
土曜日にしか食べれない特別な物があります。
それは、うちの近くのパブ
『The Grapes』のブランチ。

このパブは、老舗っていうか、
チャールズ・ディケンズゆかりのパブでもあり、
彼の小説『Our Mutual Friend』にも
出てくるそうです。
で、ちっこいくせに、食べ物が、
メサメサうまい!
2階で、夜は、小さなシーフードレストランも
やってるんだけど、これが、新鮮な魚を
お好みの調理法で調理してくれてうまいんだな。
(お勧めは、付け合わせの『スペシャル・マッシュ』)
2階のレストランの方は、ちょっとお値段もはるし、
予約がいるし・・・なのですが、
幸い、1階のパブの方でも、『パブ飯(めし)』として、
そのおいしい料理の恩恵をあずかれます。
だもんで、昔ながらの常連さんから、
遠くからわざわざ噂を聞きつけてきた人、
カナーリー・ウォーフのビジネスマンが会社帰りに・・・
と、けっこういつも満員。
日曜日のサンデーローストのランチでは、
開店前からお待ちの列ができてる事もあります。
幸い、うちは徒歩5分。
今日は、開店と同時に行ったった。

中はこんな感じ。

細長くて、とってもこじんまり。
奥の光ってるところが、
ベランダ/デッキになってて、
その下は、テムズ川の水の上。

いちおう、落ちてもいい様に浮き輪なんかも?
写真に写ってる荷物は、ほかのお客さんのです。
天気がよかったので、バルコニーが混んでて・・・
てか、5~6人いたら、満員っぽいかんじになります。
このパブは、お子様(連れ)は厳禁。
女将に追い出されます。
お犬様は、大歓迎。

お犬様には、こんなお水のサービスまで!
本題のブランチ。
お勧めは、こちらの

『Full Monty』という
English Breakfast。
伝統的なイングリッシュ・ブレックファスト
に乗ってるものが全部食べれます。
でも、今日のには、1つ足りない物が・・・
なんだか、わかりますか?
それは・・・
焼きトマト!
唯一の野菜が・・・
焼いてるからビタミンCは死んでるとして、
リコピンが・・・。
その代わり、今日は、パセリがちょこんと
乗ってました。
ビタミンCは、これでOK。
トマトがなかったのか、忘れはったみたいです。
左下の黒い丸いのなんだか知ってますか?
Black Pudding
ブラック・プディング
というソーセージみたいな物で、
『プディング』というからかわいいのかと
思ったら、ブラックって付くだけあって
材料がブラックです。
その気になる材料は・・・
血!
そうです。血のソーセージです。

でも、スパイスてんこもりだから、
スパイスのきいたコーンビーフみたいで
おいしいっすよ。

その他の物は、わかりますかね?
いちおうリストしておくと、
・ソーセージ
・ベーコン
・タマゴ(目玉焼き)
・マッシュルーム
・ベークド・ビーンズ
・チップス
・パン
とりあえず、ここのパブの
イングリッシュ・ブレックファストは
絶品です。

で、平日の夕飯時のパブ飯、
または、土曜日のブランチで食べれる
フィッシュ&チップスもお勧めです。
The Grapes
76 Narrow Street
London
E14 8BP
020 7987 4396
www.grapeslondon.co.uk
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