ここのところ公私ともに多忙をきわめ食事を
とる時間さえなかった。
そして私的では煩わしいこともあった。
やっと日記を書く時間ができた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「東京カリタスの家 ボランティア養成講座」
公益財団法人東京カリタスの家での全6回
の講座。まったくこことは違う「カリタスジャパン」
という団体があり被災地の仮設住宅で
奉仕を続けており「カリタスさん、カリタスさん」
と親しみをもって被災地に受け入れてもらって
いる。「東京カリタスの家」も「カリタス」と
略して言うこともあるし、僕はマヌケなことに
混同していたのである。
ところで受講はテレビニュースで仮設住宅に住むおばあさん
へのインタビューを見たことがきっかけだった
のだけれども、おばあさんははやく仮設住宅
から出たいですと言っていた。
自分はこの5年間、被災地に一度も行かず
のほほんと暮らしてきたのにおばあさんは
ずっと仮設住宅から出たい出たいと思って
いたのかもしれないと思うとなにかボランティア
で参加したくなった。
そんなときボランティア養成講座の案内を
見つけたので僕はカリタスの家とカリタスジャパンを
混同し受講したのであった(笑)

しかしながら6回のうち2回しか出席できなかった。
みごとに仕事がかさなかったからだ。
昨日は最終回だった。

で、2回受けたわけだけれどもなにぶん知識も
経験もない僕である。
昨日の講義のなかから神父様のお話しのメモを
忘れないようメモっておこう。

人はみな平等で幸せをおなじように求め受ける権利が
ある。その幸せを受けられないで困っている人と気持ちを
同じにするということがボランティアなのだと教えて
いただいた。
自分がその人にしてあげた、なにかよいことをしたと
いうのではなく、自分と同じ命をいただいている
その人と一緒に
いるなかで、たしかに人間は誰でも同じように幸せを
求め、受けてよいのだということがわかるようになり、
困っている人からむしろ教えられ癒されていくのだと
言う。どうもボランティアというと自分が差し出せる
ものを差し出し困っている人を助けてあげられたと
いう自分が上であるかのような錯覚に陥りがちである。
でもそうではなく、困っている人から
教えられ自分も成長し、困っている人たちから
癒しをえるのがボランティア。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「こころの居酒屋」
19時に所沢の<くるま>で大学時代の友人と
一杯やる予定。
ボランティア養成講座が終わったのは16時である。
19時までどこかで時間調整しないとならない。
自分はそもそも彼との予定が入る前には
養成講座が終わったら江古田で飲む予定でいた。
だからカリタスの家(江戸川橋駅が近い)の
前にあるバス亭からそのまま江古田まで向かった。

 

 

 

 

「あぶさん」はもつ焼きの店で炭火にあぶられ白い
煙があがっているいたって大衆的な居酒屋だ。
しかしここは新橋のガード下にあるようなもつ焼き屋と
は趣が異なり独創性が光っている。
マスターがかもす味っていうのもはずせない。
僕は洋楽は詳しくないのでよくわからないが、
アメリカのロックだろうか、いつもそういう音楽が
BGMで、マスターのファッションセンスもなかなかだ。
若いのにものすごく腕のたつ調理人である。
もつやきもうまいが創作料理が
すばらしい。
汁なし担々麺、パスタも4種類あり、フレンチを
彷彿させるようなメニュー、韓国料理もある。

 


といっても僕はやきとり、やきとん、ホッピー
でこの5年くらい通してきましたけれど。
やっぱオッサンはそのパターンに落ち着くのかしら。

 

 

 

 

(左から血管、かしら、鶏もも、とろ、つくね)

 

 

 

 


やきとりもやきとんも90円からあって、
写真のようにどれもたべごたえありのサイズだ。
また肉の鮮度や質もここは折り紙つきだ。
マスターが焼くとさらにうまい。やっぱり
焼き方で大きく味がかわるからネ。

 

 

 


