今日は・・・といっても日付が変わってしまい19日(土)に
なったが、18日(金)は、群馬県前橋で、「金子みすず最期の
写真館」という舞台のビデオと舞台写真撮影の1日であった。
主催、スタッフ、制作のみなさんには、いろいろと無理をきいて
いただいたり、たいへんお世話になった。
仕事のことを書くべきかもしれないが、今日は、なんというか、
車で食べ歩きをしているような1日でもあり、
そちらのネタを書いてみたい気になっている・・・

深夜帰宅し、発泡酒を飲みつつ書いている。
仕事の後の一杯はうまい・・・

 

 

 

 

 

まず、関越に乗らねばならないので、大泉インターへと向かう。
新宿で同行するカメラマンを乗せたので、青梅街道から
関町(西武新宿線武蔵関駅あたり)を通過し、大泉へ。
ちょうどお昼どきなので、関町でランチ。
昨夜、たまたまオヤヂから電話があったので、
関町で昼食をとるかもしれず、
駐車場に車をとめてよいかときりだそうとしたら、
「オレは明日はいないから」と。
実は、実家は、武蔵関駅北口をすぐ降りたところにあり、
駐車場があいている場合があるのである・・

 

 

 

オヤヂがいないということで、100円パーキングにとめて、
駅ビルのテキサスというステーキ屋さんへ。
この駅ビルはおさななじみのHさんのビル。
30年以上前に、この駅ビルはでき、テキサスも開店したのである。
家族で、また親戚がきたときによく食べにいっていたのだが、
それから30年間、なんとはなしに行くことはなかった。
昨夜、オヤヂが、

「関町はなにもないからな・・テキサスあたりで
昼食というのはどうか」

と言うので、テキサスにしたのである。

 

 

別段、30年ぶりに入ってみたもののなつかしいという感覚は
なかったが、店は昔のままであった。
同行カメラマンが、なんだかなつかしい感じの店だと感想を
言っていたが、それもそのはず。
70年代のまま、大きな改装もされておらず
昔の面影をそのまま残しているからなのだ。

 

 

 

 


東京アテネウム

 

 

自分はリブステーキセット1700円を食べた。
あつあつの鉄板にじゅーっと湯気をたてて運ばれてきた。
バターが自然と溶けていく・・・
肉はオージービーフのようだが、やわらかくおいしかった。
ライス、味噌汁、小さなサラダとホットコーヒーがついてくる。
200グラムはちょうどよい分量。

 

 

江古田や神保町でも1000円で300グラムとか
そういったステーキを食べることがあるが、やっぱ、
安いステーキはやや硬い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、それから関越に入り、予定よりもはやめに
現場に到着。

 

 

 

 

もちろん、収録は集中しておこなったのだが、
終わってからの夕食が気にかかっていた。

 

 

 

 

 

実はでかける前に、前橋でおいしい坦々麺はないかと
検索をしたところ、
坦々麺専門サイト<So Tasty-担々麺>
http://www.tmcreate.com/so-tasty/
にて5星という最高の評価を得ている<たんさゐぼう>
という店があり、ぜひ行ってみたいと思った。
そして場所を調べてみると、なんと現場から5分もかから
ない距離である。
これは行くしかないときめていた。
ところが、営業時間は、夜9時まで。
我々の仕事が終わるのは予定では9時くらいであった。
そこで、あきらめるということも考慮し、収録が終わると
すばやく撤収作業に入った。

 

 

 

 

 


終わって時計を見ると8時50分である。
「とりあえず行ってみようか」
と車を走らせる。
だいたいの場所を地図で調べていたのだが、
ほんと勘だけであてずっぽに交差点をまがった。
で、もしも、みつからなければそのまま高速に乗り、
パーキングエリアで軽く食べようと考えた。

 

 

 

 

 

 

 

あてずっぽに走ると、まったくの住宅街というか、
真っ暗な道・・・・
ところが、一軒だけ灯りが見える・・・・
「あれかな・・・・あれっぽいかも」と
言うとカメラマン仲間が
「坦々麺専門って書いてある」と言うではないか。
時計は、もう9時になるところ。
我々が最後の客となった。

 

 

 

<So Tasty-担々麺>の戸台師匠は、
オーソドックスに坦々麺を食べて5星の評価をされたが、
師匠が桂(かつら)という別の坦々麺にも言及されていたので、
そちらを食べてみることにした。
なんでも修行元の坦々麺を忠実に再現したものらしく、
750円と坦々麺にしては安価である。
でてきたものは、普段、僕たちが見ているものとは
違い、橙色ではなく、うす黄色というか、
乳白色というか・・・そんなスープ。

 

 

 

 

 


東京アテネウム

そこに写真のようなひき肉とネギの具がのっている。
僕が写真を撮っていると仲間のカメラマンが、おいしいと
言っている・・・

 

 

 

 

 


ひさびさにおいしい坦々麺であり、感動。
スープには強い個性がある。
なんと表現してよいのか・・・・生クリームが加わったような
クリーミーなコクがあり、練り胡麻がスープと一体になっている。
辛さは弱く、コクのあるスープと細麺との相性がとてもよい。
ひき肉はかなりこまかく、スープに溶け込むようである。
白ねぎもふんだんに散らしているが、これがこわくなく、
やはりスープと一体化する・・・

 

 


僕は大盛り850円に小ライス100円をプラスしたが、
小ライスにテーブルにおいてあった辛味噌をのせた。
この辛味噌(ドウバンジャン)が熟成・発酵したような風味があり、
まとをえた表現ではないかもしれないが、めんたいこのような
感じを受けた。
次回、前橋に行ったときには、その他の坦々麺も食べて
みたい。
たぶん、どの麺もおいしいはずだ。