G&P(Bomber)のM16をレビューします。
ちなみに電動ガンではなくガスブロです。
G&Pって電動ガンのイメージですが、実はガスもあったんですね。

それではディテールを見ていきましょう。

まずはストックから。
WEのM16とかはA2のストックを流用しているためストックの全長が長いですが、G&Pはきちんと当時の形を再現しています。

ゴム引きバットプレートは良いですね。
ただ、スイベルが固定になっています。ナム戦当時のM16を再現するには可動スイベルにしたいところですね。
おそらくJAC のストックの形をそのまま真似したのだと思います。(中華製あるある)
ゴム引きバットプレートと固定スイベルの組み合わせって、そもそも実銃に存在しないんじゃないですかね。
ちなみにDNAの可動スイベルのストックが発売されていますが、無加工では装着できません。
(バッファチューブへの挿入は容易ですがガタが生じます)

レシーバーまわり。
ボルトフォアードアシストノブはオミットされています。(空軍仕様?)
なのでこの銃はA1ではなくM16ということがわかります。

XM16E1を想起させるパーシャルフェンス。
しかし、ダストカバーはなぜかM4の形状。これはマジでいただけない。

こちらはVFCのダストカバー。
これがリアルな形状です。
ちなみにこれはDNAブランドから単体でパーツが販売されていますが、G&Pに無加工で装着可能です。

左側レシーバー。
セーフティレバーやボルトリリースボタン、ピボットピンなど、スチールパーツが多用されています。

刻印は戦中モデルで良いですね。(アーマライト社とのパテント契約中の刻印がこれ)
しかし、刻印の文字が太い。これはリアルではないですね。
ちなみにこのMODEL 02のフレームは、同社CAR 15 やXM177E1とまるっきり同じです。再現度として正しいのかは不明ですが、CAR 15はM607、XM177E1はM609になります。
それにしても刻印の文字が太い。

一方、こちらはVFCのフレーム
きれいな刻印ですね。

レシーバーコーナーに当然リブはありません。

フロントサイトにはリブがあります。
しかしスチールであり、強度は申し分ないかと思います。

VFCもリブがあります。VFCのフロントサイトはアルミダイキャストであるため、DNAのパーツと交換することによりアップグレードすることも出来ます。

ハンドガードはDNAに交換しています。
(G&Pのハンドガードは真っ黒でテカテカしていたので)
無加工で装着可能です。

アウターバレルもスチールになります。
ヘアライン仕様になっておりディテールは高いと思いますが、刻印は特にありません。
ちなみにVFやDNAは、「12」や「C MP C」といった刻印があります。
バヨネットラグはVFCと比較して若干大きいと思います。Windlassのバヨネットは、G&Pの方には装着が出来なかったためです。

ハイダーは三叉サプレッサーとなっております。これもスチールです。VN仕様と言えば三叉サプ、この安直な考え方はWEと同じですね。
続く