佐藤優樹×小田さくら～センスの塊と努力の人がぶつかりあう時～まーさくが魅せる新しい世界

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1週間ほど前にモーニング娘。'18、そしてハロー！プロジェクトを代表する歌姫・小田さくらさん（モーニング娘。11期メンバー）のインタビューがRolling Stoneで公開されました。

Rolling Stone

Takuro Ueno ｜ 2018/02/02 13:02

「笑うだけではダメ」モー娘。小田さくらが考えるトップに立つために必要なこと

ちなみに彼女が「歌姫」と呼ばれる所以は、その歌唱力はもちろんのこと、彼女が受けたオーディションがモーニング娘。11期メンバー「スッピン歌姫」オーディションだったこと、そして何よりもオーディション時につんく♂さんが語ったこの言葉

声質、歌い方、ブレス、リズム感、立ち上がり、ピッチ、ビブラート、どれとっても加入当時のレベルで言うと松浦（亜弥）高橋（愛）　ハローの歴史振り返ってベスト3に入る

この言葉が全てを物語っていると思います。

しかしこれは才能ではなく努力の結果だと小田さん本人がインタビューで語っています。

小田さんはモーニング娘。11期メンバーオーディションを受ける前に、スマイレージ（現アンジュルム）新メンバーオーディションを受けて最終候補者になるも落選。これはつんく♂さんの「もっと成長してほしい」という思いと期待から来る結果でした。そこからハロプロエッグ（現ハロプロ研修生）に加入し、経験を積んで挑んだ11期オーディションで見事合格したわけです。

Rolling Stoneのインタビューはすでに読まれた方も多いと思いますが、小田さんの「モーニング娘。」としての姿勢や考え方が凝縮された素晴らしいインタビューとなっていますが、その中でも私的に注目したいのはやはり「まーちゃん」こと佐藤優樹さんについて語っている部分です。

インタビューの中で

─去年の武道館では、小田さんと並んで佐藤さん（佐藤優樹：10期）の存在感も凄かったです。この2人のパフォーマンスが、今後のモーニング娘。’18の“ライブ力”を牽引していくエンジンになると思ったんですが、小田さんは佐藤さんに対してどう思っていますか？

という質問に対し

小田　佐藤さんは先輩なんですけど、だからといって私が一歩引いてるという見られ方はしたくなくて、今はお互いに負けないぞと思いつつ尊敬しあっている感じです。でも、佐藤さんに負けたくないって思うこと自体が悔しいから、常に負けてないと思っていたい。逆に簡単に勝ったと思わせてほしくないし、向こうもそう思ってる気がします。別に仲良しじゃなくてもいいんです。仲悪いのはイヤですけど、悔しいけどカッコいいとか、悔しいけどやっぱり歌が上手いとか、それくらいの距離感がちょうどいい。もちろん、メンバーのことは全員すごく好きなんですけどね。

こう答えています。

リスペクトしつつもなれ合うつもりはない、しかしお互い高め合える存在だと思うし向こうもそう思ってるはず、こういうことでしょうか。

すごい関係性ですよね。特にこの部分

逆に簡単に勝ったと思わせてほしくないし、向こうもそう思ってる気がします。

この部分を踏まえて、2人の関係性を表現する適切な言葉として私が思い浮かべたのは

強敵（とも）

もっと気の利いた言葉があったかもしれませんが、真っ先に思い浮かんだのがこの言葉でした。

ここ数年は新曲でもコンサートにおいてもハモる場面が多いこの2人。