昨晩は疲れがたまっているので、豚肉とニンニクを
たべようと思った。

疲れて足をひきづるように歩いていたものの、なかなか、店が
きまらず湊町のほうまで遠征した。

チャイナ食堂の前を通ると安さにつられてここでビールを
飲んで落ち着こうかと思ったが、もう少し先へと。
志源商塾の前を通る。卓上にはニンニクチップもある店だ。
ラーメンもつまみもおいしい店。
まだラーメン以外にあまり食べたことがないし迷うのだが、
さらに進んだ。
蘇州の前に行くとやはり閉まったまま。閉店は間違い
ないのだろう。船橋郵便局をぐるっとまわって再び
街道に出る。「そまる」の前で夜の部のメニューを見て、
どうしようかと思っていたら、足が先にすすんで店に入っていた。

そまるは以前はまるそという名前で船橋に根を降ろし
14年間営業していた店である。
大家さんの事情もあったということで郵便局のすぐ
そばへと移転し、この初夏にオープン。
引き戸から暖簾をくぐれば、中は板場を囲むカウンター
席のみのこじんまりとした佇まい。
和紙であろうか、やわらかで心地よい照明。
割烹料理屋のようなおちつきがあって、やすらぐ。

豚肉とニンニクということで、そのものずばり
豚にくのにんにく焼き850円(税込910円)にする。

おもしろいなあと思ったのは、味噌汁ではなくすまし汁
であったこと。しかも昆布と鰹節でとった定番の出汁では
なくなにか確認はできなかったけど魚介系の出汁がくわわって
いた。
にんにく焼きはあっさりとした味付けながら、ご飯のおかずにもうれしい
たれで、つけあわせのサラダにふくませて食べても美味しい。
ニンニクはほどよくきかせていた。

特筆すべきはご飯がおいしかったことだなあ。
あまみがあり、ねばりがある。やわらかくもなく硬くもなく
炊きあがっているのは心憎い。

食べ終わる頃にご主人がアイスクリーム??シャーベットの
ようなものをサービスしてくれた。バナナと使っていた。
おいしかった。ご主人によりますと、7月からは
メニューを増やし(現在のものは仮メニュー)頑張って
いくとのこと。