ホッピーは普通の居酒屋感覚で注文してしまうと
飲めない人もいるかもしれないので注意しよう。
大きなグラスに焼酎が9分目まで入っている。
つまり焼酎ロックの状態で出てくる。
お酒に弱い人はグラスをお願いするといい。
これで380円なのだから驚きだ。

 

 

 

 


牛スジ煮込み(320円)をはじめていただいて
みた。こりゃまた、すごい盛り。
ここは牛モツも出しているので串に
刺すとき、成型ででた切れ端とかそんなのも
ふんだんに使ってサービスしてくれているのかも。

 

 

 

 


豚しゃぶサラダ(450円)は3~4年前に
食べて感動した。
たまに自宅でも豚しゃぶサラダを作るのだけれども
あぶさんで食べた感動があったからだ。
しかしここのゴマを使ったドレッシングは
門外不出の味である。
そんなことを思いつつ一人カウンターの隅っこで
悦にひたっていたらマスターが近くに来た。

 

 

 


「あいかわらず千葉ですか?」

 

 

 


市川・中山・船橋での食べ歩きに夢中になっている
僕・・・・ずいぶんとご無沙汰してしまっている。

 

 


「うん」

 

 

と僕はこたえた。

 

 


「でもまたちょいちょい来るよ」

 

 

 

 


江古田は母校があるし思い出の町だ。
あぶさんとのおつきあいも大切にしていかないとネ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お昼はなつかしのトマト煮をイメージして」
母校は江古田と書いたけれどまだ10代だった
僕たちは学食なるものを初めて知りはまっていた。
なかでもトマト煮定食は大人気。
トマト煮への熱き想いを綴った僕だけれども、
http://ameblo.jp/ratabi/entry-12201128019.html
今日は生のトマトも使ってトマトソースを仕立て、
あまりしつこくならないようにうずら玉子を2つ
だけ使い水でうすめた玉子液を使ってチキンカツを揚げた。


最近はうどんにはまっているので、あぐれっしゅ元気
村で買った高橋商店のひもかわを茹でバターでからめ
つけあわせに。
「牛肉の赤葡萄酒煮込みブルゴニュー風」はフランス
料理では代表的な料理だけれどもつけあわせは
シャンピニオンとヌイユときまっている。
ヌイユというのは日本では名古屋のきしめんのような
もので、ゆでてバターをからませつけあわせにする
のである。
お皿に残ったドミグラスソースをからめてきれいに
食べることもできるし、きしめんはこういった煮込み
料理にはよくあうのだ。
で、赤ワインも少し使ったソースと高橋商店のひもかわ。

(トマトソースをかけるのではなくソースで煮込むことで学食のなつかしい味になる。さらに上からもソースをかける)

 

 

 

 


でも、話しはかわるが、関東ではきしめんってほんと
浸透しないなあ。
なぜなのだろう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「後記」
ちょいと試験があって帰宅し遅い時間に昼につかった
赤ワインをのみつつ書いている。
ほんとここ2週間忙しかった。
昼ごはんもたべられずコンビニで肉まんを買って
歩きながら食べたりしていた。
疲れもストレスもたまってしまい・・・
ともかく法典の湯に行きたいのだけれども
明日もまた仕事となってしまった。
今日は母の誕生日であったが、僕は試験もあり
夜は不在であった。
プレゼントも買っていない。
母は昼間にカップ焼きそばを食べていた。
夜は僕が昼に作ったトマト煮のあまりを一人で
食べたよう。
なんだか寂しい誕生日だなあ。
今、母は熱を出して眠っている。
歳をとると風邪にかかりやすくなる。
明日はやっとのことで休みがとれ船橋市場から
スタートの予定だったけれども、誕生日に
なんのお祝いもせずその翌日に風邪で寝込んでいる
母を置いて船橋にいけるわけがない(笑)
でも、風邪程度で済んでいるのだから恵まれている。
もっともっと重い病気にかかっている人はたくさん
いるし、介護で休みなんてありえないっていう
同世代だってたくさんいるのだからネ。