こんにちはニコニコ仙台・らすかるピアノ調律所の岡めぐみです



今日は、『ピアノの音律を保つコツ』を

お話したいと思います指差し



お客様さまから、よく

梅雨時期は調律していいの?」

「避けた方が良いですか?」

と聞かれます



私の答えはノーです




いつ調律した方がいいという決まった季節はありません看板持ち



ピアノは季節とともに常に変化していますにっこり



というのも…

梅雨に吸った湿気は暖房を使い始める秋頃に

ピアノから放出されます


そして…

次の夏にはまた湿気を吸い、

秋冬に乾燥…を繰り返しています晴れ


(ピアノの部品は大半は木材でできており、

湿気で膨張・収縮する響板が弦を押し上げたり下がったりすることで張力が変わり、音律が変化するのです。)



したがって、

たとえ梅雨の時期を避けたとしても

ピアノの音律は変化します‼️


とはいえ、

「家のピアノを良い状態で弾きたいえーん

ですよね?

ピアノの先生なら

「生徒達に正しい音を聞いて弾かせたい大泣き

ですよね??


どうしたら音律の変化を最小限に抑えられるか?



対策がありますうさぎのぬいぐるみ❣️



①梅雨の時期は除湿機を使用

冬は必要に応じて加湿(気化式がオススメ)年間通して湿度50パーセントを目指す


②定期的な調律をすること


これがピアノの音律を一定に保つ近道ですびっくりマーク


①の理由は、

単純に、湿度温度による響板の変化を少なくするため


(実際、ホールのピアノなどは温度湿度を年間通して一定に近づけるため管理されていますので音律は安定します)



②はの理由は、

全体で20tにもなるピアノの張力は

自然と下がってくるので



あまりに調律する間隔が長いと

響板や内部の構造が元に戻る力が働き音律が安定しないから

です。



毎年欠かさず調律してるピアノ

数年〜十数年に一度しか調律しないピアノ



この2つのパターンでは調律後の

音が狂っていく速度が全く違います



みなさんのピアノは対策されていますか?

いつでも始められるピアノの管理

ぜひ参考にしてみてください飛び出すハート



また、らすかるピアノ調律所では

長年調律していなかったピアノでも



調律歴18年の経験豊富な技術者が

対応いたしますので

安心してお任せください照れ



修理などもご予算に応じて

見させていただきますびっくりマーク



本日もお読みいただきありがとうございました飛び出すハート


【らすかるピアノ調律所】

宮城県仙台市の女性調律師によるピアノ調律所です♪宮城県内はもちろん隣県(福島、山形、岩手)もうかがいます


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