン730円 | 船橋に憩う  ~食の歳時記~ (ameblo.jp)

 

 

いったいどういった系列の家系ラーメン店なのかと調べたのだけれどもわからなかった。

 

双龍工務店のフード事業ということはわかったのだけれどもまさか工務店がラーメンを作っているわけではないだろうと

思っている。

 

 

株式会社双龍工務店/東京都杉並区 (souryu.co.jp)

 

 

FCを受け持っているのではないかと思っているのだけれども調べてもわからない。

 

蒲田の吟太も双龍工務店のフード事業ということはHPを見てわかった。

 

蒲田の店もオープンした頃から確認はしていた。

 

しかしいわゆる資本系にして本家の吉村家とはまったく無関係の「偽家系」として遠目に見ていた。

 

 

昨晩は舞台写真を探し古い外付けディスクを旅していた。

 

すると蒲田の吟太の写真が見つかったのだ。

 

意外だった。

 

自分は食べていたのだ(笑)

 

外観写真を見るとピンボケなので酔っていたに違いない。

 

2012年10月6日の19時過ぎの写真だ。

 

 

今日は2022年の10月5日だからちょうど10年前の写真。


10年前ならこのブログはすでにスタートしていたので調べてみたが吟太はアップされていなかった。

 

 

これが10年前に食べた吟太のラーメン(500円)だ。

 

 

 

写真を見ると美味しそうだ。

 

食べたことすら忘れていたわけで味についてはなにも思い出せない。

 

変な話しだけれどももしも美味しくなかったのなら逆に憶えているはずだ。

 

だから美味しかったのだと思う。

 

最近の若い人は「家系」ラーメンを知っていても「家系」ラーメンが生まれた店が横浜の吉村家だということは知らない。

 

若い人とたまたまラーメンの話しをすることがあったのだけれども家系をよく食べるというのだけれども吉村家は店名さえ知らなかった。

 

 

吉村家は「吉村屋」ではなく「家」を屋号に使っている。

 

吉村家で修行した職人さんは吉村家からのれん分けを許される。

 

そして屋号には「家」を使う。

 

そこで吉村家からのれんわけした店は本家を含め「家系」と呼ばれるようになったのだ。

 

ところが吉村社長とのトラブルがあり、波紋となったラーメン店が本家に従わずにプロデュースなりのれん分けをすることで

ご当地横浜だけではなく全国的に吉村社長が作ったラーメンは広がっていったのである。

 

みなそういったラーメンを「家系ラーメン」と呼ぶようになり現在に至っている。

 

家系ラーメンは吉村社長が認めた店のみのはずで、「認定書」が店に掲げられている。

 

今では認定書がある店は「直系」と呼ばれ、もう「偽」も「本物」もないというのが家系の実態だと思う。

 

この時代に直系だけが「家系」と言い張ってもほとんどの人が直系以外の店を「家系」と言っている。

 

自分も独立系と呼ばれている本家とも無関係にして本家との関係がありそれを継承しているという家系でもないという

店も「家系」と呼び抵抗はない。

 

高田馬場の麺達うま家もおそらくは昔風にいうのなら「偽家系」ということになるだろうけど今の僕には

れっきとした「家系」である。