「トマト煮定食」
30年以上前の話し。しかも江古田の武蔵大学学食の話しだから
ここに記しても意味がないかもっていう内容。・・・と、
とりあえずお断りしておきましょう。
僕たちが30年以上前に入学したときなにに驚いたか、感動
したかと言うと「学食」だった(笑)
今はセキュリティーがきびしくなっているしやっている人は
おられないかもしれないが、その昔は大学とまったく無関係の
ものであってもひょいと門をくぐって学食で食べるなんて
ことをしていたものだ。
学食をめぐっている「学食オタク」もいた時代。
僕も大学に入る前に神田神保町でどこかの学食で食べた
記憶がある。普通にやっていたことなのだ。
で、だいたいは学食というのは安いけれどまずいっていう
イメージであった。
ところが武蔵大学の学食は当時としては近代的な建物で
カフェテラスなんぞもあっておしゃれだった。
で、安いだけではなくうまかったのだ。
書店で手にした「全国学食ランキング」で当時なんと
第一位に輝いていたのが武蔵大学であった。
オラたち、金のない貧乏学生は昼休みとなると
どどっと学食へと群れをなして向かい、
「トマト煮定食」を食べたものである。


値段がいくらだったかは失念したが、メッチャ安かった。
ご飯がおかわり自由というのも腹を減らした僕たちには
涙がでるほどうれしかった。
4~5人でテーブルを囲み全員「トマト煮定食」を食べ
ご飯のおかわりへと向かうのであった。
ご飯係りのおばちゃんの前に並んで空の皿を差し出すと
愛想もへったくれもなくご飯をよそる。
それをだまってもらいまたテーブルへと戻る。
無料だからとあと一杯おかわりしようっていうものも
数名いた。
僕もその中の一人であった。
で、また空の皿を持っておばちゃんの前に並ぶのだが、
おばちゃんも僕たちの顔をチェックしているようであった。
「また、このガキどもはきやがって」
なんて嫌そうな顔をされご飯をよそってもらうのであった(笑)
僕たちはなんとなく困ったような顔をして皿をつきだして
おばちゃんが受け取るのを待つのであった。
A,B、C定食というのがあって記憶ではその中に「トマト煮定食」
も日替わりで出ていた。先に書けばよかったけれど、
チキンカツをトマトソースで煮たものだった。
そしてこれがどえりゃ~~うまくてご飯もすすむ味なのであった。



さて、トマト煮であるが、まさかとは思ったが検索にかけてみたら
すぐにヒットした。
これには驚いた。
武蔵大学で「懐かしのトマト煮定食を食す」会 が開催されたと
いうのだ(笑)
やっぱ、みな感じることは同じなのだなあ。
それほどまで美味しかったということなのであろう。
当時はもちろん大学にはノーチェックで入ることが出来たし、
学食にもOBやまったく無関係のものも来て食べていた。
今のようにSNSだのブログだのがあれば武蔵大学の「トマト煮定食」
は話題になったはずだ。
なにせデジカメがない時代だったから写真を撮るなんてことは
していなかったはず。携帯もなかったしネ(笑)
このブログには「近過去B級グルメ」というカテゴリーを設けた
ので・・・・「トマト煮定食」覚書を記しました。
下が大学同窓会のページです。

 

 

 

 


「懐かしのトマト煮定食を食す」会 
http://shirakiji.net/2-01-saitama-20090926.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「世界のなりたけ」
ちょいと前段階を記させてください。
僕は舞台芸術の仕事をしていますが、新劇の撮影がもっとも
多い。
文化庁の公費でパリへと留学する役者南保さんが編集室まで
来られ文化庁提出資料を編集した。
1年前だったかしら。
パリに行けるといいネと南保さんと話した。
南保さんは選考合格され現在パリ在中である。
また舞台監督の加藤さんが当月欧州ツアーであちこちめぐって
おり現在パリにいらっしゃる。
南保さんと加藤さんはお互い仕事では知り合っている関係である。
そこで僕が思ったのは、パリのなりたけで再開したらという
ことであった。
加藤さんはFBにラーメン娯楽部を開設しているほどラーメン好きで
ありオールドファンである。
もちろん僕もこのサークルには登録させていただいている。
まあ南保君はラーメンがどうたらとブログに綴っているのは見た
こともないしどうなのであろうか?
そこでまずは加藤さんにFBからパリに行列ができている日本のラーメン
屋がありますよとメッセージを送った。
すると場所を確認してきたからお知らせした。
加藤さんはものすごく忙しいようであったが、早速なりたけパリ店に
行ってくれたのである(笑)

 

 

 


加藤さん撮影のなりたけ写真を2枚転用させていただきます。
ところで、
ヨーロッパの市場に行くとマグロのトロが捨ててあるとある人が
書いていた。日本のように脂身は尊重されず捨てられているという
のだ。そこでそのことを書いていた方は市場にいきただで
マグロのトロをもらってきて日本人仲間で集まってマグロパーティーを
しているのだそうだ。
またそれとはベクトルが違いますが、魯山人が豚の背脂について
記していました。
最近、魯山人の著作をパラパラとめくってみたりしているのだが、
魯山人が暮らしていた頃の京都では豚の背脂は赤身よりも尊重され
高い値段で売られていたとあった。
魯山人は豚肉は肉よりも背脂が美味しいのだと書いている。
豚の角煮なんていうのはやわらかくなるまでことことと煮て
あの背脂の部分と赤身とが交互になっているから旨いと言えますネ。
脂の甘味やテリがあって角煮は美味しいのだと思う。

話しをパリにもどし、マグロのトロがダメなヨーロッパ人に
なぜ「なりたけ」みたいな日本人でもちょっと脂が多いと感じられる
ラーメンが人気なのだろうか?

魯山人のように背脂のうまさを知っているからなのだろうか。

 


まあなぜなりたけパリ店に行列がたえないのかはここで考えても
答えがでるものではないですネ(笑)

ただものめずらしさで並んでいるだけかもしれませんし(笑)