今回は③のプロフェッショナルと非プロフェッショナル医師との報酬の差がほぼないどころか、むしろ非プロフェッショナル医師のほうが給料が高い
ということについて書いていきたいと思います。
大学病院や総合病院で寝る時間を惜しんで診療や勉強などを行ってきたにも関わらず、そういった病院では給料は激安の状況です。
初期研修だと、
大学病院なら税込み25-30万円程度です。
額面を聞くと会社員初任給の一般的なのでは?と思う人が多いと思いますが、ほんとにこれ以外の手当がないのです。
しかも医学部は6年制なので、ストレートでも社会人3年目のあたりです。
ボーナスはもちろんありませんし、住居補助やその他手当もありません。
後期研修は卒後3年目~10年目くらいまでなのですが、
大学からの給料は20万円程度+アルバイトのみです。
ボーナスも住居補助やその他手当もありません。
大学の「正規の」助教(30代~40代)になるとやっと年俸制度で500-700万程度、住居手当や住宅補助もなく、常勤の扱いですが退職金制度もありません。
という感じでほんとにやりがい搾取なのです。
すぐに大学から出て、何の専門性もないような(肩書だけは内科学会専門医とかありますが、専門の医師からしたらほとんど素人です。)人のほうが2‐3倍程度の給料をもらえる保険医療制度、ほんとにひどい制度ですよね。
今まで、「勉強させてもらってる」とか「自己研鑽」という「やりがい搾取」がまかりとおって来たのがだんだん正体がバレて若手医師が多く辞め始めると、美容医療とかを馬鹿にするじいさんばあさん世代の医師とマスコミという日本社会の構造。
さらに辟易とする中堅~若手世代の医師も増加している現状でしょう。
一般の人は「患者受け入れ困難」「無医村の増加」などを「医療崩壊」と言っていますが、実は医療崩壊はもうだいぶ始まっています。「ほんとに優秀な人が医師にならない」ということ自体が崩壊してますよね。
最近の医学生は学力レベルや創造力レベルはだいぶ下だと思います。こんな論理構造もわからないのかと思うレベル。優秀な人はみんな外資系企業に吸い取れて行くんでしょう。
これが今までやってきた政治の結果だと思うと、まあうなずけますね。
では。