R'S TALK BAR (時事放言) -2ページ目

一人のリーダーを支持できない政党が社会から支持されるわけない



5月に変わって、まだ3ヶ月程度しかたっていないのに、
この記事のタイトルにはビックリだ。

マスコミの伝え方が悪いか、ふんだんに揚げ足をとっている可能性もあるが、
一度決めたリーダーについてはせめて2年程度は責任をもって指示していただきたい。
と、思う。

1年足らずで首相が3人交代って、
これが会社だったら、その会社は間違いなく危機的な状況にあることが推測できる。
相撲協会の理事並ですね。

鳩山前首相のKYぶりは目にあまるものがあった。

わざわざぶり返さなくてもよい問題をわざわざ表にし、
大騒動に発展させたあげくに、国内と外交の両方を悪化させた。

理由が「あのすばらしい環境を壊したくない」

とスーパー情緒的。
エコの時代にはふさわしい発送だが、
現実は直視しなければならない。

一方を助ければ、他方が犠牲になる。
そのバランスと舵取りをするのが政治の役目。

さて、このかつてのリーダーが、
自分を救ってくれた人を不支持にする理由はいずこ?

この空気の読めなさが、国際的にも致命的なことは
認識させなければならない。


本のトレンドがかわった気がする

今日の昼は会社の近くの三省堂で、立ち読みしてみたが、
本のタイトルに「政治」絡みのものが多い気がした。

つい2~3年前までは、
企業や、アメリカの経営手法についてのものが多かったが、
今の売れ筋は明らかに「政治」を題材にしたものが多いと思う。

本のネタの主役は、「企業」から「国(政治))」だ。


これは、リーマンショックの影響が大きいのだろう。
アメリカの相対的な地位低下が、アメリカ神話を崩壊させた。
結局、ひとり勝ちの強欲理論でしかなかった。

その一方で中国というピュアでタフな国があっという間に台頭した。
アメリカは、旬を過ぎたヒーローのごとく、力強さと説得力を急速に失った。

大前研一が面白い本を書いていた。
大前さんのほんは、コンサル経験をベースにした企業ネタ、企業人ネタが多い。
だけど今回の新書は、政治と経済をテーマにしていて民主党とやり玉にあげている。

このトレンドが、出版業界のマクロの流れを表している気がする。


ここ数年、わずか一年程度で国家のリーダーが変わる異常事態。
GDPの2倍に達しようとする国家の負債。
素人の域を出ない現行与党の政治。
中国やアジア各国の台頭と日本の没落。

これまで企業や企業人レベルで情報を得て考えていれば済んでいたが、
国レベルで手を打たなければどうにもならないことに、多くの人が気づいている。

本のトレンドの変化はその現れかもしれない。


政治、政府を定量的・定期的に評価するサイトってない?

日曜日の参議院選挙が、すでに遠い昔のように感じられるが・・・

マニフェストなるものが一般的になり、
政治家の考えやToDoは明確になった。

その一方で、政府や政治を客観的かつ定量的に
評価する仕組みはないだろうかと思う。
Webサイトか何かで。

イメージは、企業の株価サイトのような感じ。
さらには、バランスシートやP/Lなど。

予算に対して、これだけ投資して、
さらにはこのような効果があった、
もしくは見込まれるといったもの。

政治が上手く機能しないのは、実行側だけでなく、
評価側にしっかりした仕組みがないからではないかと思う。

評価が重要だ。

新聞社やテレビ局でこれらで、
一般公開可能なデータベースはないものか?

もしくは大学の政治学部あたりで
そのような研究はやっていないかな。

おそらくどこかに断片的に存在しているのだろう。
だが、メジャーなサイトにはなっていないのでは。

ビジネスになり、
かつ、世直しにならないかな。

びゅーん!iPadスゴイ!

iPadが日本国内で発売された。

すかさず”ビューン”???なるサービスを用意しているあたり
さすがソフトバンク。

初日にコケたのも計算済みかな。

ちなみに、私は次世代iPhone待ちで、iPadは購入していない。
ボーナスまだだし。


iPadがスゴイ、
というか米国の製品がスゴイと思うところは、
その製品自体の発想や品質というより、製品が発売されることによる
ビジネスモデルの変化を織り込んでいる点だと思う。

iPadは面白い。興味深い。画期的だ。
だが、これまでもタッチパネルで動作するPCやゲーム機はあったわけで、
目新しいわけではない。

鍵は、iPadが発売されることによって起こる
既存ビジネスの変化にある。

出版ビジネスが変わる
新聞ビジネスが変わる
コンテンツビジネスが変わる

主に変わるのは、
マスといわれる既存媒体の流通構造だと思う。

単に製品を作るのではなく、作ってビジネスモデルを変革してしまう。
ある人や企業にとっては興味かもしれないが、一方で頼もしい限りだ。




銃口を向けられたら・・・





映画やドラマのワンシーンで、銃口を向けられることはよくあるが、

冷静に考えれば、引き金を引かれれば、大事になるわけで。

それは、中国の挑発行為にも同然当てはまる。

>ヘリ異常接近では、日本政府が「極めて危険な行為だ」と抗議したのに対し、
>中国側は「海軍艦艇の訓練>は正常なもの。
>日本側の監視活動が行き過ぎで、抗議は受け入れられない」

屁理屈甚だしい。

逆に考えれば、
こちらも中国の軍隊に銃口を向けることを許されたと考えるべきだろう。

中国のコメントは、
堂々と主張するので正しく見えるが、
バランス感覚に多い欠ける(田舎ものの発言がほとんど)。

国際外交は、握手しながら、
机の下では蹴り合うとはよくいったもの。

日本はもっとしたたかにいってよいと思う。