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67期弁護士のなにか

平穏な日々を過ごすことが私の目標です。その平穏を維持するのが難しい。そのために今を努力しています。
大阪で弁護士をしています。
気軽に声をかけてね♪

二回試験の前半については、前の記事を参照してください。
http://ameblo.jp/rassi-4649/entry-11965533316.html



そんなわけで、相当辛い3連休を過ごしました。
最終的には、
「恐喝未遂は実体的には成立する余地は十分あるから、致命的に間違ってることはない!」
「事実を拾えていれば任意性のところでがっつり書けてれば評価されるはず!」
と言い聞かせることに成功し、

週明けの3科目の受験は落ち着いて受けることができました。

3日目は刑事裁判。
刑事裁判は絶対に有罪にするぞと心に決めていたので、
迷わずに書きました。

刑事裁判起案で驚いたのが小問が多く、そしてどれもかなり難問であったこと。
どういう傾向の変化なのか。
事実認定問題でミスしても小問が出来ていれば救済の余地が大きくなるという趣旨なのか。
まあとにかく難しかった。

あと、「刑事裁判は無罪にすべきでない」というのは修習生間での主流の考えです。
およそ無罪になる事案は出題されないし、多数の修習生が有罪起案を書く以上、有罪起案を書いていれば、二回試験で不合格になることはまずありえないからです。

ただ、無罪だからといってアウトではないです。
現に無罪起案を書いた同期は無事二回試験を突破しています。
なので、来年受ける人で無罪書いてしまって落ち込んだ人がいても、安心してください。
ようは重要な事実を検討できているか?という点に尽きるのではないかなあと思います。



4日目は民事弁護。
これまた難しい。
昔は最終準備書面を書かせるのが課題でしたが、最近になって集合起案でも事案分析型の課題が出されるようになりました。
すなわち、法律相談を依頼者から受けたあとに、主張するべき法的構成を自ら検討するというものです。
最終準備書面は基本的に検討すべき法律構成は明快なので書きやすいですが、事案分析型起案は発想力や法律の知識が要求されるという点で、なかなかの曲者です。

二回試験ではそんな採点が面倒くさそうな事案分析なんて出ないだろう。最終準備書面だろうと高をくくっていたら、
配られる記録が2分冊になっている時点で絶望しました。
これ事案分析型やんと。

ちなみに僕は事案分析型起案で、E評価を頂いていたので、すごく不安でした。
しかも良く分からない事案だし、量も多いし大変でした。

問題の構成としては確か
1 債務不存在確認の訴えに対する抗弁の検討(実質は請求原因の事案分析)
2 そのうちの適切な抗弁の選択
3 立証の見通し
4 執行手続の小問
5 契約書チェック

ほかにもいろいろ小問あった気がするけどもう忘れてしまった笑
周りの人に感想を聞くと、小問を全くかけずに時間切れになった人も結構いるみたいです。
その人がどうなったのかは知りませんが、結構いる時点で即死ではないのだろうと思います。

最後は民事裁判
まさにラスボスって感じで、問題量も集合より増えている気がしました。

1 訴訟物
2 主張整理(主張自体失当の検討含む)
3 書面上の主張の撤回の理由
4 過失を基礎づける事実の列挙
5 請求原因事実の事実認定

という構成だった気がします。
主張整理もなんか理論的な話がややこしいし、書面見てもこれは何の主張なんだと疑問を抱くものがわりとあったので苦戦しました。
とにかく時間がなかったのでひたすら書き続けた記憶しかありません。

今回は訴訟物は間違えようがなかったので大丈夫ですが、
仮に訴訟物を間違ってもすぐに不合格にはならないみたいです(66期の人いわく)。



そんなこんなで二回試験は終わりました。
感想としては、とにかく精神的にストレスが凄すぎる。
ほとんど合格する試験ではあるのですが、だからこその重圧というものは確実にあります。

①ほとんど落ちる中で自分だけ落ちたら合わす顔がない
②内定先の先生に多大なる迷惑がかかる
③内定取り消し
④1年間の過ごし方
⑤1科目でもミスってしまうと、司法試験とは異なりほかの科目でカバーできない。
⑥各科目に即死要素がある
⑦綴れてなかったらアウト
⑧とにかく二回試験は内容は難しいので、見落としをしてしまう可能性

普通に受ければ受かる試験と人は言いますが、
普通になんか受けれないのが二回試験だなあと思いました笑

それは自分自身の弱さという面もあるのでしょう。
もっと図太く自信を持っていれば、よりリラックスして臨めていたのかもしれません。

きっと68期の人も直前期には不安になるでしょう。
直前期に不安になってブログを見に来る人が中にはいるかもしれないので、未来の68期修習生に向けて言いたい。

試験中2ちゃんはみるな!
問題文はよく読んで草稿用紙に色つきペンでメモっておけ!
多数派の見解を考えよ!
時間管理に注意!


頑張ってください~
こんばんは。
かなりお酒がまわっています。
このまま寝たら確実に二日酔いになるので、時間潰しといっては言い方が悪いですが、ご報告をしたいと思います。

二回試験についてですが、無事合格しておりました。
本当に安心しています。
試験が終わってから半月ほど、楽しかったですが肩はとても重かったです。
その肩の荷がようやく下りたという感想です。
本当によかった。
ここまで怖かったのは、試験で大きなミス?と感じることをしてしまったからです。


検察起案は、いわゆるひったくりの事案でした。
起訴罪名が傷害・窃盗か、強盗致傷か?というところで大きく見解が分かれたようです。
私は反抗抑圧に至らないと判断したので、後者の罪名はとりませんでした。

しかし、私は、傷害・窃盗に加えて、「前者の罪名だと、被疑者の脅迫行為が評価できない」と思い、脅迫行為を実行行為とした恐喝未遂罪(実際に被疑者は畏怖せず、畏怖に基づく交付行為がなかったため)を成立させてしまいました。しかも罪数処理を併合罪としてしまいました。
いわゆる「神が舞い下りた」という状態です。
ところが、僕にはそんな自覚は全くありませんし、むしろ「俺鋭いんじゃね?」と思ったくらいでした。

よくよく考えれば、恐喝未遂罪が成立するとしても、窃盗罪との関係で併合罪というのはどうも変だなあと思うわけです。社会通念上一体の行為として、観念的競合で処理するか、そもそも窃盗ですべて評価されているとして起訴しないほうが筋がいいような気がします。

そういうことを試験後気づいてしまったこと+優秀な修習生の友人から「窃盗傷害か強盗致傷のどちらかである」と示唆されたことで、
私は「やってしまった!!なんで素直に送致罪名で起訴しておかなかったんだ・・・」というとてつもない後悔に襲われました。

「起訴罪名を間違ったら即死」という検察起案の掟を前にして、絶望を感じた瞬間です。

これが初日の出来事でした。


僕はこのショックを翌日まで引きずりました。
2日目は刑事弁護起案。
1日目の出来事は忘れようと思いつつ、冷静に臨んだつもりが、またもや大きなミスを犯してしまいました。
問題文に「証拠能力の記載は不要」と書かれているのに、がっつり任意性を書いてしまったことです。
一番の問題は、任意性にかかわる事情が、信用性で検討するべき重要事項と大きくかぶっており、むしろそこがメインといっていいということです。
仮に任意性で記載したできごとが、証拠能力に関する記載として採点外とされてしまうと、大きな大減点です。

証拠能力についての記載は不要という問題文の指摘は当然チェックしました。
マーカーも引いています。
でも、答案構成の段階ではすっかりそのことを忘れていました。
僕の失態以外の何者でもありませんが、大きなミスです。


この事実は、試験終了後答案を回収される時間帯に気付きました。
もう絶望です。
「やってしまった!」感は否めませんでした。


その後の3連休は精神的に非常に辛かった。
もう落ちたという感情と、いやいや、きっと大丈夫という両方向の感情が常に揺れ動いていました。

結果的に両方合格していました。
以上から言えることは、

検察に関すると、罪名はおよそ成立しない場合を除いたなら、筋悪でもまあ許してくれる。
刑事弁護は、一応信用性の検討において任意性で検討した事実を引用したことが功を奏したのか、とりあえず書いてたら評価してくれる。

ということですかね。


ああ眠い。
あとは明日記載します。
ありがとうございました。
二回試験お疲れさまでした。
いや、ほんと疲れましたよ。

68期の人の参考になるかはわかりませんが、二回試験はこんな感じです。
二回試験の感想は発表後にでも書こうかなーと思いますw

1 内容
試験は、11月20日から休日をはさんで合計5日間
5科目(今年は検察→刑事弁護→休日→刑事裁判→民事弁護→民事裁判の流れ)
これを、10時20分~17時50分(昼食時間含む)で行います。

2 持ち込んでいいもの
司法試験とは異なって、耳栓は許容されています。
飴やチョコレートなどは机の上に出して食べていても大丈夫です。

私はスリッパだけ持って行きました。

携帯電話やタブレット型機器等は、ビニール袋にいれて前のボックスにみんな入れていきます。
万が一、試験中に所持しているのが判明すれば、即不合格だそうです。

3 試験配布物
(1)配布物
 答案用紙は集合のときに用いるものとは若干違いますが、紙質はあんまり変わらないような気がします。そして、下書き用紙3枚と、2色の付箋が配布されます。
 これらのものが足りなければ、前に設置してある長い机から適宜補充します)。

 ちなみに付箋は「1.4センチ×7.5センチ」の形状です。

(2)回収
 すべて回収されます。起案要領はもちろんのこと、書き損じた答案用紙、使用の有無にかかわらずすべての下書き用紙、配布された付箋すべてです。
 そこらへんは厳格です。下書き用紙くらい別にかまわんだろうと思うのですが、無理です。

4 不合格率?
 66期の二回試験の話を教官等から聞いていると、
 弁護科目は数名、検察と裁判科目が十数名程度不合格になるそうです。
 まあ今年はどうなるかは全く予想できませんが。

5 綴り忘れ
 一番話題にもなる綴り忘れ。できてなかったら1発アウトというのは本当なのでしょう。
 今年は1名いたというような話もありますが、真偽は確かではありません。
 少なくとも、数年前までは綴り未了がいたら、試験終了後受験者全員が教室にとどめ置かれていたそうです。ただ、今でも、そのような措置が取られるものなのかは、わかりません。
2科目終わりましたが、

検察と刑弁、両方だいぶイタいミスをしてしまいました。

特に検察はやらかしました。
検察とかなんでひらめいてしまったのか・・・
ひらめいたことに最後まで気づいてないことが残念すぎる。

刑弁は、
とりあえず問題文を良く読むべきだった・・・笑


まあ終わったことなのでこれ以上悔やんでも仕方ないですが、

いずれにしろ合格発表までは不合格の不安でいっぱいです。
とりあえずあと三科目!

問題文を読み間違えない!
100人いて70人くらいが書くことをかく!

ことを心がけて頑張ります。